2006年12月24日
プリンス&プリンセス
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影絵の手法を用いたアニメーションのオムニバス作品。「キリクと魔女」のミッシェル・オスロ監督。フランスの作品だが、日本文化の影響が色濃く感じられる。日本でDVDはジブリからリリースされている。日本語吹替を原田知世、松尾貴史が担当。
世界のプリンスとプリンセスが登場する幻想寓話が6作。どれも筋書きはシンプルだが、どう転がるかわからないドキドキ感がいい。舞台はヨーロッパのどこかだったり、日本だったり、未来世界だったりとバラエティに富んでいる。
まさに絵に描いたような御伽噺の世界。影絵の影の部分は見るものの想像力で埋めてくださいというような抑制された演出が功を奏している。
「主人公はアフリカの小さな村で生まれた赤ん坊、キリク。村は、魔女カラバによる呪いに苦しまされていた。「どうして魔女は意地悪なの?」好奇心いっぱいのキリクは、その行動力で村人たちを助け、賢者を求めて旅をし、やがて魔女の謎を解いてゆく。」
ミッシェル・オスロの最新作「Azur et Asmar」の公開が待ち遠しい。彼の作品はモノクロの中におかれるからこそ輝く鮮やかな色の色彩感だと思うのだが、この新作は飛びぬけて色が美しいようだ。
Azur et Asmar - un film de Michel OCELOT
http://www.azuretasmar-lefilm.com/
大人が鑑賞できるアニメとしておすすめ。
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Posted by daiya at 2006年12月24日 23:59
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