2004年06月22日
高速なファイルコピー Fire File Copy
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DVカメラやTVキャプチャで録画したビデオや、大きなデータベースのファイルは数百メガ〜数ギガバイトになってしまう。こうした大きなファイルはコピーするのに大変時間がかかる。無駄な時間である。
・Fire File Copy
http://www4.org1.com/~kitt/labo/sw/ffc/
このFire File Copyは、コピー実行時にメモリバッファを大きく取ることでコピー、移動を高速化する。
作者の原理の説明
「
物理メモリを巨大なバッファとして使用することにより HDDヘッドのシーク動作を抑え、同一パーティション内でのファイルのコピー、別パーティションへのコピーや移動が高速かつ静かに行えます。理屈上、物理的に異なるHDD等やネットワークへの処理は高速化はされませんが、コピー処理によるディスクキャッシュ肥大化による空きメモリの圧迫がなく、ファイルコピー中やコピー後にOSが重くなることが無いという利点があります。また2GB以上の巨大ファイルにも対応し、大きなファイルも断片化を極力抑えて書きこめます。
」
で、能書きはどうでも良いのだが、このツールはメモリを十分に積んだPCであれば、効果絶大である。同一のハードディスク内のコピー、移動では数倍の高速化が実現できることを確認した。公式サイトにあったベンチマークの表を引用させていただくと、ほぼこのとおりだと感じる。
右クリックやコマンドラインから呼び出す、メモリクリーナーと連携するなどの機能もある。
コマンドラインのオプションは、
FFC.exe [;"exclude"... or ;;] "from" ["from2"...] [/to:"folder"] [/copy or move] [/a] [/t or /tXY] [/tp:high or mid or low or idle] [/bg] [/s or /sr] [/go!] [/sel]
といった多彩な指定ができるため、バッチファイルひとつでバックアップツールとして活用することもできてしまう。もう普通のコピー機能を使う気がしなくなってしまう。
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Posted by daiya at 2004年06月22日 23:59 | TrackBack