2004年04月27日
ロゴデザインの研究に役立つサイト
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新会社、新サービスを開始するときに考えるべきリストのひとつ入っているのがロゴである。ロゴでビジネスの勝負が決まるわけもないが、ユーザのサービスに対する印象に少なくない影響を与えている。ビジネス色が強いのか、娯楽色が強いのか、高級ブランドなのか、親しみやすい廉価なブランドなのか。ロゴデザイン次第では、ユーザに自社サービスの説明が大幅に省ける。
データセクション社のロゴデザインは、こんなかんじである。ロゴはひとつではなく4つあるという少し変わったコンセプト。まだ未確認なのだが、このデザインは、業界のデザイン年鑑の本にも掲載されているらしい。デザインしたのはヒキダス社。
4人で創業したので、4つの色と形を持つ。組織を構成するメンバーが、それぞれのカラーと形を追求していく新しい時代の会社であるということを伝えようとしている。名刺も各色、4種類作っている。客先をチームで訪問しての名刺交換の際に、各メンバーが色違いを差し出すと「あれ?色が違うのですか?」と聞かれて、会話が弾むというメリットもある。
最近はWebを探せば、2,3万円でロゴを作成してくれる廉価なサービスがある。あまり費用を使わずにロゴの作成が可能になったわけだが、難しいのは発注側が、どんなデザインで制作して欲しいか、イメージを伝えること。うまく伝達できないと、廉価とはいえ、やり直しで予算がかかってしまうし、担当者もストレスを感じる。
やはり、既存のロゴを指して、こんな感じでお願いしますと伝えるのが一番良いような気がしている。ロゴの一覧というのが欲しくなるわけだが、いいサイトがふたつ見つかった。
・Goodlogo.com
http://www.goodlogo.com/
世界中のロゴが300以上登録されている。面白いのは、そのロゴが好きか嫌いかの10段階評価をユーザが投稿できること。その評価ランキングが公開されているので、今どんなロゴが一般に好まれているのかが分かる。
今日現在のロゴの評価ランキングトップ10はこんな感じであった。
Current Top 10
1. Stussy (7.3)
2. Apple (6.2)
3. World Wildlife F... (6.2)
4. Sun Microsystems (6.2)
5. Major League Bas... (6.1)
6. Coca-Cola (6.1)
7. 20th Century Fox (6.1)
8. Disney Entertain... (6.1)
9. Playboy (6.1)
10. Puma (6.1)
・ロゴの杜
http://logomori.hp.infoseek.co.jp/
こちらは日本企業のロゴが、イラストレータなどのグラフィックツールで読み込めるEPS形式やAI形式で多数公開されている。
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Posted by daiya at 2004年04月27日 23:59 | TrackBack