Software: 2008年6月アーカイブ

・Raptue
http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se386376.html
raptureapp01.jpg

これはユニークなスクリーンキャプチャツール。

普通の画面キャプチャツールは画像として保存することを目的としているが、このRaptureは保存するというより、一時的に特定の領域を記録してデスクトップに置いておくために使う。

raptureapp02.jpg
たとえばデスクトップからサーバにログインして何かをインストールする作業では、インストール方法の書かれたWebの一部をコンソールの横に表示させておきたいということがある。Webブラウザーを小さく表示させるだけでは、ふとしたはずみでウィンドウが切り替わったり終了させてしまったりで面倒なことになる。Raptureでキャプチャしてから最前面に表示を設定すれば便利である。

画面キャプチャソフトとしても、領域を選択するだけとシンプル操作なので常用ツールとしても実力がある。

・Amasear
http://www5.plala.or.jp/visage/
amasear01.jpg

これはネットショッピング好きにはかなり便利。

Amazonの他に、楽天市場、楽天オークション、Yahoo!ショッピング、Yahoo!オークション、biddersショッピング、biddersオークションの検索アプリケーション。検索結果は専用画面で一覧できる。ソフトウェアの名前が示すとおりAmazonのみ対応している機能が多い。

複数のECサイトをチェックして、購入検討リストをつくる際に、Webブラウザーでそれぞれを巡回するよりも、数倍は効率よく商品情報探しができる。便利というだけでなく、余計な画面を見なくてよいので、目が疲れないという意外な効果もある。

Amazonでは商品情報、商品紹介、カスタマーレビュー、この商品を買った人はこんな商品も買っていますを専用画面で確認できる。またAmazonのサイトを自動監視してお気に入りの商品が販売されたら、ユーザーにメールで通知したり、自動注文を行う機能がある。

・橋本大也の"帰ってきた"アクセス向上委員会 #007 ~サイトのアクセス向上に"専用アプリ" | Web担当者Forum
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/10/16/1970

昨年書いたコラム。「巷で"専用しょうゆ"がブームである。冷や奴専用、焼き魚専用、餅専用、卵かけごはん専用など、それぞれ最適化された専用しょうゆが次々に開発され、人気を呼んでいるのだ。カレー専用、アイスクリーム専用のしょうゆまであるという。「○○専用」というのは、成熟した市場をいま一度活性化させる可能性がありそうな、マーケティングの手法である.......」

・一発プランクトン
http://www.seasidesoft.net/s3plankton/s3plankton.html
ippatsup01.jpg

なんなのだろうか、これは。

写真や画像のデータを使って、デスクトップを浮遊するプランクトンみたいなものをつくるソフトウェア。「絨毯のようにはためきながら飛んだり、球になって飛んだり、回転して飛んだりします。複数画像をそのまま飛ばすこともできるので、スライドショーのようなこともできます。 」とのこと。

プランクトンというのは、たとえば

ippatsup02.jpg

こういうのや

ippatsup03.jpg

こういうののこと。さらにわからなくなったかもしれないですが...。

要は登録した写真がさまざまに変形されて、デスクトップを気ままに漂うというもの。ただそれだけで機能なないがゆえに精神的に和む。新しい彼氏や彼女ができたばかりの人が相手の写真をデスクトップにもただよわせて楽しむ?とか用途は幅広そうだ。

プラントンはタイプ、スピード、サイズ、重なり、画像送り速度などがお好みでカスタマイズできる。

・IETester
http://www.my-debugbar.com/wiki/IETester/HomePage
ietesterapp01.jpg

Web開発者にとってこのフリーソフトはかなり便利だ。

IETesterはインターネットエクスプローラのバージョン5.5、6,7、8(ベータ)でのHTML表示を画面上に再現するWeb開発のテストツールだ。同一ページの表示結果をタブで並べて見ることができるので、IEのバージョンによる違いが一目瞭然にわかる。

自分が関係している会社やサービスのサイトでチェックすると、6と7では大丈夫でも、古い5.5や次世代版の8(ベータ)だと表示が作り手の意図と違う表示になってしまうページがいくつか見つかった。サービス提供者としてそれらを直すかどうかは別問題として、状況を把握しておくことは必要だと思う。

日本語に対応。このソフトウェア自体のオンラインアップデートにも対応している(この用途には必須機能だろう)。とりあえず関係先のURLをお気に入りに登録しておいて、ときどきチェックしてみるとよいのではないだろうか。

