Culture: 2004年7月アーカイブ
後半は優秀者に10万円の渡されるメインイベントの発想会議でした。
スポンサーであるシーネットワークスジャパンの大日取締役より、CNETのビジネスについての現状が説明されました。CNETは世界最大のITニュース出版社で2003年度の売り上げは2億4624万ドル。日本のサイトは月間1100万PV。Cの意味はコンピュータであり消費者(Consumer)でもあるとのこと。
今回の課題は以下のとおりでした。
「
あなたは斬新なアイデア発想能力をかわれ、CNET Japanと提携して新ビジネスを立ち上げることになりました。その提携の条件は「1ヶ月以内に黒字にすること。1年後に月商5,000万円が見込めるビジネスであること。資金面以外でCNET Japanは協力を惜しまない。出た利益はCNET Japanと折半する」というもの。
そこであなたはCNET Japanのリソースとある既存のビジネスを組み合わせ、今までにない全く新しい業態を思いつきました。その業態の名前と、ビジネスモデルを以下に書いてください。
新業態の名前:
CNET Japanのリソースと( )を組み合わせた、( )。
以下にその新業態のビジネスモデルを具体的に図解してください:
」
ちなみに私が考えたのはこれ「お年寄りにもやさしい情報ソース」
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ラベル張替えるだけだから、即黒字。アフィリエイトと組み合わせて、1年後に10万本を売ると年商5千万円を達成。あ、冗談です冗談。
個人発想の提出後、大日氏による審査の時間を使って、6人単位でのグループ発想もありました。真面目に賞金獲得を狙う個人発想部門と違って、こちらは型にとらわれない斬新発想が多くて笑えました。
こちらは主宰の二人の独断審査で2つを選び、会場挙手で優秀賞を決定しました。優秀作はCNETのC=キャバクラと定義し、ITの話のできるキャバ嬢のいるお店を作る。ハッカー御用達のキャバクラで教育係のCNETの皆さんも楽しめるというもの。会場は爆笑の渦となりました。
・グループ部門優秀作:キャバネット
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グループワークにもスポンサーご提供の図書券3万円分が渡されました。
さて、ついに個人発想の大賞の発表です。IT業界のセレブと会うことのできる有料のオフ会を核にしたプレミアムサービスが選ばれました。
・オフ会と組み合わせたプレミアムサービス
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受賞者のM.Yさんはこのイベントまで、CNETを知らなかったそうです。100枚以上の企画書があって、多くはブログやソーシャルネットワーキングと組み合わせたものなどが多かった中、明示的に「オフ会」と打ち出した発想は一例だけだった模様。わかりやすさと実現可能性の高さが評価されました。
さて、一見、盛況な、この無敵会議シリーズにも危機の到来です。
・Funky Business Life: 無敵会議の危機
http://funkybusinesslife.com/archives/000167.html
で、ご指摘いただいたように、このイベントも8回目となって、よくあるマンネリ化の危機を迎えています。参加者は増加傾向、スポンサーが見つかるなど認知度も順調に高まっていますが、何が起きるか分からない新しさが薄まってきているのも事実。特にこの指摘を書かれた方は、積極的に連続参加していただき、このイベントの趣旨を理解している方のご意見ということで、大変参考になりました。
主宰する我々の発想が今度は試されつつあるのかなと思いました。がんばります。
スポンサー制度を今後も取り入れたいというのは、
・賞金、商品の持つドキドキワクワク感、参加者への還元
・架空の企画の発想よりも、現実のニーズのある発想を考えられること
・会議で生み出される発想のリアル商品化等への発展可能性
ということであって、決して「賞金目当ての会議」という方向性で大きくしていこうということではありません。
この種のイベントというと、コミュニティ系、ビジネス系、テクノロジー系の3つの層がいるような気がしています。この異なる層が、ひとつのテーマの発想で遊ぶ会議を通して、出会い、つながり、新たな価値を創造していけるようなイベントにしたいなと私は考えています。
無敵会議は、少なくとも年末の忘年会議2004までは、毎月開催の予定です。また来月のプラニングに入っています。面白いアイデアや改善案がありましたらお気軽にお寄せください。
前半のパネルディスカッションでは、
