Books-Media: 2004年9月アーカイブ
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『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』。宮崎アニメは神話の世界観をベースにした作品が多い。だが、日本だけでなく世界の様々な地域、時代の神話が巧みにブレンドされているため、参考にした神話を特定するのは、暗号解読のような作業と面白さがある。
映画「ミツバチのささやき」、ケルト神話、五行思想、インド神話、宮沢賢治、堀田善衛、漫画家花輪和一の作品、ゴヤの名画「巨人」、旧石器の洞窟壁画「トロワ・フレールの呪術師」。次々にこれに宮崎氏は影響を受けて、この作品を作ったのではないかという候補と証拠が説明されていく。
著者は「もののけ姫」が宮崎作品の思想の頂点と考えているようだ。この作品に登場するエボシ御前は、文明の象徴であり、宮沢賢治の「土神」、民俗学の「金屋子神」、ケルトの女神ブリギットのブレンドだと分析している。そしてベースとなった神話の性質上、エボシ御前は神殺しの属性を持つ。この対極に位置するのが自然を象徴するシシ神であり、殺される神である。そして、このふたつの極のちょうど真ん中に立つのが主人公のアシタカだとする。文明と腐海の森のちょうど間で、両者の衝突を食い止めようとしたナウシカとまったく同じ立場だとし、宮崎作品の典型的な構図を看過してみせる。
とまあ、いろいろと薀蓄を語る本なわけだが、プロットがそっくりで実際にこれを換骨奪胎したのだろうなと思わせる話もあれば、ちょっと強引すぎるのでは?というこじつけ話もあるのだが、宮崎作品に登場する舞台やキャラクターを思い出しながら読むと楽しい時間を過ごせる本だった。
宮崎アニメに限らず、「深い」と云われる作品は多義的で、観たものが多様な解釈を楽しむことができるが故に深いのだと思う。きっと宮崎氏自身も暗号に隠した明確な正解を持っているわけでないではないのだろう。何にも還元できないからこそ、名作は名作なのだと思うから。
関連:
・松山市/道後温泉本館
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/dogojimu/tanken/
千と千尋の神隠しの舞台のモデルとなった旅館。マップをクリックで表示される内部写真が映画にソックリ!日本で唯一温泉に入れる重要文化財だとのこと。いつか行かねば。
・カオナシの携帯ストラップ
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/strap/8794.html
私は宮崎作品では「千と千尋の神隠し」のカオナシが好きである。”そもそもカオナシとは”で1時間は語れる、と思う。でも、さほど面白くないので書かない。
・はてなダイアリー - 町山智浩アメリカ日記
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040314
とても面白い映画評。しかも説得力がある。宮崎監督は性風俗を描こうとしていたと自ら主張しているのにメディアはその部分だけ取り上げないという話。ある意味、暗号のひとつの正解が見つかった例。
「宮崎駿の『千と千尋の神隠し』に関しては柳下毅一郎の対談本『映画欠席裁判』その他で書いてきたとおり、娼館を舞台にした物語である。
しかし、そう指摘されると怒る人が多いんだ、これがまた。」
「『千と千尋』は、現代の少女をとりまく現実をアニメで象徴させようとしたので、性風俗産業の話になった、と監督は言っている。」