暴露ウイルス体験ツール

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・暴露ウイルス体験ツール
http://www.dit.co.jp/products/exp/
bakurovirustaikentool01.jpg

WinnyやShareのようなP2Pファイル共有ソフトって、もう5年以上使っていない。大変、興味はあるし、怪しい利用だけでなくて、まともな可能性も、十分にあると思うのだが、自分では使わない。情報漏えいや法的なリスク(違法アップロード、ダウンロード)に巻き込まれるのが怖いからだ。特に経営者は使うべきでないと思う。

で、この暴露ウイルス体験ツールは、情報漏洩ウィルスのシミュレーションソフトだ。

「ユーザは、このツールをPC上で実行するだけで、Winny等を介してウイルスに感染した際、システムディスク内のどのようなファイルが、いかなるファイル名でネットワーク上に流出するのかを擬似体験することができます。」

うわ、こんなに大量に、こんな風な見え方で、デスクトップの中身が露出してしまうのかと、一目瞭然になる。社内啓蒙や話題づくりとして、ネタ的な体験ツールって、それなりに意義がありそうだ。

そして、

「ディアイティでは、PC内のファイルを管理するツールとして「FileChaser」、流出事故に際した「情報漏えい事故対応サービス」をご用意しております。」

というかんじで、配布メーカーのビジネスにつながっている。こうやってセキュリティ教育のツールやコンテンツが無償になる流れは歓迎だなあ。

・実例再現 ウイルス感染体感シミュレーター
http://is702.jp/special/simulation/

こちらもシミュレーター。「ここではウイルス感染や個人情報の盗難など、インターネットの脅威を体験し、その恐ろしさを肌で感じていただきます。」

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このページは、daiyaが2008年9月 9日 23:59に書いたブログ記事です。

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