2006年11月18日
電気通信大学 情報システム学2.0:情報システム学の新展開
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少し先ですが電気通信大学のイベントで講演します。
東京大学の石井威望先生の講演がおすすめです。ついでに私の部もどうぞ。
・電気通信大学 第8回 学術講演会
情報システム学2.0:情報システム学の新展開
http://www.is.uec.ac.jp/ev-new/gaku/2006.html
日時: 平成18年12月8日(金)10:30 - 17:30
場所: 電気通信大学 講堂
調布市調布ヶ丘1−5−1[京王線調布駅より徒歩5分]
(→交通案内 / キャンパス内マップ)
参加費: 無料
概要: 昨今の情報システムの進化には驚くべきものがある.携帯電話やPDAの一般への普及,Web2.0と呼ばれる新しいインターネット技術の出現など,10年前には予想もできなかった情報システムの姿がある.本講演会では,現在の情報システムに関する2人のオピニオンリーダーを招待講演者としてお招きするとともに,本学の教授陣が情報メディアシステム学,社会知能情報学,情報ネットワークシステム学,情報システム基盤学の観点から情報システムの最先端技術の現状について紹介すると同時に,今後の情報システム学が向かうべき方向に関する議論を行う.
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10:30-10:40:
開会の辞
10:40-11:00:
「新しい情報システム学に向けて」
高瀬 國克 (電気通信大学 大学院情報システム学研究科教授・研究科長)
11:00-12:00:
招待講演:「技術進化する情報システム」
石井 威望 氏 (東京大学名誉教授,慶應義塾大学客員教授)
概要:現在,科学技術の各分野で“技術進化”が一斉に進行しており,その結果,予想を上回る各分野間での相乗効果(シナジー)が生じている。たとえば,情報システム分野においては,携帯電話の爆発的な普及,ウェブ2.0のような新しいインターネット技術の出現など,社会活動の構造変化を伴いながら,本格的シナジーの連鎖を誘発している。つまり,あらゆる領域に情報を媒体としたシナジーが波及し,新しい生物種のように,新しいシステムが続々と出現している.
12:00-13:30:
昼食
13:30-14:30:
招待講演:「Web2.0とテクノロジー、ビジネス、コミュニティの展望」
橋本 大也 氏 (データセクション株式会社 代表取締役CEO,デジタルハリウッド大学助教授)
概要:Web2.0で何が変わるのか。サービスの実例を挙げながら、テクノロジーがコミュニティやビジネスに与える影響を俯瞰する。その上で、新時代に有効に機能している研究開発の手法や、サービス設計、今後のマーケットのニーズを考察する。
14:40-15:20:
「Tools for Thought 2.0: 創造的情報メディアへのパラダイム シフト」
田野 俊一 (電気通信大学 大学院情報システム学研究科教授)
概要:TBA
15:20-16:00:
「知識社会におけるeラーニング最前線」
植野 真臣 (電気通信大学 大学院情報システム学研究科助教授)
概要:知識社会の到来の主な理由は、1.少子高齢化社会の到来 と2.超効率化社会の到来、 が挙げられる。知識社会では、新しい価値を生み出すための高度な知識が必要とされる。そのために低コストで効率のよい組織知識のマネジメントシステムが必要となってきた。そのシステムがeラーニングシステムである。ここでは、知識社会の到来とeラーニングの最新動向について紹介する。
16:10-16:50:
「情報ネットワークシステムの丘からの眺め」
森田 啓義 (電気通信大学 大学院情報システム学研究科教授)
概要:前世紀半ばに電子計算機が誕生してから,情報処理のスピードは飛躍的な向上を続けてきたが,ここ10年程度のインターネットの爆発的な普及によって,時間だけでなく,情報の空間的な隔たりも大幅に取り除かれようとしている.ただ単に,情報を加工し,保存・伝送するだけでなく,さまざまな分野で情報を共有する大規模なシステムの構築がはじまっている.その様子を情報ネットワークシステムの丘から眺めてみたい.
16:50-17:30:
「基盤ソフトウェア 7.0: OSの過去・現在・未来」
多田 好克 (電気通信大学 大学院情報システム学研究科教授)
概要:情報システム学の展開においては、その基盤となるコンピュータの進化を無視できない。たとえば、処理の高速化、記憶域の大容量化、機器の小型化、省電力化、そして、信頼性の向上などによって、様々な応用分野が開花した。本講演では、情報システム学の展開を支援する基盤ソフトウェアの機能と利用形態について、過去から現在までを概観する。また、次世代情報システム学の発展に向けて、基盤ソフトウェアはどうあるべきか、何を成し得るのかを議論する。
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Posted by daiya at 2006年11月18日 23:59