気になるページを「後で読む」ための定番ツール Pocket
気になるページをPCのWebブラウザーで「あとで読む」リストに追加しておき、後からスマートフォンでまとめて閲覧するアプリケーションには、有名なものにInstapaperとPocketがある。私は、2010年以前はPocket(の前身のRead It Later)を使ってきたが、2010年にこっちのほうがいいよという評判を聞いて、乗り換えを検討中。
ところが2年経過して今度は、Pocketの方がよくなったよという評判をよく聞くので乗り換えを検討中。そんなに違いはしないのだが、Pocketの方がビジュアルなインタフェースで、連携アプリの数が多い。Instapaperは有料だがPocketは無料という違いがある。
Pocketのアカウントは実に2年ぶりのログイン。当時私が気になったページが大量に記録されていた。興味の変遷がたどれて楽しい。たとえば今もオリジナルが残っているページとしては、
【詳報】Google Waveとは何なのか?
http://www.atmarkit.co.jp/news/200905/29/wave.html
いやあ、なんだったんでしょうねえ、だし、
フォトレポート:2010年の多彩な電子書籍端末--CESに登場の新製品
http://japan.cnet.com/news/tech/20406522/
には結局ブレイクしなかった端末がいっぱいだし、
「アマゾンの電子書籍を防げ」日本の出版社が団結
http://japanese.joins.com/article/073/125073.html?sectcode=A00&servcode=A00
では、アマゾン上陸におびえる出版業界の話があって、隔世の感だ。
こうして10年、20年と興味関心をたどれたらかなり楽しいのだが、プラットフォームを乗り換えてしまうと、後で読むリスト消えてしまう。そもそもInstapeprもPocketも10年も続くサービスなのかよくわからない。悩ましいところだ。
ただ少なくともPC版のPocketにはエクスポート機能があり、ブックマークのURLリストだけはHTMLとして出力することができた。
・Pokcet
http://getpocket.com/
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