Webサーバを内蔵したWebブラウザー Opera Unite
・Opera Unite: a Web server in the Web browser
http://unite.opera.com/
最新ベータ版OperaはWebサーバを内蔵したというので試してみた。ブラウザを起動したら「ツール」から「OperaUniteサーバ」メニューをたどって開始する。上のようなサーバ管理画面が表示される。
OperaUniteのIDを取得してから、ユーザーが公開したいローカルフォルダを指定する。URLはOperaが貸し出してくれる。パソコンの名前がhomeで私のOperaUniteのIDがdaiyaxの場合、公開URLは、
http://home.daiyax.operaunite.com
のようになる。デフォルトではサーバ側で設定したパスワード認証がかかる。設定した瞬間にそのまま公開されてしまうわけではないからひとまず安心である。
このサーバは機能特化した
Webサーバ
ファイル共有
写真共有
音楽共有
チャット
掲示板
などとしてサービス公開をすることができる。こうしたアプリケーションは今後増えていくようだ。
とても簡単にローカルPCでWebサーバが公開できるようになった。ダイヤルアップ接続時代にダイナミックDNSサービスと自作PCに入れたLinuxのWebサーバを組み合わせて、"ダイヤルアップサーバ"を立ち上げていた頃の苦労はなんだったのだという感じ。
だが、無料で大容量高機能なファイル共有や公開サービスが溢れる中で、どの程度、こうした個人サーバ利用の需要があるのかは不明。パスワード認証があるとはいえ、見知らぬ第三者がPCにアクセスしてくることに代わりはない。セキュリティには気を遣う必要がある。サークル活動の内輪での情報共有やコミュニケーションに使うのが適切かなあ。
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