Culture: 2005年9月アーカイブ
第三回 検索会議 Yahoo! Hacksは9月30日!
百式田口氏との無敵会議コンビを復活して、検索会議の第3回を開催します。
今度は参加者全員にプレゼントするための発想トランプまで作ってしまいましたよ。
・第三回 検索会議 Yahoo! Hacksは9月30日!
blog.academedia.jp/
申し込みは明日の午前9時から開始、上記のURLからたどれます。
■ 第三回 検索会議 『Yahoo! HACKS』
Yahoo! JAPAN協賛による検索会議も第三回。今回は単純に検索を利用するだけではなく、検索を使ってどんな新しいサービスが可能か、さきごろ公開されたYahoo! APIなどを活用した『Yahoo! HACKS』をご紹介します。
ウェブサービス、SOA(Service Oriented Architecture)、リミックス文化などが最近話題です。新しいレベルで自社のサイトをいかに使ってもらえるか、新しいウェブのあり方を探ります。
技術的な話も含まれますが、ウェブの最先端、ウェブを使ってこういうことができるようになったのか、と感じることができるでしょう。次世代のインターネットビジネスを模索されている方におすすめです。
もちろん検索会議ですから全員参加の会議も実施します。インターネットの次世代の楽しみ方、活用の仕方もみんなで楽しく議論しましょう。
■ プログラム
・第一部 百式&PFTF的 『Yahoo! HACKS』
プロのプログラマーではないですが、主催者の二人ががんばって『Yahoo! HACKS』(?)をしてみました。検索とインターネットを使えばこういうことができる、というほぼネタに近いHacksをお楽しみください。また特別ゲストによるLightening Talkもあるかも。
・第二部 Yahoo! JAPANの『Yahoo! HACKS』
Yahoo! JAPAN社員の方々によるHacksをご紹介。特別ゲストも交え、社員ならではの裏技的なHacksが紹介されるかも?!また来月オライリージャパン社から発売予定の「Yahoo! HACKS」(英語版)についても先行して内容のご紹介があります。
・第三部 全体会議
サイトを一つの完結したサービスとしてではなく、より広いレベルでのサービスの一部と考えるとどういったことが実現できるでしょうか。次世代のインターネットサービスを考えます。また今回はそれぞれのグループにYahoo! JAPAN社員の方々にご参加いただき、一緒に議論していただきます。楽しく交流しましょう。
■ 実施要綱
日時: 2005/09/30 (金) 19:15-22:00 (19:00開場) ←いつもと違います!ご注意!
場所: Yahoo! JAPAN会議室
六本木ヒルズ内
費用: 無料
定員: 120名(先着順)
協賛: Yahoo! JAPAN
協力: 株式会社オライリー・ジャパン
備考: 全員参加の会議を行います。筆記用具を必ずお持ちください。
■ 参加特典!
今回はYahoo!JAPANさんご協力のもとプロデュースした「Hackers' DECK」を参加者全員にプレゼントします。トランプにもなる、ハッカーのためのカード型発想支援アイテムです。なんと、このイベントのためにオリジナルで作成した豪華版です!
使い方は簡単です。それぞれのカードには「インターネットサービス名」「機能」の二つが記されています。そのカードをランダムにひいていけばあっというまに新しいサービスが考案できるという便利アイテムです。新規サービスを考える際のお供に是非ご活用ください!
■ お申し込み
お申し込みには事前課題への投稿が必須です。事前課題は2005年9月21日正午にこのブログ上で発表します。またお申し込みは同じくこのブログ上で、2005年9月22日午前9時から開始となります。よろしければどうぞお越しくださいませ!
テレビブログが16日付け日経産業新聞1面及び24面で特集されています。
本日はテレビブログのリニューアル日でした。
新デザインになり、来週以降、順次、機能追加、サービス拡充の予定です。今後もよろしくお願いします。
そのような状況で発表も兼ねてイベント「ネットとテレビの近未来」を開催しました。
・第1回 テレビとネットの近未来カンファレンス第1回
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003756.html
会場は100人を超える満員御礼でした。ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。
予定のスピーカー
「テレビとネットとCGMがおりなす、新たなTV生活!大胆予測」
テレビブログ編集長 神田敏晶(KandaNewsNetwork,Inc.)
