ルモグラフ ヒストリカルペンシルセット

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・ルモグラフ ヒストリカルペンシルセット
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1600年代にドイツで作られていた鉛筆の原型といわれる「ヒストリカルペンシル」の制作キットと、ステッドラーを代表する鉛筆「マルスルモグラフ」12本を、専用デザインの缶ケースに入れた5000個限定セット。

ペンケース、小物入れとして使えそうな缶ケースが欲しくて買った。早々に、あまり使わない鉛筆は子供にあげてしまおう、という作戦。

二つのペンケースはふたをあけるとこんな感じに中身が収まっている。

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これが再現キット。鉛筆の原型は板を2枚あわせて芯を挟む形の長方形だったんですね。1600年ごろといえば日本では関が原の時代。徳川家康や伊達政宗がオランダから輸入した鉛筆を使った記録があるそうですが、こんな形状の鉛筆だったのかもしれません。

この鉛筆についてはWikipediaの鉛筆の項目の記述にもちゃんとあがっています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%9B%E7%AD%86


"2枚の細長い木の板の間に、芯となる細長い黒鉛の棒をはさんで固定した、現代のように削って使用する鉛筆は、1616年までに発明された。
記録に残るこの種の鉛筆の最初の製造業者は、ドイツのニュルンベルクに住むフリードリッヒ・ステッドラー(Friedrich Staedtler, 後のステッドラー社の創業者の先祖にあたる)で、1662年に町当局に鉛筆製造許可願いを出したが、町はこの仕事は指物師のものだとして却下した。しかし、1675年には、ステッドラーと同業者は、鉛筆製造業者のギルドを作ることを許されるようになっていた。"

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これをボンドで接着して、紐とシーリングワックスでしばると、ヒストリカルペンシルのできあがり。簡単そうだが、もったいないので、しばらく観賞みせびらかし用として、このまま保存しておくことにする。

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こちらのケースにはHBのマルスルモグラフが1ダース入っている。並べると本当に美しい。

・自衛隊御用達の油性ペン STAEDTLER ルモカラーペン
http://www.ringolab.com/note/daiya/2012/02/staedtler.html

・ヌルっとした感触にハマる蛍光マーカー STAEDTLER Textsurfer Gel テキストサーファー
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/10/staedtler-textsurfer-gel.html

・STEADTLER シルバーシリーズ 2mm芯シャープペンシル 925 25-20
http://www.ringolab.com/note/daiya/2010/04/steadtler-2mm-925-2520.html

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このページは、daiyaが2012年4月17日 23:59に書いたブログ記事です。

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