ファイナルファンタジーXIII-2
年末年始にどっぷりはまってエピソード5まで進んだが、その後なかなか時間が取れなくて、いつエンディングにいけるのか、先が見えない段階でレビュー。
感想を良い点と悪い点で3つずつ。
■良い点
1 13の続きが楽しめる
続編なので当たり前であるが、要するに続きがやりたかった人向けなのだ。前作ではクリスタル化していて活躍がなかったセラが主役。バトルシステムもほぼ引き継いでいる。前作ではまれた人は今作もはまれる。
2 モンスターを仲間にできる
ボス以外のほぼすべてのモンスターを仲間にすることができる。基本パーティーはセラ、ノエル、そしてモンスターの3者で構成する。
3 ストーリー展開や、キャラの成長の自由度を高めた
従来の「一本道である」という批判に対して、ストーリー分岐要素の追加、キャラ成長限界の撤廃、仲間モンスター化によってこたえた。これによりプレイヤーによって、かなり異なる遊び方ができるようになっている。と、同時に難解さにつながってしまうのだが...。
■悪い点
1 ストーリーがあまりに難解
開発者たちは本当にこの超難解なストーリーを理解できているのだろうか?と疑問に思う。FFは難解さが売り物ではあるが、今回は前作の巻き戻しが必要なうえに、タイムトラベルと並行世界の分岐という要素が加わって、もはや常人では何がなんだかわからない複雑怪奇な物語になっている。クリアした人のうち何パーセントがこういう話でしたと説明できるだろうか。
2 召喚獣がいない
FFといえばど派手な召喚獣が印象的だが、本作ではほとんどの敵モンスターを捕まえて味方にできるという設定のため、特別な召喚獣というものがいない。敵を味方にできるという
3 登場人物が少ない
プレイヤーとしてはセラとノエルの二人しか選べない上に、全体的に登場人物が少ない。新たなキャラクターはほとんどいない。これはモンスターでも同じで、前作の使いまわしが多い。短期間での続編企画ということや、前作との整合性と言うことで、新要素を入れにくかったのか。
ということで良い点も悪い点もあるが、ファミ通レビューでいればプラチナ作品であるという評価は間違いない高レベル作品。
そしてこれは最初に出た攻略本。
・FINAL FANTASY 13-2 PS3/Xbox360両対応版 ファーストマスターガイド スクウェア・エニックス完全監修 (V‐JUMP BOOKS) [単行本(ソフトカバー)]
エピソード4までのストーリー進行が掲載されている。ストーリーの複雑さを反映して、攻略本もどこを読んだら今必要な情報があるかがわかりにくい構成になってしまっている。1月末にバトル編、シナリオ編の2冊組で出版されるアルティマニアに期待である。
・小説 ファイナルファンタジーXIII-2 Fragments Before
http://www.ringolab.com/note/daiya/2011/12/-xiii2-fragments-before.html
・小説 ファイナルファンタジーXIII エピソード0 -約束-
http://www.ringolab.com/note/daiya/2010/01/-xiii-0.html
・ファイナルファンタジーXIII-2 ワールドプレビュー
http://www.ringolab.com/note/daiya/2011/12/iii2.html
・ファイナルファンタジーXIII オリジナル・サウンドトラック(初回生産限定盤) [Limited Edition]
http://www.ringolab.com/note/daiya/2010/05/xiii-limited-edition.html
・ファイナルファンタジーXIII
http://www.ringolab.com/note/daiya/2010/01/2010xiii.html
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