Software: 2004年8月アーカイブ
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ETranslation Engine
http://www.webservicex.net/WS/WSDetails.aspx?CATID=12&WSID=63
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http://www.webservicex.net/TranslateService.asmx?op=Translate
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EiTranslator for Java
http://www.iplatform.org/itranslator_j.htm
EiTranslator for .NET
http://www.iplatform.org/itranslator_n.htm
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・TTBase - FrontPage
http://ttbase.sourceforge.jp/
私のメインのノートPCのタスクトレイ表示は、普段、こんな感じである。17個というのはちょっと多すぎかもしれない。アプリケーションをインストールするたびに、増えてしまうわけだが、これだけ多くなると、逆に使うのがが大変になる。
TTBaseはタスクトレイ常駐アプリのプラットフォームである。インストールした状態では、タスクトレイに常駐するだけでほとんど機能はない。別に、単機能のプラグインが多数公開されており、これらを組み合わせて、自分流の環境を設計してください、というもの。
・TTBaseプラグイン一覧
http://ttbase.sourceforge.jp/pukiwiki.php?%5B%5B%A5%D7%A5%E9%A5%B0%A5%A4%A5%F3%5D%5D
例えば、
・画面キャプチャプラグイン
画面をキャプチャし ファイルに保存 又はプリンターに出力するプラグイン
・CopyURL
InternetExplorerで開いているページのタイトルとURLをクリップボードにコピーします 。(任意のキーに割り当て)
・ダイアルアップしたら起動
ダイアルアップした時に任意のプログラムを実行できます
・Win Snap
ウインドウを移動した時に すぐ近くのウインドウにくっつこうとします
などの、ちょっとした機能追加プラグインがある。
なお、TTBaseは、C言語、Delphi言語の開発キットが公開されており、プログラマならば、肝心の機能部分のコードを書くだけで、アプリケーションを開発が可能。これは将来性ありそうなプロジェクトだなあと思った。
2ヶ月ほど愛用中のソフトを紹介。デジタルカメラの写真から3次元映像を作成するソフト。他のDVD映像編集ソフトと一線を画するのは、映像ではなく、3次元映像を表示するプログラムを作るソフトだと言う点。基本的には、Windows実行ファイル形式で出力され、ビデオカードのパワーを使って美麗な表示が可能。スクリーンセーバーやActiveX埋め込み型のWeb形式へも変換できる。また作成した実行ファイルの表示をリアルタイムにキャプチャして映像ファイル化する機能やそれをDVDへ焼く機能も一通り揃っている。
用意された約100のテンプレートを選び、写真を指定するだけで、テレビ番組のオープニングCGのような美しい映像表現ができあがる。もちろん、テキストも流し込める。本来は結婚式の映像編集用途であったらしく、派手な演出が多いのが特徴。
私はこれを無敵会議のオープニング映像の作成や、家族のホームビデオ編集に使っている。かなり癖のあるインタフェースに最初は悩まされるが、この値段でこのクオリティの映像が編集できるのであれば、満足。
どのような映像ができるかのサンプルはこちら。
・サンプル映像
http://www.holonsoft.co.jp/support/DVD/3dphoto/dl.html
昨日の続き。
携帯を紛失したことも壊したこともなかった私は、友人・知人が携帯を紛失して電話帳データがなくなって困ったと嘆いているのを見ても、常に他人事だった。お酒を飲んだりしたときに、ちゃんと気をつけていないからだよと思っていた。嗚呼。自分が同じ目にあってみると、激しく困ることに気がついた。今週は聞いて回ると思いますので友人・知人・取引先の皆様どうかどうかよろしくお願いします。
