2007年12月アーカイブ

今年はiPod Touchで音楽を聴くスタイルが大きく変わった。Touchでネットに直接アクセスして試聴し、気に入ったらそのまま買ってダウンロードというパターンが増えた。楽曲単位での入手が増えて、CDアルバムの購入枚数が減ってきている。それでも2007年末に聴いている邦楽CD3枚。

・人生という名の列車 馬場俊英
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1. ボーイズ・オン・ザ・ラン Album version
2. 君の中の少年
3. 風の羽衣
4. STATION
5. 一瞬のトワイライト
6. 今日も君が好き~Album version~
7. 涙がこぼれそう
8. アイビー
9. 人生という名の列車
10. 遠くで 近くで
11. スタートライン~Album version~
12. 旅人たちのうた~Album version~

尾崎豊、長渕剛、浜田省吾、佐野元春、小山卓治などを聴いて育った30代後半から40代前半におすすめのシンガーソングライター。特に一曲目の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」が最高。メッセージを詰め込み過ぎて字余りになったような歌詞が大観衆にピースピースピース。で、この馬場俊英、「スタートライン」でNHK紅白歌合戦に登場するらしい。一般的に大ブレイクということになるのだろうか?。

・私は私をあとにして 熊木杏里
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「本日私はふられました」というどきっとする出だし。最初は資生堂のコマーシャルで知った。淡々と歌う地味なフォークシンガーだが歌詞をじっくり聴いていると、それぞれの楽曲にドラマや世界観がしっかり描かれていたりして、気になる存在。

1. 新しい私になって
2. 春の風
3. 七月の友だち
4. 最後の羅針盤
5. 君まではあともう少し
6. 幽霊船に乗って
7. 月の傷
8. 0号
9. 一等星
10. 朝日の誓い
11. 水に恋をする
12. ひみつ<ボーナストラック>

・熊木杏里 「無から出た錆」
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004721.html
こちらが基本。

・VOCALIST3 徳永英明
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女性歌手の名曲を徳永英明がカバーするVOCALISTシリーズの3枚目。カラオケでも流行っているらしい。世の男性が一度歌ってみたかった女性歌手の楽曲を、堂々と歌えるようにしたのが徳永の最大の功績である。徳永英明は昔と比べると、ハイトーンボイスが少しハスキーになってしまったが、楽曲によってはそれを深みのある表現力として発揮したのがえらいなあと思う。

01. PRIDE (今井美樹)
02. まちぶせ (石川ひとみ)
03. ENDLESS STORY (REINA starring YUNA ITO)
04. 桃色吐息 (高橋真梨子)
05. CAN YOU CELEBRATE? (安室奈美江)
06. やさしいキスをして (DREAMS COME TRUE)
07. わかれうた (中島みゆき)
08. 迷い道 (渡辺真知子)
09. たそがれマイ・ラヴ (大橋純子)
10. 恋におちて-Fall in Love- (小林明子)
11. Time goes by (Every Little Thing)
12. 月のしずく (RUI)
13. 元気を出して (竹内まりや)

2007年度、このサイトの書評を通してAmazonで購入された書籍のランキングを公開します。2006年以前に紹介した本も結構含まれているのは、前年のランキング記事公開の影響のようです。例年、ビジネス実用系が上位に並ぶ売上ランキングですが、今年はバリエーションが豊かでした。

■1位 ぼくには数字が風景に見える
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005033.html

・ぼくには数字が風景に見える
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円周率22500桁を暗唱し、10ヶ国語を話す天才で、サヴァン症候群でアスペルガー症候群で共感覚者でもある著者が書いた半生記。これらの病は稀に天才的能力を持つ者を誕生させるが、自閉症やその他の精神障害を併発することが多いため、こうした本を書ける人が出てくることは稀である。

■2位 人はカネで9割動く
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005189.html

・人はカネで9割動く
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身もフタもなく、いやらしい、実践的な処世術の本。

■3位 フェルマーの最終定理
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004192.html

・フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで
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フェルマーの最終定理とは、17世紀にフェルマーが残した難問である。フェルマーはノートに自分は答えを知っていると思わせぶりな書き込みまでつけていた。歴史上、数多くの数学者が全力でこの問題に挑んだ。だが、誰でも理解可能な問題でありながら、350年の間、誰もそれを解くことができなかった。学会においても解けないものだと思われていたが、1995年、現代の数学者ワイルズが8年の歳月をかけて研究し、ついに完全証明を達成した。

