Software: 2012年9月アーカイブ
2008年ころより使っているので、何千件もメモを保存しているEvernoteだが、使うのは直近のメモばかりで、まったくといっていいほど古いメモは参照することがなかった。その古いメモをブレインストーミングに活用できるのがEverShaker。
Evernoteからデータをランダムに取り出して表示する。抽出元となるノートブックやタグは指定することができる。
次々にでてくる過去のメモを見ると、数年前の自分と対話している気持ちになる。ボツにしたり、保留したアイデアが次々に生き返ってくる。しかも、こうしてでてくるアイデアは、盗んだものではなく、自分が生み出したものなのだから、安心して使えてお得。
半分無意識的にWebで気になった情報をクリップしている人に特におすすめ。
こういう実写を絵に変換するアプリはいっぱいあるが、これは本当によくできている。
アプリを起動して効果フレームを選び写真を撮影するだけで、実写が漫画みたいな絵になる。この成功率が驚くほど高いのだ。
現バージョンではあらかじめ保存した写真を加工する機能はない。敢えてフレームに合わせて写真を撮るしかない仕様になっている。実はこれが成功率の高さと関係している気がする。
効果フレームを先に選ばせることで、それに合うような構図や絵柄をユーザーが自然と選ぶようになるのだ。
フレームの種類も豊富に用意されているが、有料フレームがあったら買ってしまうかも。
ハイパーメディアクリエイターという肩書にするフレームが個人的には一番好き。
私はブログネタに面白いアプリを日常的に探している。
人から紹介してもらうこともあるが、普段のオモシロアプリの発見手順はだいたい、こんなかんじだ。
1 身の回りの不便をリストアップする
2 その不便に対応するアプリをキーワード検索する
3 そのアプリが類似品と比較して優れているか評判があるかを確認する
この発見手順だと最初の不便ネタがないと進まない。アプリ探しに素晴らしいツールをこの度発見した。
Pickieはランダムに人気キーワードを提示してくれる。たとえばさきほど起動したら出たのが、孟子、ドラえもん、ダンジョン、惑星、解剖学。思いもよらないアプリとの出会いがある。
そしてもうひとつこのアプリの素晴らしいところは、アプリのスクリーンショットをスワイプで次々に見ていくことができること。このインタフェースのよさは明らかに本家AppStoreアプリを超えている。説明を読むよりスクリーンショットの方が機能や良さがわかることが多い(いいアプリは見れば一目瞭然)。
またフェイスブックアカウントを登録することで友達が使っているアプリや、好みが同じ人の使っているアプリをリコメンドしてくれる。
縦書き表示、文字数カウント、Dropbox連携ができるiPhoneテキストエディタ iText Pad
フリック入力に慣れてきたので、原稿を書く仕事をiPhoneでこなすということが増えてきた。標準メモアプリでもテキストは打てるのだが、できないこととして、
・文字数をカウントする
・縦書き表示する
・Dropboxへ保存する
がある。これらは原稿書きの仕事では必要である。
このiText Padは文字のみの原稿執筆に最適化されたアプリである。入力は横書きでしかできないが、表示は縦書きも可能。
レイアウトが多数用意されており、任意の文字数の原稿用紙表示にして出来具合を確認することができるのが何より素晴らしい。
文字数カウントも単純に字数を表示するのではなくて、総文字数、全角文字数、段落数、行数などきわめて実用的な項目を出す。URLを入れることでWebからテキストを流し込むこともできる。
書いた原稿は、アプリ内のメモリに保存する、メールする、Dropboxとの連携、Evernoteとの連携ができる。PCで書いた原稿の続きを電車内でiPhoneで書いて、帰宅したらまたPCで書くという作業の連続もできる。
・リアルタイム音声エフェクトをかけるiPhoneアプリ Effectalk
イベントやカラオケで使うと遊べそうなアプリ。
音声フィルターをリアルタイムにかける。