百式管理人が司会、ネットエイジ西川社長、デジタルハリウッド藤本社長、それに私の3人がゲストとして参加しました。起業とは「他人を自分の夢に巻き込むこと」と定義した上で以下のような質問を投げかけて見ました。以下は超要約。
Q1 「どんな、他社にはない仕組み、制度を取り入れましたか?」
西川さん:人材を連れてきた社員に報奨金を出す全員リクルーター制度
藤本さん:売り上げの3%を打ち上げに使うなど。
制度は作りすぎると管理するのが大変ですけれどね
橋本:名刺にデザインの工夫をして話のきっかけを作るようにしてみた(以前、このブログでも書きました)
Q2 「他社で優れた事例を知っていたら教えてください」
西川さん:テレビ中継で毎日会議で意思決定のプロセスを共有している会社がある。
藤本さん:7色の帽子を被って会議をする。赤い帽子や青い帽子を被った人はそれぞれ「ポジティブなことを言わねばならない」「他人に批判的に話さねばならない」。そんな取り組みをした会社が最近上場している。
Q3: 「尊敬している起業家は誰ですか?」
西川さん:ソフトバンクの孫正義社長。原稿なしにとうとうとしゃべって人を感銘させる人だ。
ツタヤの増田社長。「成功者であって、もうそんなことを考えなくてもいいだろうというところまで考えるところが尊敬してしまう」
Q4: 「皆さんの会社に関わって社員がどのように成長したかを教えて欲しい」
西川さん:仮説検証やロジカル思考というものができるようになったり、自らが社長になりたいと言い出す人がでてきたように思っている。どんどん社長になって欲しい。
藤本さん:「企業が上場したりすれば利益を得られる」「社内で結婚する例など」
Q5: 「今まで最も参考にしてきたリソースはなんですか?」
西川さん:本が3冊あります。
藤本さん:
・成功した人の近くに行って、自慢話を聞いて影響を受ける(時に悔しがる)のもいい
・日経産業新聞は隅から隅まで読んでいる
・HDDレコーダースゴ録でニュース23とか日経関係の番組を録画して見ている
なお、このパネルディスカッションの内容は、より詳細なメモを参加者のたつをさんが公開されています。
・たつをの ChangeLog
http://nais.to/~yto/clog/2004-07-23.html#2004-07-23-3
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起業することが特別なことではない時代に突入しました。起業とは何かを始めて大きくすること。ブログやホームページの開設だって、その気になれば立派に起業の始まりです。週末時間を使った起業や、オークション、アフィリエイト広告による気軽な起業も増えてきました。会社に勤めていたって、その気になれば、明日から誰でも始められるのです。
百式管理人は、「起業・企画・営業・雑談のネタは日常の諦めている不便利から」という本まで書いてしまいました。もう一人の主宰の橋本も学生時代より何度も起業、創業を体験しています。共に今回のテーマでは発展途上の実践者としてお話したいことがあります。
メディアにもよく紹介される、ベンチャービジネスの成功者たちをゲスト講師としてお呼びします。貴重な体験談から、起業、独立の成功の秘密、理想と現実を探ります。
この会議は、起業を具体的に考えている人だけが対象ではありません。何かを始めたいすべての方に、発想トレーニングの場を提供したいと思っています。会社員、公務員、主婦、フリーランス、学生、既に社長?!、ええ、どなたにも楽しめるような内容を準備しています。
さて、会議ですから全員参加です。
この会議では、ある現実のテーマにもとづいて、参加者各自が事業プランを発想します。最優秀な事業プランの発案者には・・・
現金10万円が賞金として無条件で渡されます。
プログラム
■ 第一部 起業独立の成功の秘密
主宰の二人とゲスト起業家が入り乱れて、起業、創業のフリートーク。
■ 第二部 起業プランの発想会議
当日テーマを発表します。関連する講演を聴いた後で、そのテーマで魅力的な起業プランを作成していただきます。大賞に選ばれた個人には10万円が賞金として渡されます。
ヒント: 当日のお題はスポンサーであるCNET JAPANより出題されます。事前にCNET JAPANを見ておくと有利になるかもしれませんね・・・
実施要綱
日付 | 2004/07/23 (金) 19:40-22:00 (19:30開場) |
場所 | デジハリ東京本校(御茶ノ水校)(地図) 〒101-0062 千代田区神田駿河台2-3 DH2001 Bldg. tel:0120-386-810 |
費用 | 3,000円(税込、当日現金払) |
定員 | 限定70名(先着順) |
協賛 | CNET JAPAN |
備考 | 全員参加の会議を行います。筆記用具を必ずお持ちください。 |