2004年09月24日
バナー広告、業界標準、Flash作成
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ホットワイアードに先月、こんな記事があった。
・1万5000種類のバナー広告を集めたサイトが登場
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/culture/story/20040827206.html
記事中、このバナーレポートというサイトが紹介されている。
・Banner Report
http://www.bannerreport.com/html/gallery.php
このサイトは傑作で、実際に使われたバナー広告が1万5千件も登録されている。検索も可能で468*060サイズなどでappleやmicrosoft、ipodやwindowsで検索すると、どういったバナーが各企業、製品に採用されていたかがよくわかる。
見所は正方形に近い形の大型のFlashバナー広告で、マウスでインタラクティブに反応する作品は楽しい。絵的なデザインだけではなく、触れる仕掛けの工夫がFlash広告の可能性のようだ。サイト自体をバナーの中に閉じ込めてしまうこともできるだろう。PCの性能やブロードバンド化によってFlash広告とGIFアニメ広告は区別がつきにくくなってきた。インタラクティブな楽しさという点では、Flash広告はまだまだ可能性がありそうだ。
ただ、こうした広告のリッチメディア化は、ユーザにとって煩い広告にもなりうる。インターネット広告の業界団体IABのサイトでは、リッチメディア広告の表現について、業界ガイドラインが発表されている。
・IAB Standards and Guidelines - Rich Media Guidelines
http://www.iab.net/standards/richmedia/
これによると、業界標準サイズのリッチメディア広告はFlashを使わない場合は15キロバイト(728*90、300*250、160*600の場合)か20キロバイト(180*150の場合)、Flashなら20キロバイトか30キロバイト程度で、アニメーション時間は15秒程度にしましょうと推奨されている。
こうしたFlash作成は、以前、紹介したFlash Makerで簡単にできる。
Passion For The Future: Flashを手軽に生成するFlashMaker
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000828.html
このソフトはバージョン2になってさらに強化されたようだ。
バナー広告ではないが、サイト丸ごとをFlashで生成するアプリケーションもある。試用版を体験中だがよくできている。デザインセンスがゼロでも美しい見栄えのFlashサイトの出来上がり。
・ID for WebLiFE
http://www.digitalstage.net/jp/product/id/index.html
できてくるサイトのサンプルギャラリーはこちら。
・ID Real Gallery
http://www.digitalstage.net/jp/product/id/gallery/index.html
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Posted by daiya at 2004年09月24日 23:59 | TrackBack
教えていただきたいのですが、『flashmaker3』でアニメーションではない既にある動画形式のファイルを取込み(エンコード?)フラッシュ形式のファイルを作成することは可能でしょうか?
お教えいただければ幸いです。