Software: 2009年2月アーカイブ

・gonein60s
http://www.donationcoder.com/Software/Skrommel/
gonein60s02.jpg

あ、しまった、閉じちゃったよ!

という覆窓盆に返らずな事故というのはしばしばある。

ウィンドウを大量に開いて作業をする私のパソコン上では週に2回くらいある。そうした事態に保険をかけておけるのがgonein60sである。このソフトを常駐させておけば60秒以内(秒数は任意に決めることができる)に閉じたアプリケーションのウィンドウを復活させることができる。

タスクトレイのアイコンをクリックすると、下のようなリストが表示される。ここから復活させたいウィンドウを選べばOKだ。ゴミ箱と同じで捨てはしたけどまだ取り戻せる。この仕組みはOSにあってもいいかもしれないと思うなあ。

gonein60s01.jpg

なお、復活リストに入れずに無視してほしいアプリや機能もユーザーが設定できる。

・popIn(ポップイン)
http://popin.cc/ja/home.html
popinapp02.jpg

これは大変に便利だ。GmailなどのWebアプリ内でも動作するのがうれしい。

マウスの右クリックひとつで検索や翻訳や投稿などの、ちょっとした情報処理を一発実行するユーティリティ。

その"ちょっとした情報処理"とは、今日時点では

Google検索、Google翻訳、Google地図検索、Wikipedia検索、Twitter投稿、YouTube検索、文章の難易度判定、価格.com検索、Amazon検索、楽天検索、Yahoo!オークション検索、Delicious登録などである。各サービスのAPIを利用して開発されており、機能は今後増えていくようだ。

検索はページを切り替えることなくその場に結果が表示される。

popinapp01.jpg

読んでいる文章について、ちょっとWebを調べたいが、元ページは離れたくないというときに重宝する。翻訳機能は選択中の文章を日本語なら英語に、英語なら日本語に翻訳し、原文に並べて表示する。どちらも"その場"ですべてを完了させる主義で設計されている。

個人的に実用的便利な機能ベスト3。ブログを書くのに毎日使いそう。

1位 Google検索
2位 Amazon検索
3位 Google翻訳

面白い機能として難易度判定がある。難易度を測定したい文章を統計的言語モデルに基づいた解析に より、文章のレベルが「小学1年生」から「大学生以上」の13段階で判定して表示する。実際の各学年の国語の教科書とレベルが同じという意味だそうだ.

popinapp03.jpg


こんな画面が表示される。

選択テキストをすぐにTwitterに投稿する機能もある。

popintwiiter.gif

・hatehate
http://exeonline.client.jp/hatehate.html
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hatehateははてなダイアリの新着キーワードと注目キーワードを表示するためのデスクトップアプリケーション。キーワードをクリックすると、はてなに登録された解説文と関連サイトへのリンクが表示される。

連想語機能で発想を広げていくこともできる。一人ブレインストーミング用の思考支援ツールとして結構使える。

さらに面白いのが「キーワード抽出」機能。任意のテキストを右上スペースにはりつけてキーワード抽出を押すと、文章内の単語からはてなに登録のあるものだけを抽出してくれる。はてなを辞書的に使いたいとき大変便利な機能だ。

・タイプ数カウンター
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se399353.html
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このソフトはキーボードのタイプ数とマウスのクリック数を常駐して計測する。その結果は表とグラフでリアルタイムに表示される。自分がどんな風にキーボードやマウスを使っているのかを把握したいときに使える。

時間帯別、曜日別に回数をグラフ表示させると、やはり平日昼の仕事時間と夜中のブログ執筆時間が山を描いていることが分かった。

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116日間計測して、113万回のタイプ数を記録した結果、私のよく使うキーのベスト10は

1 ENTER
2 BACKSPACE
3 A
4 O
5 I
6 U
7 N
8 SPACE
9 K
10 E

となった。母音が多い。私はローマ字入力である。仮名入力の人とは違った結果になるだろう。1日平均1万回タイプするという事実もわかった。

typecounter02.jpg
マウス操作は17万クリックを分析すると左クリックが16万7千回、右クリック3千回であった。右クリックというのは2%に満たないものなのだと知る。そして1日約1500回ほどクリックはするのだ私は。

・今日のナカツリ
http://nakatree.jp/
nakatreeapp01.jpg

中吊り広告が結構好きである。下世話な週刊誌の見出しは、実際に買うことはまずないのだけれど、アテンション・エコノミー時代のコピーライティングの勉強になる。長い間積み上げられてきた中吊りの広告テクニックは、Webビジネスにだって活かせるはずである。(逆も然りだが)。

これは今日の中吊り広告をデスクトップに好きなだけ表示させることができるソフトウェア。デスクトップに小さく表示させておいて、気になった広告があれば全画面で見ることができる。

nakatree02.jpg

書店サイトと提携しており、雑誌を購入することもできる。

iPhoneやiPod Touch版、ブログパーツ版(アフィリエイト対応)もある。

・今日のナカツリ on iPhone/iPod touch
http://nakatree.jp/services/iphone.html

iphone_img01.jpg
これがブログパーツ版。

・SwitchApp
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se462160.html
swithapp01.jpg

SwitchAppはWindowsのアプリ切り替えユーティリティだ。

原稿執筆の時のブラウザとエディタ、開発作業のためのブラウザと開発環境、企画書作成のためのエクセルとパワーポイントなど、作業で何か特定のアプリに戻りたい作業というのはよくある。ウィンドウをたくさん開いていると、どれがそうだっけと迷って操作に時間がかかったりする。

このソフトを使えばCTRL、Alt、Shiftキーの連打に対して、呼び出すアプリケーションを割り当てることができる。タタッと連打して呼び出せるのがかっこいいと思う。作業がはかどるかもしれない。

呼び出したと同時にアプリケーションに対して送信キーを指示することも可能だ。たとえば掲示板サイトを表示しているブラウザを呼び出すたびに「F5」で更新表示させるとか、エディタにCTRL+Nで「新規作成」を指示するなど。

大量のウィンドウを開いて定型的な作業をする人におすすめ。

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