Software: 2009年11月アーカイブ
・Seesmic For Windows
http://seesmic.com/
デスクトップで使いやすいTwitterクライアント。
Seesmic For Windowsのよいところはタイムラインをキーワードで監視できること。一度、検索したキーワードは保存されて、リストに加わっていく。名前だとかブログ名などを入れておくと、話題がでたときに素早く反応ができる。複数のアカウントや、Twitterリスト機能にも対応している。
Twitter用のWindowsデスクトップ・クライアントソフトはたくさんあるが、これは大量に押し寄せるリアルタイム情報を、いくつかもの小さな流れに分けて読むためのヘビーユーザー向けといえそう。
ここに面白い統計サービスがあって、
・Twitstatのクライアントソフト統計
http://www.twitstat.com/twitterclientusers.html
現在Twitterで使われているソフトを集計している。全体の統計、フォロー数が10-100人、100-1000人、1000人以上の各グループで、何が一番人気があるかがわかる。Twitter本家のWeb版をのぞくと
フォロー数が10-100人では Tweetie 、100-1000人及び1000人以上では TweetDeck という結果になった。ほかにも多数のクライアントがひしめきあっている。
Twitterツールはいろいろ試しているが、メールソフトが似通ったインタフェースになったように、Twitterクライアントもだんだん似たようなデザインに落ち着いてきたなあ、という感想。収束するには早すぎる、もっと斬新なものがあってもよさそうなのだが。
・Prish Image Resizer
http://prishcom.spaces.live.com/blog/cns!6A6A204ABDF15411!128.entry
このブログの場合、画像を横500ピクセル以下におさえないとはみ出てしまうので、日常的に画像リサイズの作業は必要である。このソフトウェアを使うと、パソコン上の画像ファイルを右クリックから、任意の大きさにリサイズすることができる。
右クリックすると、変換候補の大きさの選択肢が出るので、選ぶだけ。サイズの選択候補は、ユーザー設定で追加することもできる。
1 画像をリサイズしてファイルに保存する
2 リサイズして画像情報をクリップボードに入れるだけ
の2つが選べる。複雑な処理作業に使うツールとしてはファイルを残さない2がなかなか便利である。
・GoogleWave
http://wave.google.com/
Googleがベータ公開しているアプリケーション Google Waveの招待メールがやっときたので、始めてみた。5月の終わりにこの記事で読んで以来、ずっと気になっていたのだ。
・【詳報】Google Waveとは何なのか?
http://www.atmarkit.co.jp/news/200905/29/wave.html
20人のInvitation権もついてきたのでIT業界の仲間たちを誘って使ってみた。独特のインタフェースに戸惑う人が多いようだが、これは一言で言うと"マルチプレイのワープロ"だ。チャットしながらワープロ画面を友達といじって遊ぶのだ。
他のユーザーと一緒に、Waveと呼ばれる空間を共有する。Waveはワープロ文書のようなもので、その上に自由にテキストや線を書いたり、画像を張り付けたりすることができる。誰でも編集権があるのは、Wikiと似ている。修正した履歴は残るので、誰がどこを書いたり直したかは記録されている。
実際にやってみると、わいわいがやがやと楽しい。ブレインストーミングや企画のひな型作りに向いている。しかし、ユーザーが自分の発言が目立つようにフォントの大きさや色を変えて"主張"を始めると、画面はにぎやかを通り越して、サンプル画面のようにうるさくなる傾向がある。声の大きい人をどう扱うかが問題になるかもしれない。
一緒に使っているユーザーにYES、NOの多数決を求める投票機能や、任意の場所の地図を張り付けるMap機能など、Wave内にさまざまなアプリを埋め込むことが可能。今後はこの拡張を使って、何でもできる万能アプリを指向しているのだろう。
情報を交換するだけでなく、共創することができるのが魅力だ。メーリングリストに代わるチームの情報インフラになるかもしれない。
なお、invitation権が後少しだけ余っているので、私とオフラインで面識のある方は、メールをいただければ、ご招待します。
・大きなマウスカーソル
http://himajin.me.land.to/
プレゼンでマウスカーソルがもっと大きかったらよいのにと思うことがあるが。、「大きなマウスカーソル」で簡単に実現できる。ホットキーで大きなマウスカーソルの表示、非表示を切り替えらるので、必要なときだけ呼び出せて使いやすい。大きなマウスカーソルはWindowsのカーソル画像を拡大しているので、処理待ちの砂時計アイコンなどもそのまま表示する。
さらに設定ファイルを書き換えることで、実用上はありえないほど巨大化させることができる。画面いっぱいのマウスカーソルはを動かして見せるのは大迫力。ただし倍率が大きくなると描画に時間がかかるようになる。
プレゼンテーション、インストラクション業務の支援ソフトとしてなかなか使えそう。
・Smartごみ箱
http://www2.pf-x.net/~rafysta/soft/smarttrash_outline.html
Windows標準のごみ箱に代替可能な高機能ごみ箱ソフト。ごみ箱に捨てた後、指定した日数が経つと自動的に削除するように設定する機能がある。また削除済みのファイルも含めてごみ箱に入れたファイルを検索するなど、標準のごみ箱にはない機能がある。
外見を自由にカスタマイズ(アイコン・大きさ・透明度)できるところが好きだ。
普通のアイコンよりも大きくすると、自然とファイルをドラッグしやすくなる。いつもより、捨てるファイルの量が多くった気がしている。部屋の片づけのノウハウ本に、物理的に大きなごみ箱を置くと、自然にたくさん捨てるようになるという話が書かれていたのを思い出した。バーチャルなデスクトップでも同じ効果があるようだ。
ごみ箱に限らず、よく使うアイコンは自然に大きくなるデスクトップなんてあったら便利かもしれないなあ。で、1年間くらいクリックしないと捨てられてしまう機能とかも?。「ひどい、ボクのお宝ファイルを捨てたね、ママ(涙)」「ばーか、あんた、長い間使ってなかったでしょ?」とか?。