Software: 2011年3月アーカイブ
・全国詳細地図をオフラインで MapFan for iPhone が震災支援で期間限定無償配布
これまた素晴らしいアプリ。インターネットに接続できなくても、iPhoneにローカルにインストールされた全国地図を参照できます。
平常時の定価2300円ですが「帰宅支援および避難経路確認などにお役立ていただきたく、期間限定で無償でのご提供をさせていただくことにいたしました。」とのこと。インクリメントP社の大英断です。無償でありがたく使わせていただいて、次のバージョンを皆で買ってあげましょう。
全国(1,340箇所)の詳細地図をローカルに収録。番地までの住所検索や駅名検索なども収録。かなり細かい建築物の形まで確認できるようになっています。通信圏外でも、地図表示や縮尺変更、GPS(位置情報)を利用した現在地確認が可能。
地名だけではなく、店舗、駅出口、銀行、コンビニやファミレス、ガソリンスタンドなども収録されています。最近テレビで取り上げられた近隣スポットもわかるようになっており、iPhone標準の地図を遥かに凌ぐ最強のマップアプリです。
ベルを鳴らす時間を3つ登録できる。1時間の講演であれば、30分経過、50分経過、60分終了などにあわせるとよさそう。
ベルが鳴るたびに、時刻表示の色が黄色、ピンク、赤と変化する。
経過時間を表示するカウントアップモードと、残り時間を表示するカウントダウンモードを時刻表示をタップすることで切り替えることができる。
手動でいつでもベルを鳴らすこともできる。あのチーンという音は、話すのを止めるのに最適なので、会議でも有効に使える。
タテでもヨコでも使うことができる。
プレゼンタイマーと機能的にはほぼ同じだが、プレゼンベルというソフトもある。こちらはベルの絵が大きく表示されている。タテ固定であること、3つの時刻をカウント中は表示しないことが前者のソフトと違う。
株式会社アドバンスド・メディアが東北地方太平洋沖地震の被災地支援で4月20日まで無償で配信している音声認識ソフト。どんな状況になるかわからない。使えるコミュニケーションツールを増やしておくことは安心につながる。
「サーバを使わずに音声から文字への変換を行いますので電波が通じない地域でも使用可能」という点がうれしい。
音声認識エンジンの起動に最初は少し時間がかかる。音声入力には全自動のワンタッチモード、押しながらしゃべるモード、ボタンで認識の開始・終了を指示する切り替えモードの3種類。
個人差がありそうだが、音声認識の精度は私の場合はかなり高いように感じた。ゆっくりとしゃべればほとんど認識されている。入力テキストの単語をタップすると修正候補も表示される。
作成したテキストはコピーされて、メール、SMS、マップ検索、Safariを起動してのWeb検索、ツイッターへの投稿、Evernoteへの投稿に利用ができる。
声のつぶやきを、ツイッターのつぶやきとして送ることができる。
計画停電の停電時間を検索して確認できるiPhone/Androidアプリ。ここではiPhone版の紹介になります。
以下の検索機能があります。
○GPS等の位置情報を用いて現在位置のグループおよび停電計画時間を表示する機能
○指定した地図上の任意の地点のグループおよび停電計画時間を表示する機能
○郵便番号から該当地域のグループおよび停電計画時間を表示する機能
○住所から該当地域のグループおよび停電計画時間を表示する機能
このアプリは計画停電が発表された直後の16日にすばやくリリースされました。
提供会社のイサナドットネット株式会社と開発者に拍手を送りたいと思います。グッドジョブ。
早くこのアプリが不要になる日が来るとよいのですが、今はありがたく使います。
iPhone版 家庭の医学 が被災者支援のために無料化されて提供されています
すばらしい。すばらしい。株式会社エムティーアイと時事通信出版局の英断に拍手です。
「東北地方太平洋沖地震への支援といたしまして、家庭の医学アプリを無料にて配信いたします。被災された皆様へこころよりお見舞い申し上げます。
支援へご賛同いただける方は被災地への義援金や節電など可能な限り被災地支援をお願いいたします。
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応急処置、一刻を争う症状、病気の症状など、被災地でご利用いただける情報を多数掲載しております
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時事通信出版局「新 家庭の医学」の最新版のiPhoneアプリ版(通常は1500円)を、無料で提供しています。有名な書籍版は62年で累計445万部発行、厚さ7cm、重さ2kgもある大著です。電子版なので用語検索、部位検索、症状検索などができて使いやすいです。
【主な項目】
・病気の知識
・応急処置
・子どもの病気
・女性の病気
・妊娠出産
・医師への上手なかかり方
・薬の正しい知識
・病気の予防
・検査の知識
など約2万8千項目を収録
#今後はこの会社の有料アプリを買ってあげましょう。
先日ビックカメラに行ったら、懐中電灯が売り切れになっていた。
懐中電灯は必要なときに携帯していないことが多い。
