Software: 2008年11月アーカイブ
・プチリリ
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se455579.html
この前紹介したLyrics MasterもiPodで便利だったが、デスクトップでは、これもいいなあ。
プチリリはWindows Media Playerで再生中の楽曲の歌詞をカラオケのようにテロップ表示するソフトウェア。タイトルや曲の長さなどをキーに約70,000曲の歌詞データの中から自動的にマッチする歌詞を検索・同期表示する。邦楽はかなりいける。
表示方法はウィンドウ表示とテロップ表示の2種類がある。テロップ表示はデスクトップにオーバーレイするので、たとえばブログを書きながら、楽曲の歌詞を画面端に流しておくなんていうことができる。
ブログを書きながらミスチルを聴く画面例。表示スタイルはかなり細かくカスタマイズできる。
クリック一発でブラウザで全文歌詞を表示する機能もある。
ネットから歌詞をダウンロードしてiPodに取り込む Lyrics Master
http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/11/ipodlyrics-master.html
・アナグラム・メーカー
http://hp.vector.co.jp/authors/VA028660/soft/index.htm
英字の文字列からアナグラムを生成するフリーソフト。アナグラムとは文字の並べ替えであたらしいことばをつくること。このソフトは文字列をランダムに並べ直したパターンを次々に表示する。
このソフトの特長はパターンのなかで発音可能な部分をカナ表記を表示してくれること。カナ表示できないものは表示しないオプションもある。ネーミングで使いやすいように発音しやすいパターンだけが残るのだ。
たとえばここでは、ドラエモン Doraemon という文字列で試してみた。
次々にでてくる。
モネラド monerado
ダロンメオ daronmeo
モドアレン modoaren
モエランド moerando
モンデアロ mondearo
レオマドン reomadon
ノメラド nomerado
モラエドン moraedon
ナドモレ nadomore
ラエモドン raemodon
ネーミングを考えたり、記憶しやすいパスワードのアイデアをえるのに便利なソフトだ。
・ネーミング支援ツール『命名ヤギさん』
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004262.html
ネーミング自動生成にはこのソフトは秀逸だった。
・ImeBig
http://www.neko.ne.jp/~freewing/software/imebig/
最近、プロジェクターに画面を投影しながら、アイデアを書き出していくスタイルの会議が増えた。みんなでひとつの文書をつくりあげていく感じがよいのだけれど、入力中の文字が小さくて見えにくいという欠点がある。文書自体のフォントサイズを大きくしてしまうと画面あたりの情報量が減ってしまう。入力中の文字列だけが大きくなればよいのにと思っていたら、BigIMEを発見した。
起動しておけば自動的に変換中の文字列が大きく表示される。タスクトレイのアイコンを左クリックで文字の大きさを3段階&オフ切り換えできる。憂鬱とか薔薇などの複雑な文字を拡大してみるのにも便利。
1日使ってみたが、いま書いている文字が拡大表示されると、いつもより少しだけ言葉を選ぶようになる気がする。このツールは常用していてもよいかなと思った。視力が弱い人にもおすすめ。
IEやFirefoxでは使えないのが惜しいところ。みんなで画面を見ながら検索するときに、検索入力語を拡大できるツールがあるとうれしいのだが。
ハードディスクから重複したファイルを探すソフトウェア。何度も同じカメラから取り込んでダブりだらけになった写真フォルダだとか、テンプレートを使い回した結果「契約書.doc」だらけになった仕事フォルダとかの整理に向いている。
「内容を完全に比較して重複をチェックしていますので、名前や日付が異っていても検出する事が可能」というのが特徴。ファイル名が違っても中身が違えば同一とは見なさない。賢いのだ。
検出したファイルの削除処理もスムーズに行える。リスト上でチェックを入れたファイルだけを消すというのはもちろん可能だが、他に特定のフォルダにあるファイルだけ、あるいは逆にそれ以外のフォルダにあるファイルを全て選択して削除することが可能。ふたつのフォルダの相違をリストアップする機能やコマンドラインからの実行機能などもある。
これは子供にとって夢のようなお絵かきソフト。Physics(物理)とFun(楽しむ)に由来したネーミング。
ペンで円や四角や自由な図形を描くと、2次元の平面上に実体化する。そこには重力が働いているので図形は自由落下して画面から消えてしまう。そこで地面をつくる。動かない部品Planeを用意して下に敷くと、図形の落下はそこでいったん止まる。
地面を傾けておけば円は低いほうへころころころがっていく。四角なら転がらない。摩擦係数も再現されているのだ。上で次々に図形を描くと、落下した図形が積み木のように積み重なって、やがてバランスを失ってくずれていく。
手で動かなくなった図形を放り投げたり、振り回したりすると、他の図形とぶつかって思わぬ動きが楽しめる。とても爽快。フリーハンドで描いた絵が動き出すというソフトはこれまでも多数あったが、このソフトは軽快で本物っぽく動くのがすばらしい。
チェーンやスプリングのような仕掛けも用意されている。うまく組み合わせると動力のように使える。物理的な係数を変更することもできる。ヒンジは二つのオブジェクトを間接としてつなぐパーツだ。これを使うと生き物のような形をつくれる。
・クレヨンの落書きで物理シミュレーションゲームを楽しむ Crayon Physics
http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/05/-crayon-physics.html
iPodやiTunesには歌詞表示機能があるけれど、CDから音楽を取り込んでも歌詞は出ない。歌詞を提供するサービスがいくつかあるが、いちいち検索するのが面倒である。Lyrics Masterは歌詞データを、そうしたサイトからダウンロードし歌詞データとして設定する作業を簡単にするフリーソフト。
・Lyrics Master
http://www.kenichimaehashi.com/lyricsmaster/
iTunes連携モードにしておくと、iPodで再生中の楽曲データが検索欄に自動入力される。歌い出しで検索することもできる。正しい歌詞が表示されたら「適用」ボタンをクリックして、iTunesでの設定が完了する。
ダウンロードした歌詞データはテキストファイルとして保存したり、印刷することができる。カラオケ対策としてもばっちり。
最近、iPodで聴いている竹内まりやのベストアルバム。デビュー30周年の集大成。ヒットした曲は全部入りの3枚組。竹内まりやの歌ってメロディは軽快なのに、歌詞をみると、不倫や失恋の歌が多いことに気がつく。