■4位 無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005020.html

・無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
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「公認会計士二次試験(合格率6%)を史上最年少の19歳で合格 以後、フルタイムの仕事をしつつ、かつ3人の子どもを育てながら、中小企業診断士試験(合格率4%)、オンライン情報処理技術者試験(合格率4%)合格 TOEICは新卒時420点から3年間で900点へ 社会人大学院でファイナンスMBAを取得。その結果、年収を16年間で新卒時の10倍とした著者が初めて公開する、本当に効率的で合理的で楽ちんで、目から鱗の勉強法。 」

■5位 戦争における「人殺し」の心理学
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004370.html

・戦争における「人殺し」の心理学
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多くの戦争で銃を使う兵士たちのうち発砲したのは15%〜20%であった。8割の兵士は発砲しないで戦闘を終える。理論的には命中率50%の状況で発砲しても、一人を倒すのに数十〜数百発を要する。8割の発砲しない兵士たちは、決して怖気づいて戦闘不能になっているわけではない。弾薬補充や仲間の救出などに回って、撃つより危険な任務をこなそうとする傾向があるという。

■6位 最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004893.html

・最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか
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チェルノブイリ原発事故、スペースシャトル・チャレンジャー号爆発事故、スリーマイルアイランド原発事故、エールフランスのコンコルド墜落事故、ハッブル宇宙望遠鏡の主鏡研磨失敗、アポロ一号の火災事故など、古今東西数十件の世紀の大事故をケースとしてとりあげ、事故の発生メカニズムと人的要因を分析した本。

■7位 経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005013.html

・経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには
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経済学を使って、世の中の仕組みをひもとく。副題の「お金がない人を助けるには」だけではなくさまざまな話題がある。

■8位 仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005049.html

・仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本
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著者は「バロック」「キングオブワンズ」「ぷよぷよ」「トレジャーハンターG」「魔導物語」等のゲームを監督/脚本/企画した米光一氏。仕事のプロジェクトをロールプレイングゲームの冒険に見立てて、その攻略法を説く。

■9位 視界良好―先天性全盲の私が生活している世界
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005055.html

・視界良好―先天性全盲の私が生活している世界
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先天性全盲である著者が、聴覚、触覚、嗅覚をフル稼働させて、どのように世界を認識しているかを書いた本。この表現が適切かどうかわからないのだが、”目から鱗が落ちる”記述の連続である。そして面白い。

■10位 デジカメのえほん
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005025.html

・デジカメのえほん
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初心者向けのデジカメ撮影ガイド。すごくよくできていて驚いた。難しい技術の説明はなし。こうするとこう撮れるよ、こんなときはこう撮るといい式の、美しい作例写真と絵本のようなシンプルな説明文だけで、写真上達のコツを教える内容。それでも撮影技術の基本は網羅されているので、めくっていくだけで、カメラやレンズの仕組みが理解できるように思った。少し技術を詳しく知りたい人向けには詳細な文章説明のある「おさらい」コーナーが用意されている。

■11位 頭のいい人が儲からない理由
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004978.html

・頭がいい人が儲からない理由
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サムシンググッド、アドビスシテムズ、ウェブマネー、ソフトウィング、アルファシステムなど、多数のIT企業を創業した業界の風雲児 坂本圭一氏が語る経営哲学。表題を見た時は、コンサルタントが書くありがちなノウハウ本かなと想像していたのだが、まったく違った。序盤は成功の理論をノウハウ風に教えているのだが、章が進むにすれ著者の情熱ボルテージがあがっていき、結局、異常なほどの執念深さと圧倒的な行動力こそ成功の秘訣だ、おまえなんでやらないんだと、アジっている。その語りの迫力に飲まれる。

■12位 アイデア・ブック スウェーデン式
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004203.html

・アイデア・ブック スウェーデン式
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1時間もあれば読めてしまうが考え始めると根っこの深い、発想についての30のエッセイ集。アイデアに詰まったときに、机の上においてあれば突破口になりそう。

■13位 「金のアイデア」を生む方法―"ひらめき"体質に変わる本
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004920.html