井上大輔(メタキャスト)
橋本大也(メタキャスト)
に加えて、フジテレビで「ブログタイプ」などの人気番組をてがける
久保木 準一氏(フジテレビ)
という豪華ゲストをお迎えしました。
スピーカーの立ち位置は、
神田氏 ネットジャーナリスト
井上氏 ネットベンチャー
橋本 ネットオタク
そして、
久保木氏 テレビ業界
という前者の周縁草の根グループと後者のテレビ業界真っ只中という構図。
互いの立場から見ると、放送と通信、ネットとテレビの融合に対する考え方の違いも明確になりました。またパネルディスカッションでは、ネット側、テレビ側という対立関係ではなく、相補関係で新しいコンテンツ創出や収益化の仕組みについてアイデアを出し合いました。
きっとどこかのブロガー参加者が今日のイベントの内容を報告してくれると思いますので、私はとりあえず自分の使ったプレゼンを公開します。ああ、楽しかった。また来月あたりの第2回でお会いしましょう!
この資料はパワーポイントを「いきなりPDF FlashPaperでFlashに変換しています。PDF版はこちら
テレビとネットの融合をテーマにしたセミナーイベントを開催します。
ナビゲーターの神田敏晶さんと一緒に、インターネットとテレビの新サービス、新ビジネス動向を考えるセミナーです。このテーマに関心のある方のご参加をお待ちしています!
・第1回 テレビとネットの近未来カンファレンス
http://www.tvblog.jp/event09/event.html
詳細情報とお申し込みはこの画像をクリック
米国生まれの"Tivo"は、完全なるタイムシフトによって、TV番組
視聴を根底から変革させた!
放送後は空気の藻屑となっていたTV番組
をTivoが蘇生させたからだ。
「CMスキップ」といっても、見過ごしていた番組の中からスキップされる
のだから、視聴率には影響はないはずだ。しかし、正しい視聴率は
もっとタイムシフトをプラスとして捉えることができただろう…。
しかし、そんなことじゃない。TVとネットが融合するという論理
ではなく、ネットとTVは「ダブルスクリーン」でも「ながら」でも
blogと連動して、HDDでもHDでも楽しめる時代だ。いや、ボクたちが
想像もしないことが、創造されているにちがいない。
むしろ、「ライブ視聴率」にこだわるだけではなく、「視聴質」や
「視聴共有」にもこだわってみたい。もしも、テレビ局がGoogleならば、
もっと番組の「API」を巻き散らかして、テレビを楽しくする努力を
することだろう。
そんな新しいTVの視聴体験を、現在から未来を通じてこれから何が
起きるのかを検証していくTVとネットの近未来カンファレンスが
開催されます!
【基調講演】
「テレビとネットとCGMがおりなす、新たなTV生活!大胆予測」 テレビブログ編集長 神田敏晶(KandaNewsNetwork,Inc.)
http://kanda.tvblog.jp/knns_tvblog/
http://knn.typepad.com/knn/
【資料】
総務省「地上デジタル放送の利活用の在り方と普及に向けて行政の果たすべき役割」
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050729_11.htmll
TVの歴史
http://www.nhk.or.jp/strl/aboutstrl/evolution-of-tv/index.html
野村総研「CMスキップ損失総額540億円」の謎?
http://www.nri.co.jp/news/2005/050531.html
「電通レポート」のいいたいこと
http://www.dentsu.co.jp/marketing/report/dvr2.pdf
変わりゆくeNEWSギャザリング(ENGからeNGへ)
http://www.nhk.or.jp/eizou/
http://news.livedoor.com/webapp/project/
http://www.janjan.jp/journalist/journalist.html
Tivoで変わる予約率
https://www3.tivo.com/tivo-com/tco/top25.do?show25=seasonpass
NHK放送技術研究所「テレビ屋が考えるテレビの未来像」
http://www.nhk.or.jp/strl/
ブログパワーがTVを変える!
http://www.technorati.jp/home.htmlテクノラティ「Live Web Japan」
ブログと呼ばず、CGMと呼ぼう!「ConsumerGeneratedMedia」
https://upload.video.google.com/
http://www.cnn.com/SPECIALS/2005/online.evolution/feedback/
http://www.current.tv/
ビデオアーカイブはデータベース放送
http://video.google.com/
http://blinkx.tv/
http://www.archive.org/details/movies
http://participatoryculture.org/download.php
TV放送のトラックバックサービスは?
