Misc: 2010年1月アーカイブ

来週木曜(2月4日)夜に、久々のイベント『テレビとネットの近未来カンファレンス』を開催することになりました。

今回は日本印刷技術協会(JAGAT)様との共催ということと、先日のAppleiPadの発表を受けまして、電子書籍についてお詳しい特別ゲストを招いての緊急番外編という位置づけで開催致します。

差し迫った告知で大変恐縮ですが、ご都合があえば是非お越しください!

・開催概要&申し込みフォーム
https://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dFZfS01MbnVVb3J6cGJwQWR1V0RQdEE6MA

※なお、今回のセミナーについては早期に定員が埋まることが予想 されるため、なるべく早いタイミングでの申し込みをお願いします。 (定員に達し次第、受付機能を停止予定です)

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●開催概要

・日時:2010年2月4日(木) 18:00開場、18:30開演、20:00終了予定
・場所:池袋サンシャインシティ文化会館710号室
・参加人数:例年通り100名程度の来場を想定しています(入場無料)
・二次会については今回は特に企画しません

● 進行予定

1)神田敏晶、橋本大也より2010年のトレンド大予想

2)メタキャストからのクロスメディア提言
(TV 視聴+Twitterの現状、Facebook日本上陸によるソーシャルアプリケーションの展望)

3)緊急開催:ディスカッションの部
「アップルタブレット登場でどうなる、電子出版?」

● 登壇予定者

神田敏晶
ビデオジャーナリスト。神戸市生まれ。ワインの企画・調査・販売などのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の企画編集とDTPに携わる。その後、 CD-ROMの制作・販売などを経て、1995年よりビデオストリーミングによる個人放送局KandaNewsNetwork」を運営開始。ビデオカメラ一台で、世界のIT企業や展示会取材に東奔西走中。現在、impress.TVキャスター、関西大学総合情報学部非常勤講師、デジタルハリウッドスクール非常勤講師。2002年4月1日より日本で法人化。世界で初めての"SNS"をテーマにしたIT-BARを渋谷で展開し、現在は世界で初めてのビデオ投稿スタジオを併設した BAR
「BarTube」を展開中!2007年参議院議員選挙東京選挙区無所属で出馬11200票で落選!

橋本大也
データセクション株式会社取締役会長。起業家。株式会社メタキャスト 取締役。大学時代にインターネットの可能性に目覚め技術ベンチャーを創業。主な著書に『情報力』『情報考学--WEB時代の羅針盤 213冊』『新・データベースメディア戦略。』『アクセスを増やすホームページ革命術』等。(株)早稲田情報技術研究所取締役、(株)日本技芸取締役、、デジタルハリウッド大学准教授、多摩大学大学院経営情報学研究科客員教授等を兼任。

山崎隆広
群馬県立女子大学文学部専任講師/株式会社キャスタリア研究員・編集委員。大学卒業後、出版社での書籍編集、企画等の仕事を経て、ニューヨーク支社立ち上げの為、渡米。その後ニューヨーク大学大学院にてメディア論修士号を取得。帰国後は電子書籍ビジネスの企画・編集などに携わる。2009年より現職。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得

井上大輔
1996年、早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。情報システム部門、マサチューセッツ工科大学(MIT)社費留学、IT企画室、新規事業開発室、経営企画室を経て2005年3月同社を退職。同年4月、メタキャスト社設立

※電子出版の部(ディスカッション)については、当日発表の飛び入りゲストも登場予定です

※入場は無料です。申し込みが定員に達し次第、受付を停止致します。

・開催概要&申し込みフォーム
https://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dFZfS01MbnVVb3J6cGJwQWR1V0RQdEE6MA

2009年にこのブログで紹介した小説・創作作品の中から、これは本当によかったと思う本をランキングで1ダース並べてみました。私が2009年中に読んだというのが基準なので、昔に発表された作品もかなり含まれています。

小説に順位をつけるのは難しいのですが、1位は万人におすすめできるということで選びました。URLをクリックすると書評エントリへ、表紙画像をクリックするとアマゾンへ飛びます。

