2004年07月07日
何でもテレビで再生するAVeL LinkPlayerに大満足
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・AVeL LinkPlayer (型番:AVLP1/DVD)
http://www.iodata.jp/prod/multimedia/video/2003/avlp1dvd/
・Amazonの商品紹介ページ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000YD64S/daiya0b-22/
使い始めてから1ヶ月。大変、便利だと結論したので紹介。
AVeL LinkPlayerは外部PCのハードディスク上、及び、内蔵DVDドライブ上の映像、音楽、画像ファイルを、テレビで再生することができるメディアプレイヤーである。MP3、AVI、JPEGといったパソコンでよく使うファイルを、そのまま、居間の大きなテレビ画面で再生することができる。
以前、紹介した同社の無線LAN対応ハードディスク製品のLANDISKと接続して使うのがおすすめ。AVeL LinkPlayer自体にはハードディスクはない。基本的にはPCと接続するのだが、この場合はPCが常に電源オンになっていないといけない。LANDISKなら、自動電源オンが可能である。
AVeL LinkPlayerは無線LANカードを挿すことで、テレビとLANポートが離れた場所でも、ケーブルレスで利用可能。本来は同社の通信カードを使うことが推奨されているが、手元に余っていた他社のカードを指したら問題なく動いた。
圧縮率が高くて人気のある映像形式のDIVXにも対応している。
1 Webで気になった映像をテレビですぐ再生
映画の予告編、ゲームのデモ映像、ニュース報道など、Webで見かけた映像を、ブラウザでLANDISKへ保存して、すぐにテレビで見ることができる。もうDVDに焼くなど面倒なことが不要。ダウンローダーを使って、たくさんの映像をダウンロードしておいて、まとめて見ている。
2 MP3ジュークボックスとして使う
大量のMP3ファイルがパソコンか、携帯オーディオプレイヤーでしか聴けないことがずっと不満に思っていた。テレビでリモコン指定してMP3を再生できるのは快適。DVDにバックアップしていたMP3ファイルも、DVDドライブへ挿入すればそのまま再生できる。なお、音楽再生中は、イメージ映像が表示される。ランダムな曲順再生も可能。
3 デジカメのスライドショー上映
デジカメの画像ファイルのあるフォルダを指定すると、スライドショーを、家族で楽しむことができる。何千枚もの過去の写真が、これで簡単に見られるようになった。
PCで、Webからキーワードにマッチする映像や音楽ファイルを自動発見し、LANDISKに保存するような設定をしておけば、もっと便利になりそうだ。この製品はDVDプレイヤーとしても使えるので、コストパフォーマンスがいい。ブロードバンド活用していますという満足感がある。
この製品、一部のマニアなPCユーザ層には既に人気商品になっているようだ。おそらく、P2Pだとかアダルトだとかとも相性がよいためなんじゃないかと思っているが、家庭向けメディアサーバというコンセプトの製品は、今後、もっと広く使われるようになると確信。ハードディスクレコーダーのスゴ録にはネットワーク通信機能がないので、この環境に直接は加えられないのが残念だ。
この環境には大変満足し、お茶の間のインタフェースはやはり、今後もテレビだと思う。しかし、スゴ録もAVeL LinkPlayerは先端製品ということもあって、ユーザインタフェースは改善の余地がある。どちらも、使いやすいとはとても言えない画面設計。技術的には、ここに大きなチャンスが残されているように感じている。
アップルがデスクトップメタファーのGUIやマウスでパソコンを使いやすい別次元に展開したのと同じように、テレビのGUIとマウスに相当するインタフェースは、まったく新しいやり方が登場してもいい頃だと思う。リモコンが発達してダイヤル型のチャンネル切り替えは姿を消したが、その後、テレビのインタフェースはこれといった進歩がない。民放だけでも1日2000の番組が放映されている。多チャンネル放送やネットのコンテンツを加えると1日に数万の番組が潜在的には視聴可能だ。これらをナビゲートする新たな何か、これから考えてみよう。
Passion For The Future: ヒューメイン・インタフェース―人に優しいシステムへの新たな指針
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001728.html
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Posted by daiya at 2004年07月07日 23:59 | TrackBack