Software: 2011年8月アーカイブ
BugMe! Reminders - Ink Notepad & Alarms
iPhoneのホーム画面に付箋を貼り付けられるアプリ。リマインダー機能もある。
まず手書きか、テキスト入力で付箋を書く。背景色を変更したり、背景に写真を使うこともできる。こうして作成した付箋は管理画面で一覧することができる。
作成した付箋は、
1 メールで送信する
2 ツイートする
3 ホームスクリーンに保存する
4 壁紙に設定する
5 コンタクトピクチャーに設定する
という活用ができる。
付箋にはリマインド設定をすることができる。設定した時刻になるとバッジなどで通知される。
ホームスクリーンに付箋メモを表示する機能はちょっと驚きだ。
これはいったん付箋を画像としてWeb上で生成し、ユーザーがそのURLをブックマークすることで実現する。正体はWebブックマークなのだが、やはり付箋は、こうしていつも見る場所にあると便利だ。
電車の混み具合や遅延状況を、乗客が投稿して共有しようという画期的な集合知アプリケーション。全国の路線、駅に対応している。これはかなり面白い。みんなが使えば使うほど精度がよくなるので紹介したい。
標準でも位置情報を使って周辺駅の情報が表示されるが、まずはMY路線、MY駅に自分の使う路線と駅を選択する。これですぐによく使う路線状況を把握できるようになる。
投稿ベースなので誰も乗っていない路線、誰も利用していない時間帯の情報はでてこない。乗客数が多い首都圏の駅が有利だ。「余裕で座れる」とか「10分遅延」などの定型情報の他に"暑い"などのコメント情報が投稿される。
もちろん自分から、乗っている電車の状況を投稿することもできる。Twitterにつぶやきを送ることも可能だ。このとき「満員電車」「各停」「急行」とか「遅刻」などよく使う言葉が入力支援の辞書に登録されているため、混んでいる電車でも簡単に投稿を作成できる。
・話題率グラフが楽しい ツイッターでテレビ放送を追いかける iPhoneアプリ tuneTV
各局のツイッターのハッシュタグを監視して、いま盛り上がっている局は何チャンネルかを、棒グラフで可視化するiPhoneアプリ。現在は首都圏のキー7局のみ対応。1分単位で変化する話題率グラフが楽しい。どんなことがつぶやかれているかをすぐに読むことができるので、テレビのザッピングのお供によい。テレビリモコンにこれがついていてもよいなあ。
ちょうど記事執筆時点ではフジテレビが韓流やりすぎ問題で一般的に叩かれているため、今放送中の番組に限らず#fujitvのつぶやきが増えてしまっている。平常時はリアルタイムに放送中の番組の話題グラフとして充分に機能しそう。Twitterアカウントを登録すると、ユーザーが投稿することができるようになる。
私は、雑談のネタとしてリアルな場で話題にしやすいテレビ番組を見ておきたいという、やや不純な動機があるので、ソーシャルで盛り上がっている番組から順に見るというのはとても効率がいい。このシンプルなツールはすごく気に入った。
ネットで盛り上がっている生放送をみつけて、テレビのチャンネルを切り替えるというスタイルは、これから広がっていくような気がする。ネットのコミュニケーションを楽しむためにテレビを見るのか、テレビを楽しむためにネットのコミュニケーションをするのか、どっちかわからなくなってきた。テレビとネットが本格的に融合をはじめたということだと思う。
テレBingにこの機能がついたら最強だなあ。
・iPhone/iPadでテレビ番組表 マイクロソフトが開発 テレBing
http://www.ringolab.com/note/daiya/2011/08/iphoneipadbing.html
iPhoneカメラの映像を漫画風にリアルタイムに変換するアプリ。
変換がたいへんよくできていて味のあるが画像をつくることができて楽しい。機能はシンプルで、基本的にはカメラ映像を見ながら、フィルターを選択するだけ。撮影済みの写真を変換するだけではなく、リアルタイム映像変換が可能なのがおもしろい。インタフェースも手書き風。
たとえば顔写真を変換してみるとこんなかんじ。Facebookのプロフィール写真にいいかもしれない?。
うまく味のある写真に変換するには輪郭が抽出しやすい元画像があること。人やモノは白や黒っぽい背景で撮影するとうまくいくことが多いようだ。建物はちゃんと光が当たって輪郭がきちんととれていると美しい作品になる。
iPhone/iPad用テレビ番組表アプリはよいなと思えるものが見つかっても、サービスが長期間続かなかったりして、なかなか定番がない。最近登場したテレBingは、とても使いやすいうえに、Microsoft製だからすぐに打ち切ることはないだろうということで、定番最有力候補。
地域を指定すると番組表が表示される。地上波とBSに対応している。個別詳細を見たり、カテゴリや検索から番組を探すことができる。番組表閲覧の操作はとても軽快。曜日選択メニューがユニークなところ以外は、とてもオーソドックス、無駄のないインタフェース設計。
番組でつながるがテーマのアプリなので、番組の情報をFacebookとTwitterにつぶやくことができる。Twitterでは番組についてのつぶやきを見ることもできる。ながらTwitter派には大変おすすめのアプリだ。
アラーム機能つき。
ATOKと一太郎で知られるジャストシステム創業者の浮川夫妻が、再起業して開発したのがこのiPhone用の日本語入力アプリ。私はフリック入力が1分間で68字入力できて、結構速いので、手書きなんか要らないと思っていたのだが、KNN神田さんに薦められて試してみたら、あら、これ、なかなかいいじゃないですか、と思って紹介。
手書き入力だがとにかく認識精度が高い。かなり適当に殴り書きしても認識してくれて驚いてしまう。もちろん誤認識も出るわけだが、その修正の方法も洗練されているので、結構いいスピードで、手書きテキスト入力が可能になる。考えながら書くときは、フリックよりも手書き入力の方がしっくりくる。
iPhoneで撮影した写真のトリミング、サイズの縮小、回転が簡単にできるアプリ。Evernoteへの登録機能が優れている特に優れている。画像加工アプリはたくさんあるが、よく使う機能だけのシンプルさと無料なのがよい。
サイズ縮小はよく使われる画面のタテヨコ比率が10段階用意されているのがありがたい。
切り取る範囲のサイズを数値で確認しながらトリミングができる。FacebookやTwitterのプロフィール用顔写真を切り抜くのにも便利。
iPhoneで撮影した写真はなぜか縦で撮影したつもりが横になっていたりすることがあるので、回転の修正もよく使う。
設定にEvernoteアカウントを登録しておくと、起動中はバックグラウンド実行でEvernoteへ送信してくれる。ノートブックの選択、写真へのタイトル、タグ、メモ、位置情報の自動設定が可能。
任意の縮小サイズや回転角度を登録できる有料版のPlusもある。
iPadの画面上に、付箋とマジックを使って、自由度の高いブレインストーミングを展開するツール。iPhoneからアイデアの付箋をiPadのボード上に投稿することもできる。
使い方は自由だが、ブレストとして基本はアイデアを付箋に書いてペタペタと貼る。色を変更することができる。付箋の配置でグルーピングや重みづけをおこなうとわかりやすい。
楽しいのは自由に背景にペンでらくがきができること。グルーピングした際の境界線を描いてもいいし、イラストを描いてもいい。ビジュアルな表現が得意な人なら、これでプレゼン資料をつくれそうだ。
複数のiPhoneと無線で通信して、アイデア投稿を受け付けることができる。iPhoneユーザーがいっぱい集まった時にブレインストーミングすると盛り上がるだろうなあ。
機能はシンプルでわかりやすいが詳しくはビデオを参照。