Misc: 2013年3月アーカイブ

・只見川
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曾野綾子の短編『只見川』の音声朗読CD。静かに、美しく、悲しい物語。1時間の朗読を聴き終ると、余韻に浸りながらしばらくなにもできなかった。

福島県の会津地方を流れる只見川のちかく。17歳の小雪は山奥の村で理髪店を営む男の家に嫁ぐ。だが蜜月はほんの僅かな時間だけで、夫は戦争に出征した。気の合わない姑と二人で留守を守る。初夜の思い出を胸に秘めて、夫の無事な帰りをひたすら待ち続ける妻だが、最後に待ち受けていたのは、これ以上ないほど夫婦にとって残酷な運命だった。

曽野綾子というと長編が有名だが、こんな傑作短編があったとは掘り出し物だった。女性朗読者の深く静かな声が素晴らしくて、この声のコンテンツをもっと聴きたいと思った。電子書籍ばかりが注目されているが、朗読コンテンツはスマホ時代にもっと流行ってよさそうなものだ。

なおこのコンテンツはiTunesでオーディオブックとして購入するほうが安くて手軽である。iPhoneユーザーにはこちらがおすすめ。

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曽野綾子「只見川」 - Wisの朗読シリーズ(16) - 曽野綾子

2013年3月23日(土)香川県e-とぴあ文化祭で、津田大介さんとふたりで対談的な講演イベントに登壇します。タイトルが『インターネットの可能性』。おおなんというざっくり感。その代わりなんでも語れるな。

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関西四国方面でのお知り合いがいたらよろしくお願いします。
e-とぴあ文化祭2013特別講演|情報通信交流館 e-とぴあ・かがわ https://www.e-topia-kagawa.jp/kouza/guest_sp2013spring.asp

以下、告知文章より。

2人のスペシャリストがソーシャルネットワークとインターネットの可能性、今後の展望を語る!!

Twitter、Facebook、Ustream、全世界を覆うソーシャルネットワーク。 人は何を発信し、何を得ようとするのか?
政治・経済を飲み込むほど巨大化したニューメディアとネットの可能性をネット黎明期から、独自の視点で見続けてきた音楽・ITジャーナリストの津田大介氏とITビジネスの技術評価とマーケティング戦略のコンサルタントで活躍する橋本大也氏が「ジャーナリズム」と「情報考学」の視点でセッション。
お二人のこれまでの経験と今やっていること、考えから広大な情報の海に生きるために、インターネットをどのように活用すればいいのか?その答えを語っていただきます。

□日  時 : 2013年3月23日(土)13:30~15:30(開場13:
00)
□定  員 : 80名(先着順)
□会  場 : 情報通信交流館 5F BBスクエア

お申込み
https://www.e-topia-kagawa.jp/kouza/guest_sp2013spring.asp

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