そういうわけで、データのPC入力とバックアップ用にソースネクストの携快電話を購入した。選択理由は安いから。機能の豊富さでは、SSIトリスターの携帯万能がよくできているようだが、携帯電話データの同期にそこまで細かい機能を使うとは思えないので、これにした。
期待した用途には満足している。電話帳、メールなどのバックアップは普通に行える。編集機能などは簡単な入力やバックアップ目的なら可もなく不可もない印象。Outlookや筆まめなどのソフトからインポートもできる。
SH900iとの関係で便利だなと思ったのは、SDメモリ経由でのみ対応しているカメラ画像編集で、一括で画像の「右回りに回転」ができること。SH900iは縦でも横でも撮影できるのだが、私は常に横で撮る。だが、保存は縦になってしまうので、修正が面倒だなと思っていた。この一括処理は高く評価。
最も使いそうにないと思っていたムービー編集機能。これは本来は携帯で撮影した動画を編集するためにあるようだが、適当なQuickTimeムービーWebから拾ってきて携帯で見ることも可能。うまく変換できればテレビ番組の録画を携帯で視聴することもできるようだ。使い方によっては面白そう。
テレビ録画を見る方法はここが詳しい。
・■STEP3 goo■:SH900iでテレビを見よう(準備編)
http://blog.goo.ne.jp/egacompany/e/ad5b2106df5b302df63c654b1258de8d
・■STEP3 goo■:SH900iでテレビを見よう(実践編)
http://blog.goo.ne.jp/egacompany/e/33d7e9cda5195221ccd95650e7df408a
私の自宅にもテレビキャプチャボード搭載のPCがあるので、予約録画→変換を自動化できれば、通勤電車でニュースチェックなどができそうだ。
なお、ドキュメントビューア用のファイルは携快電話では扱えない。SDカードのフォルダとデスクトップのフォルダを同期するには、以前紹介したRealSyncが良さそうだ。Changelogのメモデータベースは内容がシンプルなテキストなので携帯へこの方法で持ち込むことにした。日常のメモが見られるのは便利だ。
・Passion For The Future: LAN接続外付けHDDのLANDISK、その正体はLinux-Box
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001637.html
RealSyncを紹介したエントリ。
・Passion For The Future: 最強のメモ環境をChalowで構築
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001889.html
いろいろ試して分かったこと。SH900iには16メガのSDメモリが付属しているが、カメラ写真は最高画質で1枚2メガバイト近くなるし、ドキュメント類もファイルが大きいものがある。128メガバイト程度のカードがあると良さそうである。今度買ってこよう。
日本語入力を効率化するツールを3本
■今の日本語入力モードをキャレット付近に表示LR,HLD
バヤのページ
http://ueno.cool.ne.jp/zoubaierbaya/
現在の日本語入力モードを入力カーソル(キャレット)の色として表示するソフト。IMEがオンなら赤くなる。動作イメージはこんな感じ。
たっだこれだけのことなのに飛躍的に入力ミスを減らせる。これはIMEの標準にすべきなのではないだろうかとさえ思った。すばらしい。
・窓の杜 - 【NEWS】キャレットの表示色を変更してIMEのON/OFFを確認できる「LR,HLD」v1.09が公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/07/29/lrhld.html
■タイプミスを救済するAgainTyper
・AgainTyper
http://hp.vector.co.jp/authors/VA001032/agntype.html
こちらは、日本語入力モードのミスを少しだけ救済してくれるソフト。
作者の説明を引用すると、
「
TypeAgain(タイプ アゲイン)機能とは名前の通り、直前にタイプしたものをもう一度タイプするものです。
たとえば、今日はいい天気です。
と入力したつもりが、モニタを見ると
kyouhaiitenkidesu.
になっていたと言うことありませんか?