・「金のアイデアを生む方法 ”ひらめき”体質に変わる本
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「本書を読んで、1000個の自分の思いを書き続けた後、貴重な発想を発見できなかった人、自分に発想の自信がつかなかった人には、著者として本書の代金を返済する。樋口健夫 http://www.idea-marathon.net/

■14位 たった2分で人の心をつかむ話し方(CD付)
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005120.html

・たった2分で人の心をつかむ話し方(CD付)
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「長すぎる話は聞いてもらえません。人が話を聞く限界は3分といわれています。ですから、それ以上の長すぎる話は、最後まで聞いてもらえない可能性があります。「5分で話をしてください」とか、「話す時間は5分準備しております」というのであれば、聞き手もそのつもりで集中するかも知れませんが、それでも内容は3分以内にまとめるべきです。たとえば1時間の講演を頼まれた場合は、持ち時間は60分ですから単純に3分の話を20回すればいいわけです。」

■15位 生物と無生物のあいだ
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005027.html

・生物と無生物のあいだ
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生命とは何か?人は生物と無生物を簡単に見分けられるが、何が生命なのかと定義を問われると、明確には答えることが難しい。この世紀の難問に対して、分子生物学者の著者は、生命とは「動的な平衡状態」であり、「かたちの相補性」を原動力にするものだ、と明解で美しい答えを出す。

■16位 鉄則!企画書は「1枚」にまとめよ
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000575.html

・鉄則!企画書は「1枚」にまとめよ
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著者は、国際的に幅広く活躍するエージェントのようだ。ソニーにHDTV向け長編映画を提案したり、電力会社のマーケティング戦略、日本テレビのタイアップイベントなど大規模なプロジェクトを次々に仕掛けてきた。10分程度しか与えられていない時間の中で、経営トップやVIPにイエスと言わせるノウハウを、余すところなくこの本では、公開している。

■17位 アタマにくる一言へのとっさの対応術
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005090.html

・アタマにくる一言へのとっさの対応術
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アタマにきたときどうするかの準備をしておくことって、天災に備えるのと同じくらい大切で、それ以上に有効なことなのではないだろうか。

■18位 未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004973.html

・未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家
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この本の著者である若い二人は、2003年6月、440日間に渡る世界旅行に出発した。「自覚と決意を持った」を訪ねるために。そして、彼らは113人の社会起業家と対面し、そこから選り抜き80人のプロフィール紹介とインタビューを書籍にまとめた。

■19位 考えることの科学―推論の認知心理学への招待
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004999.html

・考えることの科学―推論の認知心理学への招待
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人間の日常的な推論は、認知的な制約や感情的な要因が入っていて合理的といえない結論をしてしまうことがありがちだ。著者は多くの実例を出しながら、人間の認知の欠陥を指摘していく。簡単な論理式や図を使って、わかりやすく且つ厳密に説明してくれるので、読みやすくて勉強になる。

■20位 日本語の作文技術
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005117.html

・日本語の作文技術
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1982年初版、文章術の古典的名著。ジャーナリスト 本多勝一氏が「読む側にとってわかりやすい文章を書くこと」を目的とした作文技術を披露している。言語学的に正しい文法を講釈するのではなく、現場のノウハウを徹底的に理論化している。

2007年に書いた記事に限定して、各記事のはてなブックマーク数を調べました。アクセス数ではなくブックマーク数のほうが、読者の関心を反映しているのではないかと思います。「得をしそうな」キャッチコピーの本が人気です。

http://b.hatena.ne.jp/entrylist?url=http%3A%2F%2Fwww.ringolab.com%2Fnote%2Fdaiya%2F&sort=count

・常駐させておくだけでDVD、CDのプロテクトを解除するDVD43
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004881.html

・ぼくには数字が風景に見える
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005033.html

・人はカネで9割動く
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005189.html

・自己プレゼンの文章術
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004915.html

・たった2分で人の心をつかむ話し方(CD付)
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005120.html

・視界良好―先天性全盲の私が生活している世界
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005055.html

・無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005020.html

・2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004879.html

・「その他大勢」から一瞬で抜け出す技術 過小評価されているあなたを救うスピード・ブランディング
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005015.html

アタマにくる一言へのとっさの対応術
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005090.html

日本語の作文技術
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005117.html

普通の手書きメモがデジタルに エアペン アイデマアラソン スターターキット
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005043.html

