Stationary: 2010年4月アーカイブ
どこにでも収納ポケットを取り付けることができるユニークな付箋。
付箋として使うことはあまりない。ポケットとして使うのが本質だ。
チケットや領収書などの小さな紙片を、ノートに入れておきたいときに、このポケット付箋が活躍する。半透明で挟んだ紙の上の文字が見えるというのもポイント。
私が使っていて便利だなと思ったのは、もらった名刺をポケットに入れてノートの左ページに貼って、右ページにその人と話した内容をメモするという使い方ができること。
それから、小さな現場メモを、とりあえずポケット付箋でノートに挟んでおき、後でそのメモを頼りにそのページに原稿を書くのにもいい。
いわば紙片はタグみたいなものなのだ。これまでまとまりが悪かった紙片を、このポケットで一緒に置いておくと、ノートを見直しての知的生産が促進される。
他にもデジカメで撮影済みのSDメモリカードを入れておく、とか、より小さな付箋を入れておくとか、収納するものはいろいろ考えられるから、使い方はまだまだ広がりそうだ。
・ペリカン ペリカーノJr - Pelikan Pelikano Junior
本来は子供向けの万年筆なのだが、大人が発想をメモするための普段使いにおすすめ。
私は万年筆を日常的に使っていない。ボールペンばかりである。思いついたことをさっとメモするのにはやっぱりボールペンの方が便利だ。ボールペンなら強く降ってもインクが飛び出たりしないし、ペン先の向きを考えなくていい。
一方で、万年筆だと自然と目はペン先を見ながら、姿勢を正して、丁寧に書くことになる。殴り書きというわけにはいかない。だから、自然とゆっくり考えることにつながる。ボールペンで書きながら考えるのと、万年筆で考えるのでは感覚がまるで違うのだ。だから発想が停滞したら、ふたつのモードを筆記具交代で使い分けるといいことに気がついた。
おもちゃみたいなデザインだが、ペリカン製であり書き心地はとてもいい感じ。高級筆記具の重たさ、堅苦しさ、エラそーさとは無縁。安いから安心。気軽に普段使いできる万年筆である。
・プロテック iWALK モバイルバッテリー for iPhone&iPod PIB-800WH ホワイト
我が家は夫も妻もiPhoneを使っている。
で、私はモバイルバッテリーとして
・iPhoneたっぷり2回充電 液晶で残量表示するリンケージ Infinity リチウムポリマー内臓 AC充電器
http://www.ringolab.com/note/daiya/2010/02/iphone2-infinity-ac.html
を愛用しているのだが、妻がこのプロテック iWALKを使っている。
この小さなタイプはケーブル不要で、iPhone端子に直結できるのが便利だ。私の大型充電器が2回フル充電できるのに対して、こちらは飽くまで緊急充電用であり、iPhoneを60%程度まで充電できる。充電状態はランプで確認することができる。
外出時に、充電ケーブルの携帯が不要で、ポケットに入れたまま充電できるのがいい。ストラップがついているため、ストラップ対応のiPhoneジャケットならにぶら下げることもできる。
スマートフォンはもはや単なる電話ではなくて、パソコンでありデータベースでありライフラインである。スマートフォン依存症の人間にとって、その電池が切れるというのは重大問題なわけであり、モバイルバッテリーもどんどん進化してもらいたいものだ。
・STEADTLER シルバーシリーズ 2mm芯シャープペンシル 925 25-20
シャープペンというと普通は0.5mmくらいのまさに"シャープ"な芯を使う。あとで読み返すノートをきちんと取りたいときは、細くて尖った芯がいい。でも、スケッチブックに落書きをしながらアイデアを考えたいときには、太い芯をすららと滑らせた方が気持ちがいい。
STEADTLERの925 25-20は、ボディは製図用の「925 25」シリーズでありながら、平均的なボールペンの4倍の太さの2mm芯を使うシャープペンシルだ。これだとほぼ鉛筆と同じ太さである。
それからネット系業界人としては、この、
2.0という数字がたまらない。銀色の未来を描いている気がする。
2mm芯は使っているうちにシャープでなくなるため、芯削り器で細くしながら使うという方法もあるようだが、ラフケッチや発想メモなら、太さを楽しんでそのまま使うのがいいと思う。
・マルス カーボン 2mmシャープ用芯 2B 200 E4-2B
赤い替芯もあり、赤シャープペンシルにもなる。