買ってはいけないお菓子 買ってもいいお菓子

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・買ってはいけないお菓子 買ってもいいお菓子
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私はお菓子が大好きで毎日なにかしら食べている。好きなお菓子がやり玉に挙げられると、素直に「教えてもらってありがたい」とはならない。なんだか、すごくむかつく本だ(笑)。いらいらしながらもページをめくる手が止められないというジレンマに悩まされながらざっと読んでみた。

食品添加物の影響という観点から、世にある有名なお菓子(一部健康食品含む)を名指しで仕分けする。

買ってはいけないお菓子
買ってはいけないと買っていいものの中間
買っていいお菓子

の3つに110品目が分けられた。成分表となぜいけないかが詳しく書いてある。メーカー名やパッケージ写真も掲載されているのですぐに特定できる。

買ってはいけないお菓子として挙げられているのはたとえば「うまい棒」。まあ、これはわからないでもないのだが、スクラロースという好ましくない有機塩素化合物が使われているそうだ。よくみる「クリームパン」「脂肪ゼロヨーグルト」「こんぺいとう」「キシリトールガム」とか、私が愛用している「フリスク」「ブレスケア」「マルチミネラル」も入っている。著者いわくフリスクは「すべて添加物でできた商品」なのだそうだ。次々に有名なお菓子が糾弾されていくいくのでページをめくるのが恐ろしい。

危険な疑いがあり海外では禁止されているのに日本ではまだ使われている添加物だとか、、微量だからという理由で認められている添加物があるのだ。中には発がん性が疑われるものも入っている。

「買っていいお菓子」群は、直感イメージ的にも体によさそうなもの、伝統的なものが多い。「ミックスナッツ」「塩あめ」「きなこ玉」「八橋」「ブルガルアヨーグルト」などなど。

危険な添加物のリストと添加物表示の見方が巻末にあって参考になる。お菓子好きはイライラしながらも必読だ。

今月の雑誌CIRCUSがお菓子特集。これも買って読んだがおもしろかった。添加物の話でイライラしたお口直しに。

・CIRCUS (サーカス) 2012年 02月号
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・まだある。大百科 お菓子編―今でも買える昭和のロングセラー図鑑
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/07/post-1033.html

・世界中のお菓子あります
http://www.ringolab.com/note/daiya/2006/06/post-408.html

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このページは、daiyaが2012年1月28日 23:59に書いたブログ記事です。

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