2013年NHK大河ドラマ 特別展「八重の桜」
2013年NHK大河ドラマ 特別展「八重の桜」。江戸東京博物館でみてきた。5月6日で終了で今後は福岡と京都で開催。
ドラマは毎週見ている。にしゃは、なじょすて、くなんしょ、など独特の会津弁をだいぶ覚えた。視聴率は伸び悩んでいるがこの展示は大人気。音声ガイドはドラマと同じ草笛光子なのが素晴らしい。
松平容保が肌身離さず持ち歩いた孝明天皇の御宸翰や、鳥羽伏見の戦いの時の瓦版、山本覚馬の建白書など、今回の展示は手紙モノが多いのだが、地味なのに歴史を実感できるものばかりで感動した。新島襄が妻の八重に当てた手紙が長文で2メートルもつれづれ話を書いていたり、長生きした八重が晩年に襄の書と同じ「心和得天真」という文言の書を書いていたり。この二人はかなり仲が良かったのだな。川崎尚之介との離婚の詳細は不明、ドラマではどう描かれるか。
今後のドラマで出てきそうなモノがいっぱいあって今後も確実に最後まで観るであろう私のような熱心な視聴者は行く価値がある。
なぜ会津がぼろ負けする話を大河ドラマにしたのだろうと疑問におもっていたが「戊辰戦争の敗戦から立ち上がる人々の姿を通して、復興へのメッセージを伝えていく」という趣旨だったのか。しかし、敗戦後の八重は京都に行ってしまい同志社や篤志看護婦として活躍するわけで、復興フェイズの福島が描かれないような気がするのだが、後半の展開が気になる。
・2013年NHK大河ドラマ 特別展「八重の桜」
http://www.nhk-p.co.jp/tenran/20120926_171430.html
八重の桜 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
http://www.ringolab.com/note/daiya/2013/01/-nhk.html
・新島八重 明治維新を駆け抜けた才女
http://www.ringolab.com/note/daiya/2012/11/post-1732.html
・新島八重 愛と闘いの生涯
http://www.ringolab.com/note/daiya/2012/11/post-1731.html
・幕末銃姫伝―京の風 会津の花
http://www.ringolab.com/note/daiya/2012/07/post-1677.html
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