携帯電話は常時携帯しているから、いざというときに懐中電灯として使えたら便利だ。
iPhone、iPod、iPadの画面を真っ白にして、簡易的な懐中電灯として使うアプリケーション。真っ暗な場所だとこれでもかなり役立つ。災害時でなくても、ちょっと手元に明かりがほしいときに便利に使える。
光の点滅のSOSモールス信号や急速な点滅で遭難を周囲に知らせる機能もある。
iPhone4の場合にはフラッシュを使って強力なライトで照らすことが可能。iPadはかなり画面が大きいので明るい。
懐中電灯系アプリはこのほかにも多数あるようだ。
気象庁の提供する「高度利用者向けの緊急地震速報(予報)」を利用して、地震速報の通知をiPhoneで受け取ることができるアプリケーション。アプリを起動していなくても、アラートを受けることができる。
予測地点と通知震度を設定する。
地震予報が発信されると
「震度○が○秒後(震源地*** 最大震度*)」
という表示を画面に表示する。
もちろんインターネット経由のシステムなので、情報の伝達が遅延することはありえるわけだが、気がつけば緊急避難を行うことができる。
・緊急地震速報のしくみと予報・警報
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/EEW/kaisetsu/eew_naiyou.html
「緊急地震速報(予報)が従来の地震情報と異なる点はその迅速性です。気象庁は緊急地震速報(予報)として下図のように地震を検知してから数秒~1分程度の間に数回(5~10回程度)発表します。第1報は迅速性を優先し、その後提供する情報の精度は徐々に高くなっていきます。ほぼ精度が安定したと考えられる時点で最終報を発表し、その地震に対する緊急地震速報の提供を終了します。」
Yahoo!ケータイの「災害用伝言板」は、携帯電話・PHS事業者5社(エヌ・ティ・ティ・ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイル)がして協力して情報の横断検索に対応し、災害時に家族・親類・知人などの安否確認に使える伝言板サービス。
この伝言板をiPhoneから利用するのがこのアプリケーション。
あらかじめ設定した家族や知人のメールアドレス(3件)に対して、情報を送信することができる。また知人や家族は確認したい相手の携帯電話番号を入力することで、その伝言を読むことができる。
いざというときには、情報の登録も確認もどうしたらいいか焦ってしまうもの。アプリになっていれば、利用しやすい。iPhoneユーザーはインストール必須。パソコンからもアクセス可能。
こういう状況下で何かの役に立つかもしれません。
domoは、「興味・関心から」「オンライン・オフライン問わず」「リアルタイムに」人と人をつなげるというコンセプトのiPhone&Androidアプリ。拡張現実感アプリのセカイカメラで知られる頓知ドット社が開発している。
まず最初にFacebookアカウントを認証させて、ユーザーの関心データを取得する。同じ関心を持っていて、且つ、近隣にいるユーザーが表示される。ユーザー数が少ない現在は近隣がかなり広く設定されているようだ。
見つけた顔アイコンをタップして、"Domo"を送ることで、他のユーザーと会話を開始することができる。
先日、こんなアプリを紹介したら、
背景をボカシて静物・料理をキレイに撮影するiPhoneアプリ モノ撮りカメラ
http://www.ringolab.com/note/daiya/2011/03/iphone-4.html
料理をきれいに撮影するにはDelicamもおすすめですと教えてもらいました。
モノ撮りカメラでは、擬似的なぼかし処理と明るくする処理で、おいしそうな画像を作っていましたが、ぼかし処理は写真によっては違和感のある結果になることもありました。こちらも試してみることに。
基本的には明るくするアプリです。
ビフォアアンドアフターで見るとこうです。
同じ写真をモノ撮りカメラとDelicamで加工して並べてみました。
左がモノ撮りカメラ。、右がDelicam。
上の画像はクリックすると拡大できます。大きい画像で見ると二つの処理の違いがよくわかります。Delicamの方が効果が強い代わりに、元画像の質感を失ってしまう傾向があります。小さな画像ではモノ撮りカメラ、大きな画像ではDelicamという使い分けがよさそう。
アプリ内からメールやTwitterへ送ることができます。
iPhoneの標準カメラのレンズでキレイなモノ撮りは厳しいが、このアプリを使うとなかなかよい感じになることを発見。モノ撮りカメラは、撮影した写真の周辺部をボカす画像処理を行うことで、中心にだけピントが合った一眼レフのような写真を演出する。
加工したい写真を撮影するか、カメラロールから写真を読みこませたら、ピントを合わせたい中心をタッチする。ぼかし加工と同時に、画像をくっきり、あざやかにする修正も入れるため、食べ物、料理の撮影にも向いている。
たとえば料理の写真のビフアアンドアフター。ねむたい写真もくっきりする。小さなサイズならば結構見栄えがする。ブログやツイッターでお店の紹介をするときに、おいしそうに見せることができる。