Software: 2010年10月アーカイブ
・Cubeツールバー
http://www.cube-soft.jp/cubetoolbar/
CubePDfは基本は何でもPDF化する仮想プリンタソフトだが、Cubeツールバーはいま見ているWebページをPDFに一発変換することができて便利なフリーソフト。先頭に前回出力したファイルの末尾や先頭に、追加で結合させることもできる。
iTunesやDropbox経由でiPhone、iPadに持っていくのに役立つ。
インストールすると、インターネットエクスプローラのツールバーにこんなボタンが追加される。クリックすると、ページのPDF化の設定ウィンドウが起動する。
画像の解像度設定やPDFパスワード設定なども可能である。説明書PDFを見るとEvernoteとの連携もできそう。
・あっどくりっぷ
http://mt-soft.sakura.ne.jp/mt/archives/2010/10/post_53.html
クリップボードの履歴を連結して保持し、必要なときに一覧を出力するユーティリティ。調べ物に便利。
たとえば、シャープは過去にどんな名前をブランド名に使ってきたか。同社のWebをみながら調べたいとする。
普通はテキストファイルを用意して、そこへブランドが見つかるたびに、Webからコピーアンドペーストで追加していく。これだとウィンドウの切り替えが面倒である。このソフトを使っていれば、なにも考えずにコピーしておくだけでよい。
シャープはスで終わるブランド名が多いと感じていたのだが、
ザウルス メビウス ガラパゴス アクオス パピルス テリオス コペルニクス
なんていうブランド名が見つかった。Ctrl+Vで一気に貼り付けることができる。
またデータとデータの間に、区切り文字を加えることができる。初期設定では改行だが、カンマやタブを指定すると、エクセルなどでリストを加工しやすくなる。
Webではほぼ御法度だった横スクロール・インタフェースが、実はタッチパネルのiPadアプリではかなり便利であることに気がついた今日この頃。
iStreamerはツイッターやFacebookやブログ(RSS)のビューアーだ。まず自分のツイッターやFacebookのアカウントを登録する。ブログについては専用の検索インタフェースから読みたいブログを探す。あらかじめ米国の有名なサイトはプリセットされていて選ぶだけで登録もできる。
普通のビューアーと違うのは、発言が年表のようにマッピングされて横に流れていくこと。再生間隔や速度は変更することができる。大量のツイッターフォローをしている人がザッピングするのにおすすめである。
The iStreamer for the iPad - by AllofMe.com from AllofMe, Ltd. on Vimeo.
このアプリもFlipboardやPulse News Readerと同じように斬新なインタフェースでありながら、実用的な便利さを実現している。アプリが進化しているなあと感じる。
・iPAd ビジュアルなインタフェースでニュースやブログを読む Pulse News Reader
http://www.ringolab.com/note/daiya/2010/06/ipad-pulse-news-reader.html
・iPadアプリ 雑誌みたいなレイアウトとページめくりで、ツイッターやニュースサイトを読む Flipboard
http://www.ringolab.com/note/daiya/2010/08/ipadflipboard.html
iPhoneで街頭やイベント会場の風景をアップする際に、人物の顔が大きく写ってしまって、プライバシー配慮の点で大丈夫かな、これ、と思うことがある。そんなときにこのアプリを使えば、即効でモザイク処理ができて安心できる。
写真を指定すると、顔らしい部分を自動判定して、モザイクをかける枠が表示される。複数の顔に対応している。それでよければ処理を実行させる。なお、顔認識の精度は100%ではないので誤認識することがある。その場合にはマニュアルで追加するか、顔認識の機能をオフにして、自由にモザイク処理をすることができる。つまり顔専用ではなくて汎用的なモザイク処理ツールとしても使えるのだ。
たとえばこれは某社の会議室にあった巨大なザクだが、顔検出では検出されなかったので(モビルスーツの顔には対応していないらしい)、顔検出をオフにして、完全にマニュアルでかけている。
処理した画像は保存やメールできるだけでなく、このアプリから直接にTwitterやFacebookへ写真をアップすることもできる。