Software: 2009年5月アーカイブ
・RSS速報
http://www.osadasoft.com/
RSSの新着情報をデスクトップ上にテレビのニュース速報のような形式で表示するソフトウェア。チェックしたいRSSのリストをあらかじめ登録しておく。指定した時間間隔でRSSはチェックされて新しい記事が見つかればヘッドラインがデスクトップに一度だけ現れる。
アラート情報を見逃さない。大切な友人や知人のブログ更新を知った瞬間にメッセンジャーやメールで速攻で感想を書いてあげれば、嬉しがられる(あるいは不気味がられる)。Twitterユーザー同士がお互いのRSSを登録しておくと、デスクトップ上にメッセージを送りあう独特のコミュニケーションツールになる。
表示のフォントやサイズ設定ができるほか、特定の文字列がある場合は表示しないようにフィルタリングしたり、表示形式をカスタマイズすることもできる。タスクトレイのバルーン表示に変更することもできる。
・CapturePaint
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/edu/se472633.html
プレゼンや授業中に、画面に注目箇所を書き込みしてみせたいとき便利なアプリケーション。CapturePaintを起動すると、デスクトップ画面全体がキャプチャされて、その上に自由に線や図形、文字列を書き込みできるようになる。
デュアルディスプレイに対応しているのでとても実用的だ。操作用画面をキャプチャして、投影用画面へ写して説明することができる。アンドゥ・リドゥ機能があるので間違っても大丈夫。
注目範囲を拡大縮小してみせることもできる。小さい文字列でもばっちり。
書き込んだ画面はファイルとして保存できるので、授業後の配布資料作成や配布にも便利である。
#画面サンプルとして(勝手に)使わせていただいた
・ビストロパパ ~パパ料理のススメ~
http://blog.livedoor.jp/tuckeym/
はワークライフバランス系で、今大変人気のおすすめサイトです。
滝村さん創業おめでとうございます!
・Jaangle
http://www.jaangle.com/
音楽ファイルに関連した情報をネット上から幅広く取得して表示する音楽プレイヤー。アルバムジャケット画像やアーティストのプロフィール、関連楽曲などを外部Webサービスからかき集めてくる。情報の精度は100%ではないが、iTunesでは得られないデータが多数見つかる。
楽曲を選択した状態から右クリックでGoogle、Youtube、GoogleVideo、AllMusicから関連情報や映像を探すことができる。
日本人アーティストでも十分に使えるのだが、基本はグローバルサービスであるため、ちょっと面白いことになっている。日本のアーティストMr.Childrenの日本語の歌"Hanabiの"詞を見ると英語とローマ字なのだ。海外のサイトで翻訳されているらしい。
このほか再生楽曲に関する統計情報(再生回数や時間)やタグ管理など多くの機能が搭載されているが動作は軽快である。
・ポメラDE読書
http://kataline.com/softindex.htm
Pomeraは扱うテキストファイルのサイズが7500文字以下でなければならないという妙な仕様がある。原稿を執筆時には章や段落ごとに書いていけばよいのであまり問題はない。しかし、Pomeraを読書端末として使おうと思っているときには、巨大テキストファイルを分割しておく必要がある。
ポメラDE読書は7500字を超えたセンテンス毎にファイルを分割するツール。ファイル名は元のファイル名+連番の形で保存する。分割したいファイルを選び出力フォルダを指定すると自動的に連番ファイルが保存される。
同じサイトで配布されている「ポメラ用早見表」も便利。用紙サイズ、特別番号、都道府県の県庁所在地・人口、和暦・年齢・西暦・干支、春の七草、誕生石、の早見表。自分で独自に拡張していくとよさそう。
・悪意のあるソフトウェアの削除ツール
http://www.microsoft.com/japan/security/malwareremove/default.mspx
悪意のあるソフトウェアの削除ツールは名前の通り悪意のあるソフトウェアを検出して削除するソフトウェア。マイクロソフトが無償で提供している。常駐して監視する機能はないので、市販ウィルス対策ソフトの代替にはならないが、クリーンかどうかを簡易チェックできる。
多数のPCを持っていると休眠中のPCがあって、多くの場合ウィルス対策ソフトも期限切れになっているものだ。そういうときに、とりあえずこのツールを使えば汚染されていないかチェックして安心できる。
ちょっとひとつ気になったのはマイクロソフトの配布ページ。セキュリティ対策ソフトを無償配布するのは素晴らしいことなのだが、
「説明を読まずにツールをダウンロードする」
というリンクがある。
マイクロソフト社は親切のつもりでつけたリンクなのだろうけれど、教育的見地からすれば、ユーザーには説明をよく読んでファイルをダウンロードさせるべきではないだろうか。読まないでダウンロードするという行為を推奨するのは、この種のソフトについては、よろしくないのではあるまいか。