ウルトラQ彩色版

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・ウルトラQ彩色版
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ウルトラQは1966年に放映されたウルトラシリーズ第一作の特撮テレビドラマ。ウルトラQの特徴は、ウルトラシリーズなのにウルトラマンが登場しないこと。怪獣は出てくるが、それと戦うのは人間だけである。ウルトラマンは2作目の『ウルトラマン』からだったのだ。

ウルトラマンがいないウルトラQでは、毎回怪獣を決定的に倒せるとも限らず、これどうなっちゃうんだろうという緊張感があるのが、ウルトラマン以降にはない、ドラマとしての魅力である。

ウルトラQ全記録
http://homepage.mac.com/onishi2/index.html
同番組のファンサイト。データベースが充実。

オリジナル映像はモノクロだが、この秋に全作カラー化されてDVD、ブルーレイ『総天然色ウルトラQ』が発売されることになった。そのタイミングに合わせて、マンガの彩色版が発売された。安定した作画能力を持つ藤原カムイ作。

「ペギラが来た!」「地底超特急西へ」「バルンガ」「ガラダマ」「2020年の挑戦」「悪魔ッ子」の6作品。ストーリーはテレビドラマの原作をかなり忠実に漫画化している。文字化されてはじめて気がついた発見もあった。原作を観ているととても楽しめる。(いきなり漫画を読んで面白いかどうかは私には判断できない。)

藤原カムイの描く二次元の怪獣は、オリジナル映像の持つ不気味さ、異質さをうまく再現しており、大きなコマ割で描かれたペギラとかケムール星人は、しばしページをめくる手が止まって見入ってしまった。

ウルトラ怪獣DVDコレクション(1)
http://www.ringolab.com/note/daiya/2011/08/dvd1.html
モノクロSFX作品にハマる アウターリミッツ、ミステリーゾーン、ウルトラQ
http://www.ringolab.com/note/daiya/2005/07/sfxq.html

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このページは、daiyaが2011年9月 2日 23:59に書いたブログ記事です。

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