・2008年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション部門
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/01/2008-3.html
・2007年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション部門
http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/01/2007-5.html
・2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション部門
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004849.html

■1位 学問
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/12/post-1130.html

・学問

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テーマは性と生だが、本質はまっすぐな青春小説だ。思春期の性の衝動。「まったくセックスというやつは、どれほど多くの枝葉を携えているものなのでしょう。幸せに喜ばせ合う夜もあれば、怒りを噴出させる昼もある。神聖な儀式にも、しこしこの鍛錬にも配属される。まったく、油断も隙もありゃしない」欲望にときには翻弄されながらも、しっかり自分を持って人を愛することを覚えていく少年少女の成長がまぶしい。欲望の奴隷ではなく、欲望の愛弟子になる。だからそれは学問。

■2位 太陽を曳く馬
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/10/post-1080.html

・太陽を曳く馬〈上〉

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主人公の刑事 合田雄一郎は、光のビジョンに狂った青年画家の奇妙な殺人事件と、てんかん発作で寺を飛び出し車にひかれた僧侶の死亡事件の不合理を追究していくうちに、裁判過程では決して取り上げられない真理を見出す。事件の調査の枠を超えて僧侶達との禅問答に深入りしていく。現代における宗教とは何か、芸術とは何か、意味と価値を問い直す心身問題、9.11事件、オウム事件以後の日本と世界の変容。

■3位 聖家族
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/01/post-905.html

・聖家族

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異なる時代を生きた数十人の登場人物のそれぞれの生き様が、異世界の超越ネットワークを通じて呼応して、大きなうねりを未来につくりだしていくという、作者の壮大な歴史のビジョンに圧倒される。私はこれを読みながら本当に熱を出してしまった。心身準備を整えてから挑戦しないと受け止めきれないくらい、作者の心的エネルギーが注ぎ込まれた魔性の作品である。

■4位 冷たい肌
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/05/post-994.html

・冷たい肌

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解放運動の夢破れた主人公は絶海の孤島での気象観測の仕事に志願する。前任者と交代するべく島に上陸すると、灯台には何かに取り憑かれたような正体不明の男がいた。対話をひたすらに拒む男に主人公は当惑する。そして日が沈んだとき島は、人間ではない異形の何かの襲撃を受ける。死の危険を前にして、二人の生き残りをかけた戦いが始まる。

■5位 花宵道中
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/02/post-936.html

・花宵道中

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新潮社のR-18文学賞というのは単なる官能系文学賞ではなくて「女による女のための R-18文学賞」である。応募者は女性作家に限定されているだけでなく、下読みレベルから審査員まで選考にかかわるスタッフすべて女性である。男の好みを入れずに、女が感じる官能小説の凄いのが大賞に選ばれる。大賞と別に読者賞があり、その投票も女性限定である。それで本作品は大賞と読者賞ダブル受賞している。女のエロティシズムの極みである。

■6位 デンデラ
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/10/post-1095.html

・デンデラ

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姥捨て山に捨てられた老婆たちが50人、村の反対側の"デンデラ"で何十年も密かに生き延びて、自分たちを捨てた村への復讐の機会を虎視眈々と狙っていた。新参者の斉藤カユ(70)は、"お山参り"で死に切れなかった自分を情けなく思うのだが、三ツ屋メイ(100)を頂点とする超高齢者コミュニティは、山奥の厳しい生存環境と戦いながら、仲間を増やし、懸命に生き続けることを考えていた。

■7位 ヘヴン
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/12/post-1132.html

・ヘヴン

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いじめにかかわる双方の張りつめた対話が続く。登場人物はいじめる側も、いじめられる側も雄弁に自分の立場を語る。現実にはこれだけ気持ちを整理して話せる少年少女はいないだろうが、その超現実的につきつめたやりとりが、いじめ問題の本質を白日のもと晒す。朝まで生テレビで一晩議論するより、この作品を読んだ方が、いじめとは何かがよくわかるはず。その根の深さにやりきれなくもなるのだが。

