Culture: 2009年7月アーカイブ
・ドラゴンクエストIX 星空の守り人 と 東京ディズニーリゾート便利帖
連休にディズニーランドへ行った。ドラクエ9の"すれちがい通信"をするために。
ドラクエ9はニンテンドーDSの無線LAN機能を使って呼び込みモードにしておくと、近距離(10メートルから30メートル)にいるプレイヤーを自分のゲーム世界に迎えることができる。呼び込み人数に応じてゲーム内"宿屋"が大きくなる。
アトラクションやパレード待ちをしていると次々に釣れる、釣れる。一度に3人ずつしか呼び込めない仕様のため、かかったかなー?と頻繁にDSの蓋を開けて"ホイホイチェック"しないといけないのだが、さすが天下のディズニーランド入れ食いである。しかもプロフィールを見ると全国からプレイヤーが集まっている。
「夜のパレードが楽しみ」「水をかけられてびしょぬれになっちゃいましたー」などディズニーランドに関する情報をメッセージに書き込んでいる人が多い。
いやあ、すごいな。最終的には50人も捕まえることができた。ディズニーランド作戦は大成功である。いったい何人くらいのドラクエユーザーがランド内にはいるのだろう?。ちょっと推定してみた。まず世の中に出回ったドラクエ9の本数だが、
・ドラクエ9:予約200万本 ゲーム市場の再活性化なるか
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090712k0000m020103000c.html
日本の人口は1.3億人で、そのうち200万人がドラクエ9を持っている。これは65人に1人の割合である。この日のディズニーランドはやや混みレベルだから入場者数は約4万人程度であると見積もる。待ち時間で暇なランドにDSを持ち込む率は多いと考えると、ドラクエ保持者は園内に600人くらいいることになる。そのうちの10分の1とすれ違ったことになる、のだろうか?。
で、すれちがいモードにしているとゲームは遊べないので、並びながら読んでいたのがディズニーが絶対に推奨しないであろう辛口&裏技ガイドブックのこれ。
「絶対並んではいけないトイレは。人気レストランが空く時間帯は。ファストパスを使いこなすには。バカ混みの日の回りかた。幼児が喜ぶすごく楽しい回りかた。先払いのレジで失敗しない方法。エレクトリカルパレードを2回見る方法。昼のパレードを最高の場所で見る。花火を至近距離で楽しむ裏技など、空前絶後の大調査。いますぐ使える、前人未踏、抱腹絶倒の超ガイドブック。 」
やや情報が古くなりつつあるが、クチコミの集積を持ち歩ける感じだ。読み物としてもかなり面白い。この本をたった独りで書いているのは偉大だ。
こんなイベントを開催します!
夜のプロトコル・オーバルリンク共催:夏の特別講座開催決定!!!
microblogの猛者たちがおらが世界のコミュニケーションを熱く語ります。フライヤーフルバージョン(PDF)
出演:夜のプロトコル(津田大介、いしたにまさき、速水健朗)、オーバルリンク(橋本大也)
1部:夜のプロトコルパート
2部:オーバルリンクパート(司会:橋本大也)tumblr編(司会:いしたにまさき)
「使う人、見る人によって違う顔を見せるtumblr。司会のいしたにを含めた4人のプレゼンでいろいろな角度から、その魅力にせまります。」(いしたにまさき)プレゼン登壇予定:id:otsune、id:ku、id:gamella 、いしたに
twitter編(司会:津田大介)
※現在いろいろなついったらーにオファー中! ゲストにOKをもらえ次第順次発表の予定。
「なぜtwitterは我々を魅了してやまないのか、いろいろなついったらーと語っていきたいと思います。」(津田大介)
「Twitter&タンブラー 次世代Webコミュニケーションサービスの未来を考える」&橋本大也 VS 神田敏晶 Web7.0激トーク
世界で一番Twitterな放送局 神田敏晶のTwitter&Tumblr系オモシロサービス、キーワードを軸に、Webの未来を想像するセッションです。
■日時:2009年7月17日、19:45開場(20:00開演)