ヘリウム
ロボット
ラウド
スクラッチ
モンスター
ゴースト
ハーモニー
プライバシー(ピーという隠蔽音が入る)
以上8種類のボイスエフェクトが用意されている。エフェクトがかかる状況はビジュアライザーで視覚的に表示もされている。イベントでマイクとして使う際にこのビジュアライザーは楽し見せられそう。ボリューム調整もアプリで可能。
リアルタイム処理の遅延がほとんどゼロのため、実用性が高い。
ただiPhoneの内蔵スピーカーはそれほど大音量で出力できないから、実声も結構聞こえてしまうという欠点はある。スピーカーを別に用意して出力するというのが正解のようだ。
アプリのバックグラウンドで動かすことができる。
必要ない部分を消す修正というのはこれまでもあったが、必要な部分を足す「逆トリミング」修正というのは珍しい。しかもかなり完成度が高くて、出来上がりが手品みたいで驚き。iPhoneアプリ。
Anticropは素材として利用したい写真があるのに、ちょっとサイズが足りないとか、右側はちゃんと映っているのに左側が切れてしまっている、なんていう写真の不足部分を補完する。
使い方は簡単で写真の枠をドラッグして拡大するだけ。必要部分を補完させることで写真を自由に回転させる(しかしトリミングはしない)ということも可能だ。
写真に写っている部分から、写っていない部分を予測して、フレームを広げた分だけコンピューターがでっちあげる。海、砂浜、道路や芝生はかなりうまく不足部分を補完する。不規則に置かれた物や文字、人物は苦手としているが、画面の端にありがちな退屈な風景ならば多くの場合自然に見える。
・食べ物写真をおいしく加工する 色だけでなく焦点や湯気までつける ごちカメ!
食べ物写真をおいしそうに加工するiPhoneアプリ。同じ目的のアプリはたくさんあるのだが、このアプリの特長としては、画像の明るさ、鮮やかさ、色合い、コントラストを変える機能だけでなく、一眼レフのようなピント合わせ(疑似)、湯気の付加がある。
蛍光灯や太陽光の下で撮った食べ物は、少し黄色や赤色を加えるとおいしそうに見えるものだ。フランス料理みたいに皿の中央にメインがくるものは、中心部分にピントを合わせて周辺をぼかすと映える。期待していなかったが湯気もなかなかホンモノっぽく出せるのでびっくりした。
上の写真は大阪堺市にあるおすすめの店。工場のような奇妙な建物のちく満。せいろで蒸した柔らかい蕎麦を生卵入りのそばつゆで食べる独特の食感がやみつきに。八年ぶりくらいにきましたが味も雰囲気も変わっていなくてよかった。
ちく満
http://tabelog.com/osaka/A2705/A270501/27003013/
このカニ料理の写真は藤沢のおすすめの店ペスカードス。南大西洋の深海でとれる珍しいディープシーレッドクラブの専門店。もともとうまそうな店であるが、カニも少し赤くしてみたら、さらにうまそう。
なぜか新しいマリオはキンキラキンで、カネ、カネ、カネがテーマ。ゴールドを100万枚集めて金色のマリオ像を目指すのが、クッパをやっつける通常ゴールを超えた最終ゴール。100万枚という気の遠くなりそうな目標だが、ゴールドフラワーをとるとレンガブロックをコインに変えたり、ゴールドブロックを被ると動いた軌跡にコインが出たり、今回はあらゆるところでコインが出現するので、ずーっとやっていれば到達可能。
スーパーマリオブラザーズとしてはこれといった新しい特色はない。土管もブロックも壊せる巨大マリオだとか、小さなマメマリオとか、変身パターンがあるがどれも過去にもあったおなじみのものばかり。
ゲームバランスはよくできているので十分に面白いが、新鮮味がない。3DSでとりあえず出しましたという作品になっている。その割になにしろこれは3Dランドと違って元が二次元グラフィックなので、3Dにした意味がよくわからない。NEWスーパーマリオWiiを持ち出してDSで遊べるようにしたということか。
任天堂ブランドの看板キャラのゲームなのだから、もっと驚きを期待していたのになあ。ソフトが2本あれば、2人で協力してコースを遊べるのは新しいか。