IMEの起動を忘れて・・・そういうときのために作ったのがこの機能です。そのようなとき、この機能があれば入れ直しはしなくてすみます。そういう場合は、まずBSキーなどで間違った部分を消した後、IMEをONにしてアゲインキーを押すだけ。ほかにカナロックの忘れ、IMEの解除の忘れにも使えますし、コピーの必要のないクリップボードとしても使えます。
*この機能はすべての文字入力ソフトで利用できます。
」
私もこのミスを年中やってしまうのだが、このユーティリティがあると、少し救われた気持ちになる。だが、このソフトの開発者にとっては少しどころじゃなかったかもしれない。
この作者さん、こんな本を出版されている。
・パソコンがかなえてくれた夢―障害者プログラマーとして生きる
「
重度の脳性マヒの青年が、言語障害や手の不自由を乗りこえ、パソコンを駆使してオンラインソフトを開発し、様々な人々との出会いと、夢をかなえるまでを描いた自伝。
」
身体が不自由だったからちょっとしたやり直しが許せないくらい大きなコストに感じられたというのが開発動機だったのではないかと推測する。こういうスゴい人にはガンガン世の中を便利にするソフトを、障害を逆手にとって開発し続けて欲しいなあと思った。この本は買って読もうと思いました。
■誤変換率0%、完全タッチタイプが可能な日本語入力支援ソフト「風」
・風のくに
http://member.nifty.ne.jp/togasi/
・花のくに
http://member.nifty.ne.jp/togasi/hana_no_kuni/index.html
そして最後に大物「風」と「花」。画期的な日本語入力のソフトウェアで、シェアウェアだが試用版をダウンロードできる。風は超多段シフト方式日本語入力システム、花は中指シフト方式仮名文字配列である。
マイクロソフトの標準日本語入力ソフトMS IMEは、日本語の完全なブラインドタッチタイピングは原理的にできない。なぜなら、漢字の変換候補を目で確認しなければならないからである。風は超多段シフト方式という考え方で、確認不要のタッチタイプができ、しかも誤変換が原理的にありえない入力ソフトである。他のIMEとも共存可能。
インストールして、日本語入力に「風」を設定後、私の苗字の最初の文字「橋」を入力しようとすると、こんな表示が出てくる。
変換候補の漢字がキーボードに割り当てられる。ユーザはこの割り当てを覚えることで、変換確認をすることなく、一文字ずつ漢字を変換できる。これなら誤変換がありえないわけである。
開発者の説明を引用させてもらうと、「漢字」を入力する場合には「KAN+漢字変換キー+5」「JI+漢字変換キー+A」で可能になる。
キーボードマップを記憶する膨大なコストを考えて、しばし唖然としてしまうわけだが、よく考えるとこれはこれで合理的なようだ。
「
入力できる漢字の数は6349字(JIS C 6226−1978)で、これに対して合計2976個の異なる読みがある。超多段シフト方式とは6349文字を2976段シフトで配列した仮想的な漢字キーボードのことである。
実用上はすべての漢字の配列を覚える必要はなく、日常で頻繁に使用する200〜300の中核漢字群についてその位置を記憶していけば、文章中の大半の漢字についてタッチタイビングで入力することができるようになる。 また、漢字の位置を覚える途上では漢字の読みでシフトするたびに画面に仮想鍵盤が表示されるので、これを見て目的の漢字を探したり位置を確認することができる。
」
そう、いったん身体が覚えてしまえば、日本語変換処理を意識しなくてすむ。考える速度で文章を書くことが可能になる。もし本気で覚えようとするならば、誰もがキーボードの使い方は最初に長い時間を使って覚えているわけだから、この新しい方式の初期訓練コストもさほど大きすぎるわけではないかもしれない。
・風の里
http://member.nifty.ne.jp/togasi/kaze_no_sato.html
上のページでは風の開発背景と設計思想が綴られている。これを読むと、当たり前のように使っている日本語入力方式を疑ってみる必要があるのかなと思った。
#あ、でも、私もまだちゃんと使えるわけではありませんのであしからず。
・Welcome to ReKOS site!
