2006年11月05日
Windowsのモジュール依存関係を可視化するDependency Walker
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・Dependency Walker (depends.exe) Home Page
http://www.dependencywalker.com/
ほとんどのWindowsアプリケーションは多数のモジュールに依存している。Dependency Walkerは、実行ファイルの外部にあるDLL、EXE、OCX,sys等のモジュールの依存関係を、ツリー状に階層表示するフリーソフトである。
上のサンプル画像ではAppleのiTunesの実行ファイルを分析している。多数のWindowsモジュールを呼び出していることがわかる。プログラマであればfunction項目の内容を見れば、だいたいどのモジュールが何をしているかまでわかるだろう。F7キー(Start Profiling)を押すと実際にプログラムをロードした際の、動的な依存関係を詳しく抽出できる。
「Save As」で実行ログを保存することができる。テキストとして保存すると人間が読めるログになっている。こうしたログは、どこでエラーになったかを解析するのに使える。
Windowsの問題解決や、開発時の実行ファイル解析に便利に使える。コマンドラインとして動作させることもできる。
Dependency Walkerは、Mozillaプロジェクトのテストにも採用されているようだ。同プロジェクトのFAQに使い方が掲載されている。
・Dependency Walker (depends.exe) の使用方法
http://www.mozilla-japan.org/quality/help/dependency-walker.html
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Posted by daiya at 2006年11月05日 23:59
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