■8位 ブロデックの報告書
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/04/post-963.html

・ブロデックの報告書

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ブロデックの立場は国の正史を書く歴史家の立場と同じでもある。正史の書き手は現状の権力関係の正統性を肯定するように、過去を物語化することが求められる。ブロデックは屈辱的な服従の経験を振り返りながら、村の歴史をどう書くべきかを苦悩する。虚偽を書いて村の一員になるか、真実を書いて制裁を受けるか。ミステリー仕立ての作風だが、テーマは重たい。圧倒的な疎外の物語である。

■9位 粘膜人間
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/03/post-948.html

・粘膜人間

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河童が主要登場キャラとしてでてくるが、この妖怪の描き方が昔話や伝説に出てくる河童とかなりずれている。ぐにゃりとした体つきで低知能で兇暴な性格。怒りだしたら何をするかわからない。想定外の要素に満ちた河童。正体がわかっている恐怖よりも、得体の知れないもの、異形のもののほうが底なしに恐ろしい。明らかに人間ではないのに話が通じる(しかし感情や常識は共有していない)ところがこの河童の不気味な怖さの理由なのかもしれない。

■10位 新世界より
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/05/post-983.html

・新世界より 上

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・新世界より 下

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一人の人間がコミュニティを壊滅させる力を潜在的に持っている社会。これって現代社会の縮図なのだと思う。9.11テロを例に出すまでもなく現代人はその気になれば一人で大勢を殺すことができる。飛行機を乗っ取ってビルに激突させる、炭疽菌を送りつける、銃を乱射する。知識や設備があれば爆弾や強力な毒ガスで何万人、何十万人を殺傷することも考えらる。異者との共存、異文化理解、科学と宗教など現代的で重いテーマを幾つも抱えつつも、ミステリあり冒険とパニックあり、恋愛ありと娯楽性もたっぷりに最後までぐいぐい引きつける大作。

■ 11位 やんごとなき読者
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/06/post-1006.html

・やんごとなき読者

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「「陛下はどんな本がお好きですか?」女王は躊躇した。実を言うと、何が好きなのか自分でもよくわからなかったからだ。昔から読書にはあまり興味がなかった。もちろん人並みに読んではきたが、本を好むなどということは他の人にまかせてきた。それは趣味の範疇であり、趣味をもつのは彼女の性質にふさわしくなかった。」

■12位 1Q84
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/12/post-1140.html

・1Q84 BOOK 1

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・1Q84 BOOK 2
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100万部売れることやメディアで取り上げられること。こうした状況を含めて、この1Q84という作品は村上春樹によってプロデュースされているように感じた。作中で主人公のひとり天吾書いた小説「空気さなぎ」がメディアで話題になる場面があるが、天吾は村上春樹のアバターであり、「空気さなぎ」は「1Q84」のメタファーである。作中ですべての謎が明らかにされないことへの不満に、現実世界ではBook3の出版を発表した。1Q84はまだプロデュースが継続中のメタ・メディア小説なのである。書評は3の後に書くべきかもしれない。

2010-01-20-121112.png来る1月29日に「OVALLINK」と株式会社クォンタムアイディの共催で、"立体映像ビジネスの現在と未来"をテーマにしたセミナー&パーティを催します。

「AVATAR」や「カールじいさんの空飛ぶ家」の興行成績が好調で国内でも3D対応の映画館が300館を超えています。
またソニーやパナソニックが3D対応TVの生産に力を入れたり、PS3が3Dコンテンツに対応したりと、映画館のみならず、家庭にも立体映像の波が押し寄せています。
今回はアールテクニカの古瀬学氏に、こういった現況を踏まえながら、業界全体の動向を俯瞰して説明を頂くとともに業界関係者(映像ジャーナリスト・大口孝之氏/ソニー・吉村司氏)との鼎談を行います。

なお会場の都合で今回は定員を30名(先着順)に限らさせて頂きます。
(OVALLINK会員は定員以上でも入場可能ですが、数が多い場合は立ち見になるかもしれません。)