「テレビブログ」過去番組へのトラックバック
http://www.tvblog.jp/
【ゲスト予定】
メタキャスト 井上大輔
メタキャスト 橋本大也
当日発表の豪華ゲストも。
【日時】
2005年09月15日(木)19:30開場 20:00開演
こちらからお申し込みください。
【料金】
3,000円
【場所】
デジタルハリウッド大学 秋葉原キャンパス
〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル7階
[ 地図 ] http://www.dhw.co.jp/un/access/index.html
【主催】
楽しいTVの未来を考える研究会
【協賛会場提供】
デジタルハリウッド大学
今日はどうも書く気が起きないので過去(2003年)にあるニュースサイトに寄稿した記事の再掲載。そのサイトは既に消えているので、それなりに意義があるかなと。
■パフォーマンスアートとしてのアイデアマン
アイデアマラソンの提唱者、樋口健夫氏は、毎日、発想のメモをノートに記述されている。1984年1月に開始して2003年11月末までの20年間で、276冊のノートに17万6000個以上の発想を記録しているという。この偉業は発想メソッドとして体系化され、文庫書籍にもなっている。まだ半分も読んでいないので、アイデアマラソンというメソッド概要の説明を目次レベルで知って考えたことを書く。
このアイデアマラソン、紙のノートでは検索性が悪そうに思うのだけれど、恐らく、メモの集積よりも、アイデアを常に生み続けられる著者の能力こそ重要なのではないかと感じている。このメモの集積は、使えるデータベース構築というよりは、オンデマンドにアイデアを産み出せる頭を作るための練習の記録なのではないだろうか?。
研究職であれば、研究しアウトプットの集積を作ること自体が仕事実績と認められそうであるが、一般の営業や営業、企画では、ジャストタイミングで最適なアイデアを提出することが、アイデアマンとしての重要な資質になるだろう。メモの大量の集積をすべて頭の中に持ち歩くわけにはいかない。アイデアマンはパフォーマンスアートと考えた方が良い気がする。
■腕時計型PCの経験と即席ウェアラブルアイデアマン
PDAやノートパソコン、持ち歩ける手帳。モバイルツールは、ある程度までこのパフォーマンスを支援する武器だと思う。私は以前、Ruputerというセイコーインスツルメンツの腕時計型PCを愛用していた時期がある。
・Ruputer
http://www.sii.co.jp/ruputer/support/support_index.html
当時は3メガバイトのデータをディレクトリに分類して持ち歩いていた。内容は、過去数年分の書いた原稿で、文字量に換算すると、日本語で150万字、400字詰め原稿用紙に換算して3750枚分に相当した。この原稿を腕時計型PCで全文検索することができた。
例えば会議やパネルディスカッションの最中に、腕時計を見る振りをしてデータを参照することがでる。WindowsCE端末にせよザウルスにせよ、PalmPilotにせよ、PDAを取り出してしまうと、「あ、データを参照しているな」と周りに分かってしまうが、腕時計にしか見えないRuputerなら誰もデータを参照しているとは気がつかない。「その分野だとこんな事例がありますね。ご存知ですか?」と10個も20個もデータを暗唱して見せることができて愉快だった。
■情報を近い場所に置くことでつながり、発想が生まれる
多分、実力以上にアイデアのある人と思われたに違いない。当時の市場価格で1万5千円は安かった。ただ、この腕時計を忘れてくると、話ができなくなってしまう。いつでも参照できると思うと、記憶を怠る。
情報同士がいかに近い場所にあるかによって、新しい発想がでる確率が高まると漠然と考えている。スタンドアローンのPCにある情報同士より、ネットワークでつながったPCの情報の方が、新たな発想につながりやすいと思う。究極は、脳内で記憶しておくことだと思う。シナプス通信はADSLやBフレッツよりもずっと速いからだ。
それゆえ、腕時計PCはしばらく使っていない。時計としてデザインがいまひとつだったこともある。だが、あの便利さ、パワーアップ度は素敵だった。ウェアラブルPCは、パフォーマンスアートとしてのアイデアマン量産に役立つものと思う。
次は、必要な情報をメモ集積やネットワークから自在に取り出して、耳元でささやくデバイスや、TPOに反応して眼鏡に半透過で関連情報が投影されるような、見た目も洗練されたウェアラブルデバイスの登場を願いたい。
・腕時計コンピューティング10連発
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000940.html・Web Travelers
http://www.econavi.org/weblogue/webtra/hashimoto/36.html