2004年03月19日
雑誌PC Japan付録のハッカー用語辞典は秀逸
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・PC JAPAN
http://www.sbpnet.jp/pcjapan/
いつもは立ち読みですませている、PCマニア向け雑誌のPC JAPAN。今月号は買ってしまった。特別付録の別冊「ハッカー用語辞典2004」があまりによく出来ていたから。370ページ超で雑誌付録と思えぬほどの力作。最新のPCとネットワークの専門用語辞書である。収録語数2100。取り上げる用語のバランスと新しさ、文章の平易度、解説のボリュームなど、とても上手に編纂されており、仕事でも使えそうだ。
IT業界で働き、パソコンいじりの趣味も長い人は、この辞典に収録されている言葉の9割は知っているという人も珍しくないはずであるが、じゃあ一般人にわかりやすく説明してみろと言われたら、半分もできないのではないか。月に何回かは仕事でお世話になっている関係者から「橋本さん、これってどういう意味?」と辞書引き的にメールをいただく。相手が初心者であるほど説明は難しい。
ITの専門用語は変化が速いため実用の寿命は1年とすると、書店売りの辞書はなかなか買う気がしない。雑誌の付録としてここまで本格的なものがついてくるのは魅力的である。
関連情報:
・マルチメディア・インターネット事典
http://www.kaigisho.ne.jp/literacy/midic/index.html
オンライン上の日本語の辞典というとまず思い出すのがこの驚異的な質の高さの辞書サイト。2003年3月14日現在で23132項目を収録。常に内容がアップデートされていて網羅的。定義に終わらず、時事問題と絡めた解説評価があまりにも詳しく、どのような運営体制で書かれているのかが、謎。作者の方となんとか一度お会いしてみたい。
どのくらいすごいかというと、この事典で、「他にこの種の事典はどんなものがあるのか?」を調べると、
・ネットワーク上のマルチメディア関連辞典・事典
http://www.kaigisho.ne.jp/literacy/midic/data/k24/k24133.htm
これだけでてくる。
・アスキー デジタル用語辞典
http://yougo.ascii24.com/
一般的なIT用語の定義が必要なときにはまずここが参考になる。次のソフトと連携して、ブラウズ中のページ内の単語の意味をすぐにみつけることができる。
・アスキー 右クリック用語辞典 for IE
http://yougo.ascii24.com/gh/tools.html
「IEでWebブラウズをしていてわからない単語が出てきたら、その単語を範囲指定して右クリックし、表われたメニューの中の「アスキー デジタル用語辞典」を選択する。すると、その用語の検索結果が別ウインドウで起動されたIE上に表示される。わからない単語が出てきたときに、わざわざインターネット上の辞書にアクセスしなくても、用語を範囲指定して右クリックするだけで検索できてしまうというわけだ。」
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Posted by daiya at 2004年03月19日 23:59 | TrackBack
こんにちは。以前、某ブログ関係の集まりでお話しさせていただいたTats_yです。『PCJapan用語辞典』を取り上げていただき、ありがとうございます(ものすごく遅いレスですが(笑))。今年もこりずに用語辞典を編集しましたので、よろしければ見てやってください。
Posted by: Tats_y at 2006年03月13日 07:12