講師紹介 (敬称略)


大口孝之(おおぐち たかゆき)
立体映画研究家 1959年岐阜市生まれ。日本初のCGプロダクションJCGLのディレクター、世界初のカラードーム3D映像「ユニバース2~太陽の響~」のヘッドデザイナーなどを経て、フリーランス映像クリエータ/ジャーナリスト。NHKスペシャル「生命・40億年はるかな旅」のCGでエミー賞受賞。「映画テレビ技術」「CG WORLD」等に執筆。代表的著作「コンピュータ・グラフィックスの歴史」(フィルムアート社)


吉村司(よしむら つかさ)
ソニー株式会社クリエイティブセンター デザインR&D プロデューサー
ソニー株式会社ブランドマネージメント FPO シニアビジネスプロデューサー
株式会社ソニーコンピューターサイエンス研究所 TPO エグゼクティブアドバイザー
慶応大学特別招聘講師(メディア文化論)
三菱電機暖房機営業を経て1985年ソニー入社。事業部の商品企画、マーケティング業務従事後、1998年より自由視点映像の研究開発のマネージメントを行う。現在は新規技術をビジネス化するプロデューサ-。


古瀬学(こせ まなぶ)
アールテクニカ有限会社 代表取締役
株式式会社エイガアルライツ 取締役
先端研究集団オーバルリンク 理事
1994年に"音と映像のソフトウェアカンパニー"アールテクニカを創業。放送局・家電メーカーなどの研究開発・製品開発に携わる。
漫画『コブラ』の作者寺沢武一の著作権管理会社エイガアルライツではビデオグラム化&デジタルコンテンツ化を担当。
テクノロジーとクリエイティブの交差点付近で奮闘中。


前田 邦宏
株式会社クォンタムアイディ代表取締役。株式会社関心空間ファウンダー。東京大学大学院情報学環講師。ウェブ草創期から「見えない関係性の可視化」をテーマにネット上での人と人とのつながり方をデザインし、2001年にその活動を発展させたコミュニティサイト『関心空間』を立ち上げる。趣味や嗜好の共感にもとづくコミュニケーションをウェブ上で生み出すネットワークオーガナイザー。主な受賞に、グッドデザイン賞新領域デザイン部門入賞、日本広告主協会WebクリエーションアウォードWeb人賞。


日時:2010年1月29日(金曜日)19:00開始 23:00終了予定
会場:東京都渋谷区神宮前4丁目19-8 アロープラザ原宿301
    URL: http://bit.ly/5GRteQ
会費:5000円
   セミナー費用/食事代+1ドリンク
   当日、受付にてお支払いください。領収書の発行が可能です。
定員:30名(OVALLINK会員除く)


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18:30  開場
19:00-20:45 「40分で分かる立体映像業界」古瀬学
20:45-20:15 夕食 + 立体映像制作フロー紹介
20:15-21:30 「立体映像ビジネスの現在と未来」鼎談
21:30-23:00 懇親会
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お申し込みは下記よりどうぞ


http://quantum-id.com/event/form.php?id=2




備考欄にOVALLINKサイトよりとお書きくだされば幸いです。

2010.02.01 阿佐ヶ谷ロフトAで「2010年代の出版を考える」

2010年代の「出版」を考えるの出版を考えるイベントに出演します。

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2010年代の「出版」を考える

グーグルの「ブック検索」、アマゾンのキンドル、
アップルのiPhoneや噂されるタブレットなど、
インターネットと結びついた電子出版・電子読書のしくみが登場
するなかで、出版の仕組みは大きく変容しそうな状況を迎えている。

今回は特に、書き手と出版社の仕組みを中心に徹底的に議論。
出版社は意味を持つのか、印税90%化は可能か、
読者を引きつけるコンテンツをどう生み出すのか。
毎日一冊の本を書評し続けるブロガー橋本大也
文芸評論とフリー編集者として電子書籍を追い続けてきた仲俣暁生
早くから出版活動のネット展開を手がけてきた
版元ドットコム(157社の連合体)の二人が意見をぶつけあう。

