2006年03月12日
オーバルリンク公開セミナー「コンテンツとメディアの近未来」報告
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オーバルリンク公開セミナー+ライブパフォーマンス 2006 「コンテンツとメディアの近未来」が無事、盛況に終わりました。ご来場いただいた方々、ありがとうございました。そして一緒に前代未聞のイベント運営に、燃えに萌えたオーバルの皆さん、お疲れ様でした。
なんといっても今年の特徴は「ロックオペラ」を素人集団が演じるということでした。原作、脚本から、音楽の作詞作曲、バンド演奏と歌姫たち、舞台設計、大道具小道具の調達と製作、数十着の衣装調達、映像撮影.......。すべてをオーバルリンクの有志数十名による運営委員会が実現しました。
オペラ部分では私は「KKK団(ノッポ)」というチョイ役を頂きました。写真右端。
2つしかないセリフを覚えるのは容易でしたが、身体の動きを覚える、他人の動作にあわせて間を計るという慣れない経験に冷や汗をかきました。でも素晴らしい体験でした。セミナー3本を挟んで5幕で4時間という一大巨編を、来場したお客さんを前に、ともかく最後まで上演しきったことは、たいへんな達成感がありました。
ロックオペラ 「バラモエ」はこんなお話でした。
・ストーリー
http://baramoe.jp/2006/03/post_6.html
「
2050年。「釈迦徒(シャカトー)」と呼ばれた男が死ぬ。
“Rose Bud”と記されたガラス球を手にしたまま…。
傍らにはステッキの男ゴンゾーの影が揺れる。
オーソン・ウェルズの映画『市民ケーン』へのオマージュ(パクリ?)で物語は始まる。
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時はさかのぼって2006年、釈迦徒は、自らの能力を背景にしたある技術を"妄想"する。それは、のちに世紀の大発明となるのだが、この時点では釈迦徒の妄想に過ぎず、釈迦徒自身も、その価値に自信を持てずにいた。
ある日釈迦徒は、時の人、ORESAMA Computer総帥『Steal Jobs (SJ)』のセミナーに出向く。SJと自分の考えが一致していることを知り、自分の妄想「バラモエ」の価値を確信するのだった。
どこからともなく「バラモエ」のウワサを聞きつけたゴンゾーが、事業化を持ちかける。そして釈迦徒のアイデアを横取りしようとする美人投資顧問オイロシス。カネの話ばかりする二人に呆れた釈迦徒は、なぜか時刻表検定の勉強に没頭していく…。その姿勢を評価するゴンゾーは資金提供を約束し、二人は「バラモエ」の開発にいそしむ日々。
やがて「バラモエ=NCR」を完成させ、頂点を極める釈迦徒とゴンゾー。様々なコンテンツを、受け手にとって最適化したコンテクストで提供できる夢の装置だったが、やがて終焉を迎える日がやってきた。その後の二人は、そしてその先の世界は…。
」
この壮大に荒唐無稽な物語の進行の合間にセミナーが3本入る形式でした。
私がスピーカーをしたセミナー第3部は以下のような内容でした。
・CNET Japan Blog - 渡辺聡・情報化社会の航海図:マスマーケティングのネットシフトの可能性
http://blog.japan.cnet.com/watanabe/archives/002682.html
「
Seminar 03【コンテンツとメディア】
メディアの価値が変わるとしても、産業の推進役として位置づけられたマスメディアは、そう簡単に消え去るものではありません。一方で、新たなメディアとしてのネットワーク技術の進化と普及は、誰にも止められません。両者の間に起こるであろう反発、補完、代替、シナジーを通じて、それぞれのメディアに流れるコンテンツとそれを享受する側のコンテクストの関係が変わっていくのは間違いありません。テレビとブログ、Webと雑誌など、メディアの進化と融合によって浮上してくる情報とオーディエンスの関係性の変化を俯瞰します。
ゲストスピーカー:神田敏晶
http://knn.typepad.com/knn/
スピーカー:橋本大也(オーバルリンク会員)
http://www.ringolab.com/note/daiya/
モデレーター:渡辺 聡(オーバルリンク会員)
http://blog.japan.cnet.com/watanabe/
」
詳細レポートは本サイトで準備中。
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Posted by daiya at 2006年03月12日 23:59 | TrackBack