Software: 2010年7月アーカイブ
世界約60カ国のアプリの人気ランキングを、アイコンをタイル状に並べて一覧で見ることができるアプリケーション。一覧性と言う点ではiPhoneよりも、iPadで使った方が楽しい。アプリ市場のグローバル状況をリアルタイムに把握することができる貴重な情報源でもある。これからiPhone/iPadアプリで何かやってやろうという人はぜひ見るべき。
国名、カテゴリ名、無料・有料を選択すると、アプリのアイコンが大量にタイル状に表示される。気になるアイコンをクリックすると、詳細情報が表示される。
仕事効率系、カメラ画像系、ネットワークユーティリティ系のアプリは万国共通で、あまり変わらないようだが、各国の特徴が強く出るのが電子書籍(Books)カテゴリである。各国の母国語コンテンツが並ぶのは当然だが、日本のコンテンツが意外なところで出てくるのが面白い。
サウジアラビアではメイド系など日本の萌え系でややピンクなコンテンツが売れている。そういえば先日の国際ブックフェアでは、最大のブースは講談社でも小学館でも、DNPでも凸版でもなく、グーグルでもなくて、サウジアラビア王国だった。圧倒的な広さのブースでオイルマネー力と日本への関心を見せつけていた。宗教的に厳格な国で、日本のお色気漫画は程よいレベルで受け入れられるのかもしれない。
それからナビゲーション、ニュースのカテゴリも国別の違いが出やすいところだ。その地域にしか存在しないサービスやコンテンツから、日本での展開を発想してみる。アプリサーフィンはネットビジネスのブレストツールとして使える。
iPad(Wifiタイプ)で常用中。
Webサイトを丸ごとダウンロードして、ネットのつながらない場所でも、閲覧可能にする。自分のブログをパーソナルデータベースとして持ち歩くのに使っている。先週、国際ブックフェアに行ったときには、あらかじめイベントのWebサイトを丸ごとダウンロードしておいたので、現地で探索するのに便利に使えた。
まずダウンロードしたいサイトのURLと取得する階層を1から3で指定する。1ならば1クリックしたところまで、2ならば2クリック先までをダウンロードする。大きなサイトの場合はかなり時間がかかる。サーバへの負荷も考えると設定は控えめにした方がいいだろう。
そしてダウンロードしたサイトは、オフラインでも、ブラウザーで見ているかのように、閲覧できる。ダウンロードしてある限りはリンクをクリックしてたどることができる。ネットに接続している場合には、最新版を取得してくれる。
Web制作の仕事では「こんな感じで仕上がってきています」と、クライアントとの進捗会議のプレゼンテーションにも使えそうだ。Flashは当然ながらダメなんですが...。