●出演
橋本大也 ブロガー・「情報考学」
仲俣暁生 フリー編集者、「マガジン航」編集人

高島利行 語研・出版営業/版元ドットコム
沢辺均 ポット出版/版元ドットコム

●日時 2010年2月1日(月) 18:30 open/19:30 start

●場所 阿佐ケ谷ロフトA
杉並区阿佐谷南1-36-16ーB1
    JR中央線阿佐谷駅南口
    パールセンター街徒歩2分
    電話:03-5929-3445

●料金 1,500円 前売/当日(共に飲食代別)

●前売チケット
・阿佐ケ谷ロフトAの予約フォーム

・ローソンチケット
で「 2010年代の「出版」を考える 」で検索

・LOFT A電話(03-5929-3445)での受付

このイベントの前哨戦を、現在発売中の月刊ビジネスアスキーの特集記事で、私たちは展開しています。ご興味のある方はご覧ください。

月刊 ビジネスアスキー 2010年 02月号
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こんなかんじです。Kindle談議や著者9割印税モデルの検討などを話しています。

・MG 1/100 ゴッグ MSM-03
MSM-03 GOGG

私は毎年、大晦日に紅白歌合戦を見ながらガンプラを作ってきました。

2006年の大晦日が アッガイ

2007年の大晦日が ゾック

2008年の大晦日が ズゴック
そして、

2009年の大晦日は ゴッグ

を作りました。

組み立て時間は3時間くらい。アッガイと同じで爪の数が多いのが面倒そうだなあと予想していましたが、やはり、その部分は単調作業の繰り返しが少々辟易気味。しかし稼動部分が多いので、完成後はポーズの柔軟性が高くて、上腕部に手を収納する有名なポーズも可能ということで、大満足でした。アッガイの体育座り可能化などMGの造形は相当に高レベル。

こうして4年がかりで作り上げた、ジャブロー系水陸両用モビルスーツが勢ぞろいで壮観なのですが、ゾックのスケールが合わないことが惜しまれます。100分の1スケールMG版ゾックを出してほしいと切に願います。

並べてみたらこんな感じです。(ブログがマニアックな雰囲気になってしまいますが)。じゃーん。水陸両用のずんぐりむっくり感にすっかり魅了されていています。

Gundam

来年作るべきはジムやシャアズゴック、あるいはグラブロ?。深刻に検討中です。宇宙へ出るかもしれません。

そうそう、年末にコンビニで買ったこの本はガンプラ好きにとっては600円の価値はあると思いました。ファーストガンダムのプラモデルを、パッケージと完成品写真に簡単な解説をつけて並べています。おまけで1/288ガンダムというマニアックなアイテムが付属しています。とりあえずおさえておくだけでも意味があると思います。ファンなら。

・ガンプラの常識
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1/288ガンダムはおまけっぽいディティール感なので、敢えて組み立てないでコレクションすることに。

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デジタルハリウッドにご縁のある皆様へ

私が長く教員をしているデジハリが15周年を迎えました。大同窓会を開催します。デジハリを通しては何百人もの人たちと出会いがありました。このブログの読者にも、私とデジハリという場所がきっかけで知り合った人も結構いらっしゃるはずです。

ITに詳しい人が多いので、卒業生MLやソーシャルネットワーク、あるいはツイッターなどで、その後も、おつきあいがつづいている人たちがいっぱいいます。ですが、ネットでバーチャルにつきあいができる時代だからこそ、リアルで会うことは特別な価値があると思っています。これを機会にぜひ現実世界でお会いしたいです。

デジタルハリウッド15周年記念 "Digital Hollywood Reunion"(大同窓会)
http://www.dhw.co.jp/reunion/
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この度、デジタルハリウッドでは15周年を記念して大同窓会「Digital Hollywood Reunion」を赤坂BLITZにて開催いたします。当時のクラスメイトや学長・講師との交流はもちろんのこと、当日はみなさんの人脈作りに役立つような交流イベントも予定しておりますので、ビジネスパートナーをお探しの方や自分のスキルを売り込みたい方にもお楽しみ頂けるプログラムとなっております。定員が限られておりますので、是非お早めにご予約ください!

