映画 風立ちぬ
風立ちぬ 公式サイト
http://kazetachinu.jp/
映画「風立ちぬ」を観た。空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲。ユーミンの歌が良かった。実に綺麗なファンタジーでありました。拍手。
風は吹いているか?夢の中で少年は憧れの天才飛行機設計者に問いかけられる。美しい飛行機をいつか作る。後のゼロ戦設計者の二郎は、大人になり時代の風、運命の逆風に立ち向かう。
ものづくりエンジニアの夢がメインテーマなのだが、技術はセンス、創造的人生の持ち時間は10年だというセリフがある。今を生きろというメッセージ。でも、それ過ぎちゃったら、後進の指導に回れということかなあ。いつがその十年なのかはわかりませんがね、まだ私も、とか思ってしまうのは年齢か(笑)。
1920年代の日本。不景気と震災が現代に通じるが、空気は相変わらずの懐古趣味。これじゃ、ある年代以上にしか受けないのでは?という私の予想を裏切って、Facebookつながりの今の大学生たちが良かった、と言っている。そうか、逆に新鮮なのか。逆に上の年齢には酷評する人も。
すれてない目で見ないと感動できない作品。醒めない夢の中に生き続けた二郎はすごい。凡人はちょっと風が強いと醒めてしまうからなあ。
かぐや姫の物語 公式サイト
http://kaguyahime-monogatari.jp/
次も気になりますが。
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