http://atlas.riken.go.jp/rekos/index.html
理化学研究所が面白いプレゼンテーションソフトを教育目的で無償配布している。
ReKOSはパワーポイントと同様のプレゼンテーション作成ソフト。レイアウトのテンプレートを選んで、文字や画像、図などの素材を貼り付けることで、紙芝居を作成する。基本的にはパワーポイントと似ている。
ReKOSに独特の機能としては、複数のプレゼンテーションを管理するライブラリ、ワークスペース機能があること。ページごとにデータ構造を持ちデータベース化できること、がある。例えばクラスの生徒全員にプレゼンを提出させて、それらを教師が授業の流れに応じて、適宜ページ単位で並べ替え編集などを簡単に行うことができる。
ページごとのメタデータを使うことで、例えば複数の学校で作成された昆虫情報のライブラリから、小学3年生までの教科書に出ている内容だけを抽出して昆虫図鑑を表示する、などという使い方ができる。こうした作業をしても、テンプレートが統一されているため、デザイン上の違和感もない。一度、作成した教材の再利用が可能になる。この点では、パワーポイントとの違いを明確に打ち出している。
公式サイトには多数の作りこんだ教材サンプルが公開されている。
プレゼンテーションソフトというと、ビジネスシーンではパワーポイントが標準だが、脱パワポで、人と違うテイストのプレゼンを作成したいと思うことがある。メジャーなソフトには以下のようなものがある。
・インスピレーション日本語版
http://www.threes.co.jp/
発想支援的な要素を盛り込んだ洗練されたプレゼンソフト。
・アップル - Keynote
http://www.apple.com/jp/keynote/index.html
Macでは有名なプレゼンソフト。
・ジャストシステム 花子
http://www.justsystem.co.jp/hanako/2004/index.html
ジャストシステム。パワーポイントに似ている。互換性もある。
・Impress StarSuite 7の一部
http://jp.sun.com/products/software/starsuite/index.html
オープンソースのプレゼンソフト。FlashやPDFへ書き出せる。
・Magicpoint for Windows - Carlos Oliveira
http://grove.ufl.edu/~oliveira/software/mgp.html
Linuxでよく使われるプレゼンソフト。これはそのWindows版で、Xサーバを内蔵している。
・Muffin
http://www.justsystem.co.jp/ark/muffin/
JavaとXHTMLによるプレゼンテーションソフトウェア。技術的には面白いが実用性は...。
・製品情報/はっぴょう名人 /R.3
http://www.justsystem.co.jp/software/dt/happyour3/
小学生のためのプレゼンソフト。
・メディアルーム3se
http://www.asciisolutions.com/products/media3/
これも小中学生向け。
・小学シリーズ・中学シリーズ / 発表くん3
http://www.tdk.co.jp/tjbbi01/bbi22100.htm
これも小中学生向け。
参考情報:
・プレゼンテーションソフトで4コマ漫画を作ろう!
http://www.johoka.net/4komamanga.htm
パワーポイントで4コマ漫画を作らせた授業の作品展示。
・Oracle JDeveloper 10g 1Year Limited
オラクルの本格的なJavaの開発環境が1年間の期間限定ライセンスとはいえ、1980円で販売されるというので、早速一本購入して試している。10万円前後する商用開発環境と同等の機能を持つJava/SQL/XML開発者向け統合ツール。開発テンプレートには、WebDB系だけでなく、Javaアプリ(Swing)やアプレットも用意されているので、Javaがらみの開発であれば万能である。
UMLの設計、GUIのデザイン、JSP/HTMLのデザインなどビジュアルデザイン機能が満載されており、とりあえず絵からプロトタイプを作ってみようかという気になるのがうれしい。コードエディタ等は外部連携機能でいつものエディタを利用することもできる。
CDROMにはふたつのZIPファイルが入っているだけ。Jdeveloper本体とJDK1.4。インストールは手動でこれらふたつを解凍して、設定ファイルを開き一部パス情報を追加する必要がある。自動のインストーラーがあるわけではない。お手軽パッケージの印象があったので、これは意外だったが、アンインストールもディレクトリを削除するだけ。環境を汚さない配慮の結果であるらしい。この開発環境を使うユーザでこの作業ができない人はいないだろうから、むしろ歓迎できる。
インストール中、JDK1.5には対応していないことが判明。付属の1.4を別ディレクトリにインストールした。起動後、いくつかのテンプレートを使ってプロジェクトを作成してみる。できることが多すぎるため、全貌をつかみきれないが、ウィザード自動生成タイプというよりは、コードばりばり書きます派の煩くない支援ツールとしてよくできているようだ。
マニュアルやサンプルは不足している。海外では、Jdeveloperの書籍が何冊かでているが和書ではまだないようだ。これが一番の問題かもしれない。先行するEclipseも無償でありながら、よくできており、プラグインも豊富にある。Jdeveloperの魅力は、こうしたプラグインが最初から、搭載されたリッチ環境が提供されることにあると思う。リッチな分、マニュアルや情報がもっと欲しいなと思う。
というわけで夏休みに何かJavaでフリーソフトでも書いてみようかなと思っている。XML開発ができるということだし、RSSリーダーかなにかがいいだろうか。でも、夏休みっていつ取ればいいのだっけ...。
Java開発者であれば、1980円の価値はあるおすすめの一本。少なくとも話の種にはなる、でしょう。