5千円で買える エステーの放射線測定器 エアカウンターS

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5千円で買える エステーの放射線測定器 エアカウンターS
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福島第一での燃料取り出し作業は今後何年間も続いていく。放射性物質の大量放出はもうないとは思うが、念のために1台、自宅に用意しておくことにした。いろいろ測ってみたい場所もある。

放射線測定器というと10万円近くするイメージがあったが、5000円で国産の評判がよいものが買えるようになった。家庭用であればこれで十分そう。地面から1メートル上に保持しスイッチをオンにして35秒経過すると予測測定値が表示され2分以内に確定する。空間の放射線量(ガンマ線)を測定する装置。

さっそく自宅の室内を計測したところ、0.05マイクロシーベルトになった。この機種で測れる最小値である。

これはエステーのサイトに参考資料として挙げられている式だが、

測定した場所に1年間留まると仮定した場合
0.05×24(時間)×365(日)
=438マイクロシーベルト≒0.44ミリシーベルト/年

測定した場所に毎日屋外に8時間、その場所の木造家屋内に16時間いるとして、
木造家屋内滞在の被ばく低減効果を60%(係数0.4)とした場合
0.05×(8/24×1.0+16/24×0.4)×24(時間)×365(日)
≒0.05×0.6×24×365
=262.8マイクロシーベルト≒0.26ミリシーベルト/年

ということになる。

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専門家のアドバイスに従い、ビニール袋に入れて計測している。放射性物質が測定機に付着すると常に高い値が出てしまうのを防ぐため。

日本における自然放射線被ばく量は外部被ばくで0.7ミリシーベルトとされている。だから0.05ではまったく問題がない。ベランダに移動して測ると0.06と出て少し上がったようにも思えるが、20%は誤差なので変化がないともいえる。正確には3回計測して平均をとるべきとのこと。

近くの公園でも測ってみた。ほとんどの場所は0.05から0.09マイクロシーベルトに収まるが、あまり使われていなさそうな砂場で測ったところ、0.16マイクロシーベルトがでた。これだと年間に1.4ミリシーベルトとなってしまうが、砂場でずっと遊ぶ子供はいないから、それほど問題でもなさそう。

神奈川県藤沢市。とりあえず身の回りを測ってみたが、特別に高い場所は見当たらなかった。

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このページは、daiyaが2012年5月27日 23:59に書いたブログ記事です。

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