Culture: 2006年11月アーカイブ

2006年12月9日(土)に毎年恒例4年目の忘年会議を、これまた例年通り百式管理人と共同で開催します。そして今年はYahoo!検索チームさんが協賛してくださいます。日本の最大手検索エンジンに集まるデータから、トレンドを読み取るセッションがあります。

会議ですから全員参加です。

例年同様に参加者の皆さんには、「究極のサイト」をひとつ推薦していただきます。誰でも知っている有名サイトではなくて、知る人ぞ知るサイト、あなたが極私的に「これはスゴい」と思うサイトをこっそり教えて欲しいのです。

まさにロングテール大賞のような賞になる、予定です、なるといいな。

お申し込みは11月28日(火)、午前9時30分より下記ページにて行います。もうしばらくお待ちください。

・忘年会議2006への御誘い
http://www.100shiki.com/event200612/


プログラム

【第一部 発表!究極ランキング!】

みなさんの投稿から読み解く「究極のウェブ」ランキングを今年も行います。他のランキングで出てくるようなものではなくて、独断と偏見で「へぇ、そうなんだ」的なマイナーランキングを目指します。

【第二部 検索キーワードで読み解く2006年】

日本の検索シーンを支えるYahoo!検索チームから、サーファー部 関裕司部長に、検索キーワードから2006年を振り返ってもらいます。彼らの持つ検索データを披露していただき、来年に向けてのヒントをもらってしまいましょう。

【第三部 主催者2007】

主催者の二人は2006年に何を考え、2007年に向けて何にチャレンジするのか。主催者が考えるビジネスチャンス、ウェブのトレンドなどをちょこっとご紹介します。

【第四部 全体会議】

最後はもちろん全員参加の全体会議です。楽しく交流しながら来年のトレンドを議論しましょう!

開催概要
日時 2006年12月9日(土)
17:00〜20:00(忘年会議)
20:00〜(忘年会)
場所 都内近郊
(参加確定者には後日連絡します)
費用 忘年会議は無料。その後の忘年会は実費(3〜4千円程度)。
定員 先着80名
協賛
備考 全員参加の会議を実施します。筆記用具をお持ちください。

事前課題
忘年会議へのご参加には事前課題への投稿が必須となります。お申し込みの際には下記の質問にお答えください。

Q1. 2006年、あなたにとっての「究極のウェブサイト」のURLを教えてください(あまりみんなが知らないようなサイトだとうれしいです)。

Q2. そのサイトが究極である理由を具体的に教えてください。あなたの生活が変わった、ビジネスに役に立った、悲しい日に元気づけてくれた等々、具体的なエピソードを交えて回答してください。


お申し込みは11月28日(火)、午前9時30分より下記ページにて行います。もうしばらくお待ちください。

・忘年会議2006への御誘い
http://www.100shiki.com/event200612/

情報処理学会セミナー Web2.0の現在と展望

Web2.0の現在と展望
http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/shortseminar/2006/web2_0.html

情報処理学会機関紙「情報処理」11月号の特集企画の編集者及び執筆者として、
「Web2.0の現在と展望」をプロデュースしました。購読している方はぜひ読んで
ください。

それに関連して下記のイベントを行います。アカデミックな視点でWeb2.0を総括
するイベントです。

「Web2.0の現在と展望」

※会誌「情報処理」11月号特集企画

開催日時: 平成18年11月29日(水) 10:00-17:00

開催会場: 東京電機大学 神田キャンパス7号館1F 丹羽ホール(東京都千代田区神田錦町2-2)

協賛:社団法人 情報サービス産業協会 / 社団法人 日本情報システム・ユーザ協会 /
    社団法人 電子情報技術産業協会 / 独立行政法人 情報処理推進機構(予定)

当会では、今年度の会誌11月号(11月15日発行)特集企画「Web 2.0の現在と展望」
をテーマに、特集企画での各執筆者を講師に迎えてセミナーを開催致します。皆
様どうぞ奮ってお申込ください。

【セミナー概要】
「Web 2.0」は単なる流行語を超え、社会現象として認知されつつある。依然とし
てその定義については議論があるが、Webにおけるさまざまな技術、そしてそれ
を受け入れるユーザの態度は確実に変化しており、こういった潮流が今後の情報
環境に与える影響を検討することは有益であると思われる。
本セミナーでは、Web 2.0に関する技術解説のみならず、それらが社会やビジネス
にどのような影響を与えるかについて、さまざまな視点から報告を行い、今後の
展望について議論する。

10:00-10:10 オープニング 
10:10-11:00 セッション1 「Web 2.0とは何か」
橋本 大也 (データセクション(株)代表取締役)
【講演概要】準備中
photo 【略歴】準備中
11:10-12:00 セッション2 「Web 2.0時代の情報アーキテクチャ」
川崎 有亮 ((株)リクルート)
【講演概要】Web 2.0の持つ概念やそれを実現する技術は,ある日突然生まれた
ものではない.90年代後半から脈々と積み重ねられた技術要素に裏打ちされた背
景が無視できない.本講演では情報アーキテクチャとしての側面から,Web 2.0
の主な技術トピックを概説する.Ajaxによって実現される直感的なユーザインター
フェースや,マッシュアップなどの最新動向を踏まえつつ,昨今のβ版ソフトウェ
アの氾濫やWeb 2.0的なウェブアプリケーションの品質,開発とテストに対する
概念の変化について議論する.世界中で何億人という利用者が実際に使っている
生のサービスやその技術の裏側を探る.

