2004年01月01日
2004年あけましておめでとうございます:マルコフ先生に聞く今年のトレンド
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新春のお喜びを申し上げます。
旧年中は大変お世話になり、
誠にありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。
さて、日本経済新聞社が早速、今年のIT業界のキーパースン34人に今年の展望を質問した結果が掲載されています。とても読み応えのある特集です。
・日本経済新聞社 特集・2004年IT展望 ――識者に聞く
http://it.nikkei.co.jp/it/njh/enq04.cfm
識者の貴重な意見ですがさすがにこれだけボリュームがあると読むのが大変です。そこで、要約をマルコフ先生に手伝ってもらうことにしました。
マルコフ先生をご紹介します。先生はJavaアプレットでできています。
・マルコフ連鎖による作文。
http://www.cc.rim.or.jp/~knagasa/jmarkov/jmarkov.html
原理は上記のページの通りです。原文テキストを学習データとして与えると、文章の要素を分解して、ありがちなパターンで並べ替える、と言う人工知能的の自動作文ソフトです。現実の人間の話を聞いて、それっぽい文章をしゃべるというわけです。
早速34人分の「2004年、ITにおける注目のテーマやトレンド、キーワードは? 」の回答部分だけを集めて、学習データとして、マルコフ先生に渡しました。先生は34人の英知をひとつの文章に自動要約してくれました。これで34人分読まなくてもよいはず。
今年のテーマ、トレンド、キーワードはこんなかんじだそうですよ。
「
Q2 2004年、ITにおける注目のテーマやトレンド、キーワードは?
生活のデジタル化、ネットワーク化 ユビキタスという「概念」が米国のブロードバンド政策を見いだすことが起こる。 デジタルアセットマネジメント 企業ITは、消費者や取引先と相互に対話のできる企業、市民と対話をいとわない行政機関、だれとでも公平に対話のできる人などが評価されるようになると思います。要注目です。 「企業のバーチャル化が本格的に取り組むテーマであるから。 RFIDを使用した手ぶら旅行の実験の開始でテレビの新規需要が喚起され、新たなステージを迎えるか。 書き込み可能な2層式DVDドライブでは、市販のDVD映画などをそのままの状態でコピーすることが不可能だが、「ネットワーク配信されるサービス」を「アップグレード」していく、という時代が、使い勝手や価格など質実ともに快適かつ楽しい物となるのか、とても気になるところ。
」
ああ、随分、いろいろなことがありそうですね。
それでは今年もよろしくお願いいたします。
#上記日経のITサイトには私も昨年取材を受けました。当時と同じかそれ以上に、今年は一層セマンティックWebが注目されると思っています。
(3/17)人間が連想するような感覚の検索技術――データセクションの橋本大也CEO
http://it.nikkei.co.jp/it/busi/enouesai.cfm?i=20030314c1000c1
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Posted by daiya at 2004年01月01日 00:00 | TrackBack