2007年07月17日
SecondTimes創刊 と ウェブ仮想社会「セカンドライフ」 ネットビジネスの新大陸
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・ウェブ仮想社会「セカンドライフ」 ネットビジネスの新大陸 と SecondTimes創刊
セカンドライフ導入支援のメルティングドッツ社長の浅枝さんが書いた本。まだ浅枝さんにはセカンドライフ内でしかお会いしたことがないのだが、この本にはセカンドライフの可能性が前向きに書かれていて、勢いのある旬な本だ。
日本人以外のユーザーは自分に似せたアバターを作るが、日本人は動物や二等身キャラなどの変身キャラを作ることが多いと書かれている。そうですね。私なんかこんなバケモノですもん。
IT業界の人間として、セカンドライフってどうなると思いますか?とよく聞かれる。セカンドライフかどうかは分からないが、近い将来に何らかの3次元仮想空間のコミュニティが、ミクシイと同じくらいの規模のユーザを集めてもおかしくないと考えている。プラットフォームはPCではないかもしれない。携帯やゲーム機上の可能性もありそうだ。
私がそう思う理由は、90年代から具体的にはDiablo、AOE、Unreal、FF11などのネットゲームをずいぶん遊んできたから。敵を倒したりするゲームシナリオよりも、リアルな大人たちの”ゴッコ”コミュニケーションが麻薬的に面白いと当時思っていた。三次元仮想空間のコミュニティは、万人にとっての魅力になりうると今でも思っている。
デジハリ大学の杉山学長はこんなことを書いている。
・THE SECOND TIMES : コラム ≫ キーマンに聞く ≫ 「メタバースが提示する世界」 デジタルハリウッド大学 杉山知之学長
http://www.secondtimes.net/column/person/20070717_person.html
「メタバースが提示する世界」 デジタルハリウッド大学 杉山知之学長
「Second Lifeやその他のメタバースに対して、今、懐疑的な意見を持つ人は多いだろう。でも、それはコンピューターが新たな世界を一般の人々に提示するとき、必ず起こってきたいつもの事だ。中でも技術的な問題はいずれは解決されてしまうことはあまりにも明らかだ。」
私の周囲には、セカンドライフにハマった人と、まったくハマらない人がいて、ハマった人はメタバース内に仲間がいる。対人コミュニケーションが面白いのであって、一人で試しに遊んでみても、面白くならない。局所的でも密に、ある程度の大きな数のユーザーがハマっていくと、ネットワーク効果で爆発ということはあるかもしれない。
昨日、セカンドライフをはじめとする3Dインターネットのニュースサイトをngi groupが立ち上げた。私もライターとして参加することになった。連載名は「橋本大也の3Dインターネット向上委員会」。ネット上の3Dモノをネタに不定期で更新していくつもり。
・THE SECOND TIMES
http://www.secondtimes.net/
・橋本大也の3Dインターネット向上委員会
http://www.secondtimes.net/column/3di/20070717_3di.html
どうかよろしくお願いします。
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Posted by daiya at 2007年07月17日 23:59