【略歴】1977年東京生まれ.千葉大学大学院修士課程修了.モバイル・Ajaxな
どWeb技術研究とともに,Webコミュニケーションをテーマとして活動する.(株)
かっぺ取締役副社長を経て,現在は(株)リクルート事業開発室に所属.技術評論
社「Ajax/実装のための基礎テクニック」(共著)をはじめ,雑誌記事の執筆も多
数.http://www.kawa.net/

13:00-13:50 セッション3 「Webマーケティングとロングテール」
水野 誠 (筑波大学 大学院システム情報工学研究科 講師)
【講演概要】Web2.0の要素の一つとしてロングテールという現象が注目されてい
る.それは,従来のビジネスで重要であったパレートの法則を否定し,新しいビ
ジネスモデルの原理を説くものだと期待される一方で,実証的根拠に乏しい,ま
たは事実が誇張されているという批判も受けている.また,ロングテールのビジ
ネスモデルは,零細企業や個人にパワーをシフトさせる民主的な流れであるとい
う前向きの評価がある一方で,特定の企業へのパワーの集中をもたらし,結果的
に好ましくない状態を招くという懸念も表明されている.本講演では,このよう
な錯綜した議論を解きほぐすために,ロングテールの主唱者アンダーソンの主張
とそれに対する批判,アカデミックな立場での様々な理論的・実証的研究を概括
し,問題点を整理する.それを通じて,ロングテール論から何を学ぶことができ
るか,今後のマーケティングの研究あるいは実務にとってどのような課題が残さ
れているかを議論したい.

【略歴】1957年大阪生まれ.1980年筑波大学社会学類卒業,1985年同大学大学院
経営・政策科学研究科修了,経済学修士.2003年,東京大学大学院経済学研究科
修了,博士(経済学).1980年に株式会社博報堂に入社し,マーケティング・プ
ラニング及び研究開発業務に従事.2003年より筑波大学に移り,現在,同大学院
システム情報工学研究科講師.所属団体:日本マーケティング・サイエンス学会,
日本消費者行動研究学会,経営情報学会,行動計量学会,進化経済学会,
INFORMS, American Marketing Association等.
14:00-14:50 セッション4 「Web 2.0と集合知」

大向 一輝 (国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 助手)

【講演概要】Web2.0の潮流の中でとくに特徴的なのは,ブログやSNSで見られる
ような,参加者自身によるコンテンツの作成・公開である.コンテンツに対する
参加者の関わりは,コミュニケーション,質疑応答,投票,予測など多岐に渡り,
その結果が新たなコンテンツとして共有される.また,直接的,間接的を問わな
い参加者間の共同作業によって,ボトムアップ型の知識体系の構築が試みられて
いる.Web2.0が注目されるなか,このようなコンテンツや知識は「集合知
(Collective Intelligence)」と呼ばれ,専門家が持つ知識とは異なった価値
を持つものであるとの主張がなされている.本講演では,Webにおける集合知の
事例やそれを支えるコミュニティのあり方について概説し,今後の可能性につい
て述べる.
【略歴】1977年京都生まれ.2000年同志社大学工学部知識工学科卒業.2002年
同大学院工学研究科知識工学専攻博士前期課程修了.2005年総合研究大学院大学
複合科学研究科博士後期課程修了.博士(情報学).2005年4月より国立情報学
研究所助手.2006年4月より総合研究大学院大学助手(併任).現在に至る.
2003年度情報処理振興機構未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ.セマ
ンティックWeb,パーソナルネットワークを用いた知識共有の研究に従事.人工
知能学会,電子情報通信学会各会員.

15:00-15:50 セッション5 「Web 2.0時代の個人とコラボレーション」
松尾 豊 (産業技術総合研究所 情報技術研究部門)
【講演概要】Web2.0 は,個人の活動の集積として価値あるコンテンツが生成さ
れるという思想が前提となっている.これらの環境の中で,個々のユーザはどの
ように振る舞い,他者との関係性を構築しているのだろうか?
本稿では,ユーザの関係性とネットワークという視点から,Web2.0 の代表的な
例であるblog やSNS,ソーシャルブックマークにおけるユーザのネットワークに
関する研究動向を述べる.特に,米国を中心として,国際的にどのような学術研
究が行われているかに焦点を当てる.