"Digital Hollywood Reunion"(大同窓会)
開催日時:2010年2月17日(水) 19:00~21:00
場所:赤坂BRITZ  http://www.tbs.co.jp/blitz/定員:750名
参加費:2000円(フリードリンク)
参加:要予約  (注)定員になり次第受付終了となります。

新春ポッドキャスト最終日の5日目は、3人が今年の展望や抱負を語っています。

皆さんにとって今年も良い年になりますように!

プライベートな年賀状を作成するのに、今回はこの折り紙本を使いました。

・cochaeのグラフィック折り紙 めでた尽くし
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なんともまったり具合な放送がお正月っぽくてよいではないかと自画自賛中の新春ポッドキャストも4日目。今日のテーマは2009年のお気に入りガジェットについて、です。なぜか全員がヘンな楽器を持ち出したため、Stylophone × オタマトーン × FingerPianoの合奏ということになってしまいました。

・スタイロフォン Stylophone
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私が弾いているのはこのスタイロフォンです。レトロな外観と操作のアナログ感がたまりません。

・オタマトーン
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たつをさんが吹いているのはこのオタマトーン。新婚の奥さんと二人で夜な夜な合奏しているそうですよ。本当にお幸せですね。収録時はいろいろと、とてつもないのろけを披露されてました。あーあー。

この放送の収録後に「もっとiPhoneについて語りたい!」と全員一致したので、3人がお気に入りアプリについて語る「iPhone編」を追加収録しました。たくさんのオモシロアプリが紹介されています。

ツイてる!ポッドキャスト新春2010 - 1月4日 iPhone編

極度の歯痛でなかなか今年のエントリを書けないでいた俺と100冊の成功本の聖幸さんが、やっと登場。詳しくレポートされています。どん底からのスタートですが今年はもはや快方に向かうばかりでツイてます。

『ツイてる!ポッドキャスト!2010』1日目、2日目、3日目
http://blog.zikokeihatu.com/archives/001549.html


なお、iPhoneについては下記のイベント出演を予定しています。ぜひご参加ください。

【開催告知】Feedpath face to face Round Table Vol.2
http://www.feedpath.co.jp/topics/seminar/000543.html
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テーマ:橋本大也 × 中山五輪男 エバンジェリストと
iPhoneについて語ろう!

本日も箱根駅伝復路を応援してきました。東洋大強し。

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新春ポッドキャスト3日目は、3人のブログで昨年に人気のあったページと昨年売れたものについてコメントしています。

私のブログでは人気記事は

・なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか 記憶と時間の心理学
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/05/post-1000.html
・傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/07/post-1028.html
・裸体とはじらいの文化史―文明化の過程の神話
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/09/post-1064.html
・借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/05/-251224.html・セックスと科学のイケない関係
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/05/post-987.html

とかでした。モノ系では、

・24本骨傘 高強度グラスファイバー仕様 【雨宿】 (あまやどり)
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・キング・オブ・ポップ-ジャパン・エディション
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・バンドエイド キズパワーパッド フツウ
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です。


で、年末年始はFFにもはまっています。

・ファイナルファンタジーXIII
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発売日に買ってからゆっくりとプレイ中。最初の10時間くらいはチュートリアル的な一本道の展開。バトルシステムは超複雑。基本的にプレイヤー以外のパーティメンバーはAIによる全自動なのだが、そのAIパターン(ロールとオプティマ)を選択するのがプレイヤーの役割。

昔のFFやドラクエのように敵と戦い経値値をためてレベルアップするという方式ではない。成長システムはFF10のスフィアボードに似たクリスタリウムというすごろく板みたいなもので行う。敵と戦闘すると蓄積されるCPの分だけ、HP+10だとか魔法習得のようなご褒美が並ぶ盤の上で駒を進めることができる。先頭に夢中になっていると成長をついつい忘れてしまい、ボス戦で負けて仕方なくクリスタリウムを進めるなんていうことも...。

