Software: 2007年8月アーカイブ

・TreeSize Free
http://www.jam-software.com/freeware/index.shtml
treesizefree.jpg

またハードディスクがいっぱいになってきた。毎度のことだが、占有状況を確認するソフトで、新しいのはないかなと探してみた。今度使ってみたのはTreeSize Free。どのフォルダが容量を食っているのかをツリー上にサイズや割合で表示してくれる。高速にスキャンできるし、ディスク容量を解決するために削除対象を見つけるためのツールとして、便利なツールだ。

小さなファイルが大量にあると、総和サイズ以上にディスクを使う。そうした状態を発見するために、フォルダを収録ファイル数でソートして表示するオプションがあるのが実用的である。

このソフトには有料のPro版がある。デモ版を使ってみた。

・TreeSize Professional
http://www.jam-software.com/treesize/index.shtml
TreeSize Professional01.jpg

占有状況をビジュアライズする機能が充実している。かなり整理しないとダメだなとグラフで見ると上のツリーよりも切実に分かるなあ。

TreeSize Professional02.jpg

ついでにファイルの”年齢”分布までグラフでわかったりする。6ヶ月から1年目のファイルが多いらしい。初めて知った。

・pstart
http://www.pegtop.net/start/
pstart01.jpg

Windowsデスクトップの下部にあるクイック起動が好きである。メールやブラウザー、デスクトップ表示など、一番よく使うアプリケーション群はそこに登録して呼び出している。アプリケーションのランチャとして大変便利なのだが、クイック起動の領域は限られており、わずかな数のアプリを登録するだけにとどまっていた。

pstart02.jpg

Pstartは、小さな領域にたくさんのアプリやメモを登録できるランチャーソフト。タスクトレイに表示されるアイコンから、登録したアプリを自在に呼び出せる。またアプリケーション名で検索が可能なので100や200も大量にソフトをインストールしている人に便利だ。

pstart03.jpg

USBメモリにインストールして、メモリ内のポータブルアプリのランチャとして利用できるように設計されている点がユニーク。メモ管理機能、CPUやメモリ使用量などシステムリソースのチェック機能もある。

・Vista Battery Saver
http://www.codeplex.com/vistabattery/
vistabatterysaver01.jpg

Windows Vistaを搭載したノートPCの、外出時の電源を長持ちさせるユーティリティ。

このプログラムは、電源の状態をプログラムが検出し、バッテリー使用時には、3D視覚効果のAeroとサイドバー機能をオフに設定する。このふたつがVistaの動作が重たい元凶なのだともいえそうだが、そうすることで最大70%も電源消費をセーブすることが可能であるらしい。なお、3D効果やサイドバーをモバイル時も使いたい人もいるだろう。残り電源が30%になったら、セーブモードに入るなどの設定もできるようになっている。

ノートPCの電源を長持ちさせる工夫としては私は、

1 ディスプレイの明るさを最低にする
2 無線LANをオフにする
3 内蔵CD/DVDの電源をオフにする

といったことを普段心がけている。

1は特に効果的であると思う。ただし輝度を最低にすると大変に暗くて文字が読みにくくなる。配色、コントラストなどを変更して、輝度が最低のときにも判別しやすいモードなどがあったらよいなあと思う。

・劉邦 (Ryuhou)
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se389650.html
ryuho01a.jpg

Web制作やプレゼンテーション作成をしていると、色を管理したいことはよくある。メニューの色はこのオレンジで、ロゴのフォント色はこのブルーという風に、データを再利用できるようにしておきたい。この作業はPC上では結構面倒なことだった。カラーのRGB値を調べてリストを作らないといけないからだ。

劉邦はPC上で色を簡単に管理するソフトウェアである。スポイトツールを使って、画面上の色を吸い取り、名前をつける。その繰り返しで色のリストが作成でき、必要な時に呼びだせる。

・いろいろな色の形式に対応(RGB,HTML,HSV,DWORD,CMY,CMYK,HLS,YUV)
・上記の形式の相互変換
・リストに対する検索
・一つ一つの色にコメントを付加
・画面上の任意の点の色を抽出
・画面上の任意の点と周囲の色との平均色を抽出
・画面上の指定範囲の色を全て抽出
・HTMLの文字色、背景色を確認しながら作成
・カラープラグインを追加することで扱える色の形式を増やすことが可能
・簡易パレット(色を混ぜることも可能)
・色に対する効果「少し明るく・暗く」「反転」「グレースケール」「最も近いWebセーフカラー」「ランダム」

 などをの機能がある。

・Slickr
http://cellardoorsw.com/slickr/
slickr01.jpg

Slickrは写真アルバム共有サイトのFlickr上の写真を、スクリーンセーバーとして表示するフリーソフト。類似ソフトはいろいろあるが、表示の美しさが特徴。ユーザ名、グループ名、タグなどを指定すると、マッチする写真を次々にスライドショー表示する。おすすめはFlickr全体で最も注目されている写真を表示するinterestingness順。

FlickrAPIを使うことで認証が必要なページにあるプライベート写真も表示させることができる。家族の写真を非公開でアップしている場合などに有効。

slickr02.jpg

なお、Flickrだけでなくローカルのディレクトリ内にある画像を表示するオプション設定も用意されている。

・3RVX
http://matt.malensek.net/software
3rvx01.jpg

私のノートPCには物理的な音量コントロールのインタフェースがないので、デスクトップ上で音量を変えないといけない。電話がかかってきて音をすぐに消したい時、突然大音量の楽曲が流れてしまったときなどは、とっさにミュートしたいのだが、マウスで何度かクリックしないとそれができない。かなり面倒に感じていた。

3RVX02.jpg

3RVXは任意のキーにボリュームアップ、ダウン、ミュートを割り当てられる。私はWinキー+カーソルの上下で音量制御、Win+スペースでミュートに設定している。設定パネルでお好みのキーを設定できる。スタートアップで常駐する設定にしておくとさらに便利だ。

外観を変更するスキンが充実しており、デスクトップを飾る小物としてもおしゃれ。

普通に撮影したデジカメ写真を、トイカメラLomo、Holgaの写真風に、周辺光量を落とし退色させいい感じにしあげてくれるフリーソフト。日記ブログに雰囲気のある写真を使いたい人におすすめ。

まず、普通の写真を用意し、切り抜きツールのCropperを使って、240x240pixelの正方形に切り抜く。

・超簡単写真切り抜きツール cropper【shockwise.com】
http://shockwise.com/tool/cropper.php
cropper_win01.jpg

そして、こちらのソフトで読み込ませると、こんな仕上がりになる。見事にそれっぽくて感動。

・トイカメラ風写真作成ツール LOMO*LIKE【shockwise.com】
http://www.shockwise.com/tool/lomolike.php
lomolikewin01.jpg

「普通の写真をロシア製のトイカメラ「LOMO」で撮影したようなノスタルジックな写真に焼き直しすることができます。トイカメラの味とも言える「周辺光量落ち」「甘めのピント」「青み」「鮮やかすぎる発色」「プリズム現象」「色ズレ」等を再現しているつもりです。 ドロップする度に結果は気まぐれに変化しますので、どんな写真になるかは運次第。ついでに角を丸める機能もついています。」

・トイカメラ使い方レシピ
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004975.html

このアーカイブについて

このページには、2007年8月以降に書かれたブログ記事のうちSoftwareカテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはSoftware: 2007年7月です。

次のアーカイブはSoftware: 2007年9月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.1