【略歴】1975年香川生まれ.1997年 東京大学工学部電子情報工学科卒業.200
2年 同大学院博士課程修了.博士(工学).同年より,産業技術総合研究所 情
報技術研究部門 勤務,2005年10月よりスタンフォード大学客員研究員.Webマイ
ニング,ソーシャルネットワークの研究を行っている.人工知能学会,情報処理
学会,AAAIの各会員.

16:00-16:50 セッション6 「パネルディスカッション:Web 2.0の展望」
司   会:橋本 大也 (データセクション(株)代表取締役)
パネリスト:川崎 有亮 ((株)リクルート)
       水野  誠 (筑波大学 大学院システム情報工学研究科 講師)
       大向 一輝 (国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 助手)
       松尾  豊 (産業技術総合研究所 情報技術研究部門)
【討論概要】準備中
16:50-17:00 エンディング 

・「Control plus Daiya」 - 村田マリ meets 橋本大也
http://www.dhfes.com/control/
dhfes2006ctrlp01.jpg

11月18日(土)、19日(日)に秋葉原のデジタルハリウッド大学で学園祭「「彩(さい)」 〜彩あるチカラ花ヒラく〜」が開催されます。19日の日曜日の16:00から、私は学生企画の対談イベントに出演することになりました。ホスト役は「デート通.jp」を運営するコントロールプラス社の村田マリさん。

村田さんとは、まだリアルでは一度しかお会いしていないのですが、不思議なご縁があったようで、今回の対談相手に選んでいただきました。ネットとの出会いからビジネスを立ち上げて、IT業界どっぷりな生活になるまでをお話しする予定です。

学園祭ですので主な対象は学生ですが、学生起業家、女性起業家、IT起業家の志望者の方々に参加していただきたい内容です。関心を持っていただけた方の積極的なご参加をお待ちしております。

なお、学園祭では攻殻機動隊やらアップルコンピュータやらの企画も目白押しです。


・デジハリ祭2006 お申し込みはこちらから
http://www.dhfes.com/


デートスポットのクチコミ情報サイト「デート通.jp」を運営されているコントロールプラス株式会社の社長 村田マリ氏をゲストでお迎えします。

 内容は二部構成として、第一部では、女性起業家として活躍しています村田社長が、大学在籍当時に憧れていた当大学の橋本大也教員と「ITと起業」についてトークセッションを行います。このセッションでは、村田社長が橋本教員のことを在学中に知り、どう感じてIT業界の道に進み、そして、どういった経緯でお二人は起業されたのか。また、今のIT業界の最新事情について語って頂く内容となっております。第二部では、村田社長と友人の女性起業家の方と「女性のキャリア」について、直接、討論を行います。

 女性が社会進出して年月が経ちますが、果たして本当に女性が働きやすい社会でしょうか?また、女性社長としての生き方や魅力、また仕事以外での女性としての生活などを、女性起業家の視点で話合いを行います。入場無料 ただし、席には限りがございます。

【 11月19日 16:00〜18:00 開催 】

■ 第一部 [16:00〜17:00] ■
村田マリ社長 × 橋本大也教員

■ 第二部 [17:00〜18:00] ■
村田マリ社長 × 女性起業家の方(未定)

・JANES-Way(ジャネスウェイ) episode2
http://janes-way.net/
janeswayep2_01.jpg

Eビジネス研究所主催のIT業界カンファレンスJANES-Wayの第2回が開催されます。

2006年11月15日(水)
ベルサール九段 10:30−21:00

今回のテーマは「最新のWebテクノロジー&サービスの探究 〜 ブームを巻き起こしたWeb2.0その経過と先進事例 〜」。好評だったエピソード1に続いて、Web2.0世界のプレイヤーが集います。

私はパネルディスカッションの部「激変するメディア、CGMの可能性と未来について」に出演することになりました。ユーザ参加のコンテンツ創出の仕組みがテーマです。

私の現在の主な仕事である動画コンテンツサービスや検索及びメタデータ技術の面白さ、注目ポイントを中心にお話したいなと思っています。いつもの「テレビとネットの近未来カンファレンス」シリーズに参加してくださるような方を特にお待ちしております。

パネルの顔ぶれは、日テレの土屋エグゼクティブディレクター(通称T部長)、フジテレビの投稿動画サイト「ウォッチミーTV」をてがける時澤社長、サイバーエージェントのアメーバビジョンの一谷マネージャー、そして司会は国際IT財団の中村伊知哉氏です。

14:15〜15:25 パネルディスカッション
 激変するメディア、CGMの可能性と未来について
http://janes-way.net/ep2_session.html#a4
詳細とお申し込みはこちら。

 ■モデレーター
 慶応義塾大学/財団法人国際IT財団 教授/専務理事 中村伊知哉 氏

 ■パネラー
 日本テレビ放送網株式会社 第2日本テレビ事業本部ED 土屋敏男 氏
 フジテレビラボLLC 代表者 時澤正 氏
 株式会社サイバーエージェント アメーバ事業本部 マネージャー 一谷幸一 氏
 データセクション株式会社 代表取締役 橋本大也 氏