異色なのは宿屋に泊まってHP回復をする、という必要がないこと。HPは戦闘が終了するたびに自動的に全回復する。楽といえば楽。全体的にあまり細かいことを考えなくても進められる。こだわろうと思えば後半でこだわれる部分が大きくなってくるという感じ。

本作のバトルシステムは"ブレイク"という新要素が魅力。プレイヤーたちが短時間に連続攻撃を仕掛けると敵に与えるダメージが倍化していく。タイミングを合わせて連続攻撃を仕掛けるには、オプティマ(戦闘AI)のすばやい切り替えが必要で、ターン制とリアルタイム制の融合した半リアルタイム性の戦闘システムになっている。白熱するから私は結構好きです。勢いで倒す感覚。狙ったとおり決まると気持ち良い。ただし守りに入るとボス戦では非常に長時間化する傾向がある、かな。

・ファイナルファンタジーXIII ワールドプレビュー
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「『ファイナルファンタジーXIII』の発売に先駆けてキャラクターや世界観、バトルシステムなどプレイ前に知っておきたい情報を集約し、詳細に解説したスクウェア・エニックス公式のプレビューブック。これからゲームの世界に旅立つプレイヤーに贈る開発スタッフからのメッセージも一挙掲載。『XIII』の発売が待ちきれなくなる一冊!

小説『FINAL FANTASY XIII Episode Zero -Promise-』の第一章を収録。プレビューというくらいなので、攻略のための情報量はほぼゼロですが、キャラクター写真集としては大判カラーで楽しめます。

今年もまた例年通り、箱根駅伝を応援に行きました。今年は沿道の応援者がやけに多い気がしました。がんばれー。

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新春ポッドキャスト2日目は、3人の昨年のツイてたこと自慢です。たつをさんのお幸せぶりには誰もかなわないわけですが...。誠におめでとうございました。末永くお幸せに。

それから、みなさんお正月休みに時間があったら映画「アバター」を絶対に観にいきましょう。素晴らしいです。はじめてフルCG映画にドラマとして感動しました。青い肌の異星人に感情移入させるキャメロン監督はすごいですね。

年末に観たのですが、パンフレットではなくて公式ガイドを買って、正月に読んでいます。
・アバター 公式完全ガイド
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「これは資源開発機構(RDA)・宇宙生物学調査/科学ラボによるデータおよび調査記録にもとづき、衛星パンドラのユニークな生態系に関する資料として編集されたものである。パンドラのエコシステムについて詳述するほか、パンドラ特有の景観を形成する諸生態、すなわち空中に浮かぶ一枚岩「ハレルヤ・マウンテン」やアーチ型の複合岩「ストーンアーチ」などについてのデータを含む極秘資料である。本調査資料にはまた、パンドラに自生する危険な生態を抑制し調査員を守るためにRDAが備蓄する超高度技術・および武器システムに関する極めて機密性の高い詳細データが含まれる。 」

アバターの世界の設定集です。惑星パンドラではなぜマスクが必要なのかの理由、とか、あのマスクはろ過フィルターで水洗いすれば半永久的に使えるのだとか、未来の人類のテクノロジーの詳細もわかります。

あけましておめでとうございます。

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今年もみなさんと私が最高にツイてる年でありますように!。

さて、今年も例年通り(5年目!)ブロガー3人+宮本プロデューサのチームで「ツイてる!ポッドキャスト新春2010」を連日放送します。

PC120416

Passion For The Future 橋本
×    
俺と百冊の成功本 聖幸さん
         http://blog.zikokeihatu.com/
×
たつをのChangelog たつをさん
         http://nais.to/~yto/clog/

の3人のポッドキャストです。デジハリ大学の教室をスタジオに5日連続の放送予定。第1日目の話題は2009年についていたことを話す、です。だらだらと続くお正月らしさを可能であれば、お楽しみください。

Produced By 宮本貴文 幻のデジタルハリウッド大学放送部

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