二ノ国 漆黒の魔導士(魔法指南書 マジックマスター 同梱)
・二ノ国 漆黒の魔導士(魔法指南書 マジックマスター 同梱)
人気ゲームなのに発売時に定価6800円だったものが、今現在アマゾンのキャンペーンで2790円まで落ちている。謎の値崩れ。
・二ノ国オフィシャルサイト
http://www.level5.co.jp/products/ninokuni/index.html
企画/制作 レベルファイブ、アニメーション作画 スタジオジブリ、音楽 久石譲という今年のクリスマス商戦の大注目作品。序盤をプレイしての感想。アニメーションが素晴らしい、ゲーム自体はありがち、マジックマスター微妙で総合80点。
ドラゴンクエスト風オーソドックスなRPGのゲームシステムを採用している。音声つきのアニメーションが多数、矢印で次の目的地を表示などゲーム初心者にやさしい。クエスト制で多少の自由度がある。
このゲームの最大の特徴はマジックマスターという魔法指南書が同梱されていること。ルーンと呼ばれる魔法の紋章が掲載されていて、その形を画面上でタッチペンでなぞると魔法を習得できるというしくみ、であると、同時に巧妙な違法コピー対策。このマジックマスターは紛失したら再購入には3500円かかる。ゲームの値段の半分はこの本の値段ということか。
このマジックマスターがないとゲームが進められないためにDSと一緒に携帯せざるをえないのだが、電車の中で魔法指南書を開くのも勇気がいるため、電車でプレイする人が少なくて、それが値崩れの理由なのか、そんなわけないか。
死んだ母親を追って異世界へ旅立つという設定は、いかにも日本神話の「根の国」を連想させる。神話をオリジナルにつくりかえるのが得意なジブリらしい気がする。イマージェンという生き物がでてきて主人公の仲間として戦ってくれるのだが、なんだか設定としてはポケモンっぽい。
というわけでまだ序盤しかみていないが、深みのある世界観と難しすぎない難易度で、ゲーマーの子供だけでなく、ジブリファンの大人もゆっくり楽しめるゲームという気がする。ただアニメは大画面でみたいなあという気もしていて、来年発売のPS3版の続編にも期待。
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