高校の教科書を読み上げで聞く 三省堂 日本史
就寝時に聞くのによい音声コンテンツはないかなあと探していて見つけたのがこれ。三省堂の高校の教科書をひたすら読み上げる。
全史で12時間47分もある。古代編、中世編、近世編、近代編、現代編と5部に分かれており、ばら売りでは一部800円。5本セットで3300円。
1.古代編(第1部 1~5章)旧石器時代から平安時代まで
2.中世編(第2部 6~9章)院政から室町時代(応仁の乱)まで
3.近世編(第3部 10~13章)戦国時代から寛政の改革まで
4.近代編(第4部 14~17章)天保の改革から大正政変まで
5.現代編(第5部 18~21章)第一次世界大戦から終戦まで
6.戦後編(第6部 22~25章)占領から現在まで
漢字が見えず、音声のみで聞くとわかりにくい言葉がいきなり出てきて、用語解説がなかったりするが、その不親切さも、ぶっきらぼうさも実に教科書的で、学生時代に戻った気になれる。(わからない言葉をWikipediaで調べ始めると眠れなくなる)。
私は今ちょうど戦国時代を聴いている。戦国時代というと、さまざまな武将の活躍とドラマがあったわけだが、高校の教科書は、信長、秀吉、家康の流れでさえ、かなりあっさりと大きな出来事を語っているのみだったことにきがついて愕然とした。私の戦国武将に対するイメージや知識は、学校で習ったものではなく、大河ドラマや小説で知ったものばかりだったのだなあ。
総時間12時間47分。聴いても聴いても終わらない。日本の歴史はひたすら続いていく。淡々と。ノリノリにはならない。そして最後まで聴かねばならないなんて気がまったく起きない。飽きたところで止めて眠る。そういう目的では最適。
もちろん世界史版もある。そして速聴用の倍速版というものもある。
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