・オフィシャルサイト
http://www.nintendo.co.jp/3ds/abej/index.html
世界中のプレイヤーが合計1000億枚以上のコインをあつめたらしい。。。
オフィシャルを超えた便利さ。
Dropboxの公式アプリよりも多機能で一度使ったら戻れない。
まずファイル管理機能として上下にフォルダを表示させてドラッグアンドドロップができる。複数選択も可能。BoxCraneのローカルフォルダ(AppLocal)が用意されており、この一時フォルダを使うことで手早くファイル管理を行うことができる。たとえばファイルをまとめてZIPしてメールで送るということも、ピピピピで数十秒で完了。
名前、日付、サイズ、拡張子でソートできるので大量のファイルをルートに展開しているユーザーにも朗報。ファイル管理画面とプレビュー画面が並ぶので、内容を確認しながらの管理ができる。パソコンみたいだ。
私の仕事はプレゼンやレクチャーをした後に、オーディエンスから今の資料いただけませんか?と頼まれることが多い。会社に戻ってからお礼メールを兼ねてファイルを送信してきたが、名刺をもらっていないと忘れてしまったりする。その場で、スマホからファイルを送信できればすごく楽だ。Dropbox万歳。
他のiPhoneアプリと連携する機能が充実しており、そのままファイルをFTP Client Proでサーバへアップしたり、netprintでコンビニ印刷したり、Evernoteにメモとして残したり、自在にファイルを活用できる。
これはかなり楽しいスマホ音楽プレイヤー。iPhoneとAndoroid版。
Habu Music
http://www.habumusic.jp/
音楽を曲調で自動分類して、ムードマップ上に表示する。
前向き←→暗いのタテ軸と、穏やか←→エネルギッシュというヨコ軸の平面上に、アップビート、のんびり、パッション、シリアス、もやもや、などのムードのクラスターが配置されている。ユーザー手持ちの楽曲が分析されて、このマップ上に配置される。聞きたい気分の楽曲を選んで聴くことができる。グレースノートの楽曲データベースを使って25のグループ、100のムードに細かく仕分けされる。
手持ちの楽曲の分類だけではなく、ムード毎におすすめの楽曲が表示され、持っていない楽曲の発見もすることができる。生成された自分のムードマップをフェイスブック上でシェアする機能もあって面白い。
本、ゲーム、CD、おもちゃ、DVD・Blu-ray、家電、ソフトウェアの新商品情報をアラートするスマホアプリ。これは常用している。
作家の名前やキーワードとジャンルを登録しておくだけで、マッチする商品が発売されると教えてくれる。自分がどういう作家に新作を期待しているかリストをつくる機会にもなる。商品情報はAmazon。もちろん購入することもできる。
キーワード登録はジャンル指定、○○を含み、○○を含まないというストップワードの登録もできる。一般的な言葉の場合は、これでだいぶノイズを低減できる。
新着情報は新刊.netなど他のサービスもあるわけだが、スマホアプリならではの機能としてアイテム情報のカレンダー登録機能がある。日々使っているiPhoneのカレンダーに登録しておけば忘れない。
JOYSOUNDはアプリに強い。どこでもカラオケができる有料アプリや、カラオケボックスで楽曲を予約するリモコンアプリ、カラオケ歌本電子書籍などがあり、連携できるように設計されている。明らかにスマホではカラオケメーカーの最先端を行っている。
このアプリはiPhoneで再生中の楽曲の歌詞を表示するアプリケーション。歌詞の全文表示、リアルタイム表示ができる。桑田佳祐みたいに何を言っているのかわからない歌手の歌詞を理解するのに有益。これまでは歌詞データベースサイトで検索していたが、これなら手間いらず。
強力な歌詞検索機能を搭載しており、言葉から歌を探せる。
同じ曲を聴いている人を地図上に捜すマップ機能もある。正確な位置や誰なのかはわからないが、都市部で有名な楽曲ならば大抵はどこかに聴いている人が見つかる。