■場所:デジタルハリウッド大学、メインキャンパス(秋葉原・ダイビル7F)
千代田区外神田1-18-13秋葉原ダイビル7階
■定員:100名
■会費:2000円(懇親会別)、デジハリの学生さんは無料
■主催:夜のプロトコル ・オーバルリンク 共催
イベントの申し込みは夜のプロトコルよりお願いします。
http://www.yorutoko.com/2009/07/no_04we-love-tw.html
・ハイスクール・ミュージカル トリロジー・ボックス [Blu-ray]
単純であるが故に妙にはまってしまい、結局3部作通して見てしまった全米沸騰の学園ミュージカル。ディズニーチャンネルが制作。米国の若者文化を知るのにも良い材料かも。高校バスケ部のヒーロー少年トロイと、転校生で秀才の少女ガブリエラの恋愛を中心に、仲間との友情やライバル同士の駆け引きを描いた青春ミュージカル。第58回プライムタイム・エミー賞で6部門にノミネート、2部門で受賞した。
・オフィシャルサイト
http://www.disneychannel.jp/program/dcom/hsm/
登場人物は当然だが若い。主役のトロイ役は1987年生まれ、スポーツ万能で歌も上手い人気者。知的でエキゾチックな魅力のヒロイン、ガブリエラ役のヴァネッサは1988年生まれ、フィリピン人、中国人、スペイン人、アイルランド人、ネイティブ・アメリカンなどの血を引いているとのこと。二人は私生活でも恋人同士だそうだ。
3枚のBlu-Rayに収録された特典映像では、新人だったキャスト達がこのドラマ第1作(元はテレビ番組)が大ブレイクした後、2,3と全米のスターになっていく過程が見られる。だんだんと落ち着きや風格がでて成長してきている様子も見所。
全編がディズニーらしいポジティブメッセージで包まれている。仲間同士に多少の確執はあっても、結局最後は全員が協力するなかで和解で、大きな目標を達成していく。それぞれが自分の才能や役割を見出して評価される。単純に前向きな気持ちになりたいときに、励まされる内容。ファミリーでも安心して見られる。
主要メンバーは3で卒業してしまったが、新メンバーでの4作目が2010年公開予定で制作中とのこと。Wiiのゲームも発売されている。
若いって良いなあ、まぶしいなあ、なんて考えるオヤジになってしまったのだなあ、まあいいか(開き直り)。
川崎にIMAXデジタルシアターができたと聞き、オープニング上映作『トランスフォーマー リベンジ』をKNNの神田さんと一緒に観に行った。大人一般2000円。国内有数のデジタル映画体験ができる場所。
・IMAXデジタルシアター 109 シネマズ川崎
http://www.109cinemas.net/imax/
平日の夜(20時開始の回)だがお客は結構入っていた。予告編は通常フィルムのせいかIMAX設備の良さがまったく感じられない。神田さんと「大画面にしょぼい映像が出ている感じで、なんだかイマイチですね、この画面」という会話をしていると、映画本編に突入。まったくの別世界の大画面高精細映像の世界に魅了される。この画質の対比を見せつけるために予告編はIMAX映像を敢えて使わない方針なのかもしれない。
・トランスフォーマーリベンジ トランスフォーマームービー RD-01 メガトロン
前作を超える大迫力のロボット大活劇。前作と比べて敵側のロボットが巨大で凶悪化している。前半は少しはドラマもあったが後半は、大戦闘シーンの連続でILMのSFXを心ゆくまで堪能することができる。もうSFXはお腹一杯になっても許してもらえない長すぎるジェットコースター状態。巨大ロボットの変形と戦闘シーンだけを期待した私は大満足でしたが、神田さんは「ドラマがないよねえ」とちょっと不満気味。いや、なかなか良かったと思いますけどね、私は。
SFX以外に良いところというと音楽。ニュー・ディヴァイド/リンキン・パーク他が効果的に使われていた。有名どころでは21ガンズ/グリーン・デイも。
とりあえず3に続きそうな展開で終わっていたので次回作が楽しみ。リベンジではよく許可が取れたなあと思える有名な世界遺産を破壊するのですが、これを超えるSFXとなると次は何を破壊するつもりだろう?