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1 アウトラインプロセッサ、拡散と収束の思考

文章を書くときに、ツリー構造の見出しレベルのアウトラインを先に作って、そのツリー構造に肉付けをしていくという方法はよく使う。これは、大まかに分けると、発想を広げながらアウトラインを作るフェイズと、アウトラインを肉付けしていくフェイズの2つのパートから成る作業である。前半は拡散系、後半は収束系の作業と言えるだろう。

拡散系の思考では、手持ちの情報と関連する未知の情報をツリー構造に付加していくための発想支援の機能が欲しい。収束系では、できあがった既知の情報によるツリーを、起承転結式の、文章の流れの中にうまく収まるように肉付けする機能が欲しい。

個人的にはアウトライン編集やテキストエディタの機能に加えて、以下のような機能が必要と感じている。