奇跡のハイトーンボイストレーニング―プログラムCD付き 高い声を手に入れる
・奇跡のハイトーンボイストレーニング―プログラムCD付き 高い声を手に入れる
現在の流行歌は1960年代と比較すると半音で6つもキーが上がっている。高音域の声はCM音楽やドラマBGMなどでよくきこえて有利という供給側の事情もあるらしい。携帯音楽プレイヤーが流行して、雑音の中でも聴き取りやすい音域でもあるからだろう。これは平井堅やMISIAのようなハイトーンボイスを出すためのヴォイストレーニング本である。
地声(オモテ声)で音程を高くしていくと、声が裏返ってしまうところがある。これを換声点を呼ぶそうである。この前後ではガラッと声の印象が変わるし、音程もはずれがちだ。この換声点を目立たなくして、ウラ声からオモテ声までが違和感なく、つながって歌えるようにするのが、このYUBAメソッドである。
「ウラ声が出ているときには、ノドの中で輪状甲状筋という筋肉が中心となって働いています。またオモテ声が出ているときには、閉鎖筋群という筋肉群が中心となって働いています。換声点では、これらウラ声とオモテ声を作る主役となる筋肉の働きが交代しています。」
トレーニングはまずウラ声とオモテ声をはっきり分けて出すことから始まる。両方でいろいろな高さの音を出せるようにする。両方で簡単なメロディを歌う。そして遂に、両方を行き来するメロディを挑戦し、混ぜて歌う完成形へ至る。
とはいっても、理屈だけでは難しい。そこで、この本にはわかりやすいレッスンCDが付属している。
付録CDには音域にあわせてそれぞれに7つのプログラムが収録されている。まずは最初のプログラム「あなたの音域はどれ?」を使って、男声・女声のどの音域なのかを確定させる。以後は該当する音域のプログラムのみを使う。
1セットは次の5種のレッスンで合計7分。
1 声の高さのチェック
2 ウラ声を出す
3 ウラ声とオモテ声を出し分ける
4 ウラ声とオモテ声を混ぜる
5 メロディーを歌う。
ウラ声で高い音程を取るのはかなり難しい。レッスンでは、わざと離れた音程が選ばれていたりするからなおさらだ。これを毎日少しずつということだが、なかなかこれだけのために時間が取れない。レッスンメロディは覚えてしまって、お風呂で練習すると良さそうである。
最近、徳永英明をカラオケで歌いたいものよ、と思っていて密かに練習中(って書いちゃったら全然密かじゃないですけど)。この練習方法は理論的に説得力があるし、レッスンに無理がないので、効果があるかも。
・VOCALIST & SONGS ~通算1000回メモリアル・ライヴ (Blu-ray Disc)
Blue-rayで初めて買ったのはなぜかこれでした。雪の華の最高音部の歌唱法がCDと違うのが印象的でした。ライブではさすがにあのファルセットで歌いきるのは徳永でも無理だったか?。
<収録内容>
1ハナミズキ
2桃色吐息
3恋人よ
4いい日旅立ち
5別れのブルース
6恋におちて-fall in love-
7僕のそばに
8最後の言い訳
9迷い道
10わかれうた
11ENDLESS LOVE
12レイニー ブルー
13壊れかけのRadio
14オリビアを聴きながら
15雪の華
16翼をください
17もう一度あの日のように
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