ブラウザシェアについて、インターネット黎明期からの、レイアウトエンジンにおけるブラウザ占有率の推移に関する興味深いグラフを見つけた。

・layout engine/web browser usage share
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Layout_engine_usage_share.svg
646px-Layout_engine_usage_share_svg.png

・GmailChecker
http://soft.udonge.net/software/gmailchecker.html
gmailchecker01.jpg

私は個人のメールはGmailがメインなのだが、長い間、自動メールチェックにGmail Notifierを使っている。バックグラウンドでGmailに新着メールの問い合わせを行い、着信があったらポップアップ表示で教えてくれるメールエージェントである。

・Gmail Notifier
http://toolbar.google.com/gmail-helper/notifier_windows.html

Gmail NotifierはGoogleのオフィシャルソフトで大変便利なのだが、メールをちゃんと読もうと思ったら、やはりWebブラウザーを起動しなければならない。受信一覧と本文を手軽にチェックすることができるという点では、第三者の日本人が作ったGmailCheckerは優秀だ。乗り換えようかと検討している。

GmailCheckerの機能は以下のとおり。

1 新着メールのバルーン表示
  これはGmailCheckerとほぼ同じである。チェック間隔は指定できる。デフォルトは2分おき。

2 受信一覧のポップアップ表示
 設定により直近20通から100通までの受信メール一覧が表示される。

3 本文の専用ビューアー表示
gmailchecker02.jpg
 受信一覧から選んだメールの本文が専用ビューアーで表示される。

Gmailを愛用するようになって、もうデスクトップアプリとしてのメールソフトを使わなくなったはずだったが、こんな便利ソフトがでてくると、またメール環境はデスクトップに戻ってくることになるのかもしれない。

・PhotoStagePro
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se446271.html
photostageproapp01.jpg

デジカメ写真データの整理ソフト。Proという名前で高機能だがフリーソフトである。

画像のプレビューと管理ができる。

Proの意味はおそらく二つあって、ひとつは各社のRAWファイルに対応していること。もうひとつは撮影条件で非常に細かく写真を分類できる機能を持っていることにある。一覧画面では、シャッタースピード、F値、露出プログラム、ISO、EV、測光モード、焦点距離などExifデータに記録された撮影条件でソート表示できるのが素晴らしい。

一覧画面からは一括リネームやコピー、移動ができる。撮影後の整理に必要な作業がこれ一本でできる。動作が軽快なのがよい。各社RAWファイルに幅広く対応するので、写真部で部員の写真データを1台のPCに集めて画面投影する批評会などで活用できそう。


■主な特徴
・世界最速レベルの画像プレビューを実現。
・コピー、削除などよく使う動作を指定のワンキーで実行。自由なアクション機能。
・自動メモリ最適化プログラムにより非力なノートPCでも軽快に動作。
・高品位アンチエイリアス処理によるハイクオリティ表示。 カラーマネジメント対応。
・一目でわかるヒストグラム付きExif一覧。
・撮影時間でソートはもちろんExif情報でのソートも自由自在。
・一括リネーム機能搭載。リネームの規則もユーザーカスタマイズ可。
・DVD-R等の容量に合わせてフォルダ分け機能搭載。バックアップ作業もスムーズ。
・見ながら簡単レイアウトできるインデックスプリント機能。
・気に入った画像をその場で壁紙に。壁紙機能搭載。

■対応画像フォーマット
BMP/JPG/PNG/GIF/TIFF/CRW/CR2/NEF/PEF/ORF/RAF/SR2/ARW/MRW/DNG

・HoverIP
http://www.hoverdesk.net/freeware.htm
hoveripapp01.jpg

先日、社内で私の席の移動があり、情報システム担当者がPCの接続確認にきてくれた。当然のように、コマンドラインでipconfigを呼び、値を確認する。そしてPingの応答をチェックする。「はい、できてますね」。CUI使いは颯爽としていてかっこいいのだが、GUI愛好家の軟派な私としては、ビジュアルなツールで自分でチェックしたくなる。家で自家鯖を立てたときとかに工具として必要ですからね。

hoverip02.jpg

探してみたところ、この手のソフトはたくさんあるが、HoverIPはなかなかよさげ。このソフト一本にIPConfig、NSlookup、RoutingTable、Ping、Traceroute、Port scanningといったネットワーク調査ツールのビジュアル版が内蔵されている。オールインワンツールということは、何を調べればいいのか考えなくてよいということでもある。

ネットワークのスイスナイフみたいなツールとしてインストールしておく。

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