情報力
大学・大学院での講義内容をベースにして、個人の情報力を極めるための本を書きました。パソコンをフル活用した新しい情報の活用ノウハウと50以上の思考支援ツールの紹介です。
私は学生時代から、物を調べる仕事に従事してきました。
1 複数のベンチャー企業での創業役員体験
2 企業や大学、官公庁の調査プロジェクトでの経験
3 ベンチャーキャピタリストとして投資の判断をする側の経験
これらの経験から学んだことを今回一冊にまとめてみました。
私はこの本の冒頭で"ハイパー個人"という言葉を造りました。デジタルとネットワークで情報処理能力を飛躍的に増大させた人を意味します。
圧倒的に大量の情報の中から自分の意志決定に必要な適合情報を抽出し、分析して仕事と生活に役立てること。それがハイパー個人のための情報術です。
この本には総論の後、情報収集、情報整理、情報分析、情報活用の4つの章があります。それぞれのフェイズで必要な考え方とやり方を本書に書きました。
情報収集 情報整理 情報分析 情報活用
データ → 情報 → 知識 → 知恵
情報は広げて集めたら収束させる必要があります。膨大な量の断片的なデータを収集し、整理することで情報に変え、分析を加えて知識に昇華し、汎用的に使える知恵にまで高めることが大切と考えます。それをどうやるかというのが主な話です。
本の内容をもうすこし詳しく紹介すると
・Evernote、Dropbox、FrieveEditor、FreeMind、OneNote、iEditなど思考支援アプリの使い方
・欲しい情報がすぐに見つかる検索テクニック
・速読術を使わずに速く読むハイパー読書術
・メモや発想を外部脳に保存するノウハウ
・ネット上にあなた専用私設顧問団を持つコツ
・集合知を機能させるハイパー・フェルミ推定
読書論やブログ論についても触れました。
定価は980円。見ての通りイラストたっぷりで読みやすくしあげました。コンパクトで1、2時間で読めてしまう本ですので、ぜひ情報力増強ののドーピング剤として一度お試しください。
よろしくお願いします。
著者 橋本大也
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