ママと子どもに作ってあげたい パパごはん
ビストロパパ滝村さんが料理本を出版した。
「橋本さんは料理はしますか?」という話になって、「たまにですが、最高級のオリーブオイルと輸入パスタを選んできてスペシャルなパスタを作ったり、巨大な焼きプリンをつくったり...」と答えたら「男の趣味ですね」とばっさり斬られた。
デジタルハリウッドの役員として忙しかった滝村さんが、料理に目覚めたのは長女の誕生がきっかけ。「家族と一緒においしいご飯をお家で食べたい」と思って見よう見まねで料理を始めた。技術的にはきちんと計量することだけを意識して。
私のように自分が食べたいものを、自分の都合で作るのは男の趣味料理なのだ。時間がかかるし油や塩分がたっぷりで毎日食べたら問題がある料理。一方、ビストロパパが目指すのは「自分のお腹が減っていなくても、家族のために作る、お父さんの料理」。家族に喜ばれて感激される料理だ。作る過程に"子手伝い"も参加させる。大人は"アト辛大人味"で。ビストロパパの料理は家族のコミュニケーションメディアでもある。
この本にはパパだけでなく料理が苦手なママにも役立つ71のレシピが紹介されている。
どれもこれも写真がおいしそう。
「ごま塩油でキャベツ」「ほうれん草のお浸し」「卵焼き」「焼き魚」「牛ステーキ」などといったキッチンパパ(Level1)
「ハンバーグ」「カレーライス」「チャーハン」「炊き込みご飯」「天ぷら」など定番が多数登場するエプロンパパ(Level2)
「パエリア」「ピザ」「ミネストローネ」 などビストロパパ(Level3
と3段階の難易度で分類されていて、LEVEL1と2は手順は4つしかないシンプルさ。計量をちゃんとして、この通りに進めれば、おいしくできてしまうのだ。私は何度かビストロパパの料理を御馳走になっているので、おいしさは太鼓判を押せる。
「パパが料理を作り、食卓が笑顔にあふれる」世界を作るために、パパ料理文化のエバンジェリストになった滝村さん。テレビ出演やイベント登壇の情報がブログに日々掲載されています。気になった人はのぞいてみてください。
ビストロパパのブログ
http://blog.livedoor.jp/tuckeym/
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