スナップ写真のルールとマナー
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005076.html

右クリック2回でデスクトップ操作を28通りにパワーアップするツール集 ArtTips
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005154.html

ハードディスクを暗号化するフリーソフト TrueCrypt
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004950.html

音楽の音階を光る鍵盤上で可視化するMP3プレイヤー
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005114.html

日本語は天才である
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004987.html

私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005001.html

頭がいい人が儲からない理由
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004978.html

2週間で小説を書く!
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004901.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004822.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004881.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004400.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004184.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002504.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004646.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000575.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004879.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005033.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004629.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002531.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004371.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001707.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003953.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002358.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003362.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000549.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002765.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004849.html


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・眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎
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なんじゃこりゃ、おもしろすぎる。年末になってこんな傑作と出会うとは!ノンフィクションだがミステリー小説のような趣もある第一級の医療ドキュメンタリ。

イタリアの高貴な一族が18世紀から現在まで原因不明の奇病に悩まされていた。50歳を過ぎたくらいになると、一族の中の何人かが異常な発汗と瞳孔縮小という症状を発症し、重度の不眠症になって死んでしまうのだ。遺伝性がある病気だったが、医師たちは長い間、ウィルスや遺伝子などの原因を特定することができなかった。

実はこの致死性の不眠症の正体は、ウィルスでも遺伝子でもなく、自己増殖する悪性のタンパク質が正体であった。ある形状を持ったタンパク質は”鋳型”を使って自己を複製して増えていき、やがて宿主の脳細胞を侵食して殺してしまう。殺人タンパク質の発見は「遺伝子が生物の形質を決定する」「生物だけが感染を引き起こす」という生物学の根本を揺るがす大発見であった。

そして、この一族の病は、18世紀に流行した羊の病気「スクレイピー」、20世紀前半に発見されたクロイツフェルト・ヤコブ病、20世紀後半にパプアニューギニアで発見された「クールー」、そして1980年代英国に始まり現代も続くプリオン病(狂牛病)と同じタンパク質の異常が原因であることが判明する。

ノーベル賞受賞の研究者たちの努力によって、プリオン病の発生の経緯が次第に解明されていく本書のスリリングな部分はつい最近の話である。プリオン病の原因は牛の飼料の原料であった「肉骨粉」を食べたこと、つまり牛の共食いが原因であった。パプアニューギニアの一部族にみられた「クールー」病は数十年前の人肉食が原因であった。「まるで生物のように増殖して感染を引き起こす非生物の分子」=殺人タンパク質は、煮たり焼いたりしても容易には壊れず、感染性を維持する。肉食が媒介した可能性が高いのである。

牛肉食が原因のプリオン病(狂牛病)は世界的な大騒動になったが、実は患者数は極めて少ない珍しい病気である。遺伝的に感染しやすい人とそうでない人がいるのだ。そうでない人が多数を占めるから広がらない。本書ではその原因は原始人類が八十万年前に行った人肉食にあったのではないかという仮説が提示される。

プリオン病(狂牛病)といっても吉野家で牛丼が食べられなくなった事件を連想するくらいで普通の日本人にはあまりピンとこないものだろう。だが、この本を読むとプリオン病の潜在的な恐ろしさを科学的に理解できる。現在のところ有効な治療法はない。患者が少数なので特効薬をつくる製薬会社もない。致死性の殺人タンパク質がさらに突然の進化を遂げて感染力を拡大した場合、人類壊滅の脅威にもなりうるのではないかと想像すると、産地がどこであれTボーンステーキは当面やめておこうと思った。

・ブログ・オブ・ウォー 僕たちのイラク・アフガニスタン戦争
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日本のマスメディアにはほとんど登場しない、米軍兵士の生の声が読める同時代の秀作。

「全米「ブログ・アウォード」ベスト・ミリタリー・ブログ賞を3年連続で受賞した人気ブログ「Blackfive」。そのBlackfiveに寄せられた多数のブログから63のエピソードを厳選して収録!戦地の生活、仲間の死、現地民間人との交流……兵士たちは実際に自分が目にしたことや体験したことを、あるいは祖国に待つ家族や恋人たちへの思いを、自らの言葉で語っている。

米国のブログにはミルブログ(ミリタリー・ブログ)というジャンルがある。この本はそうしたミルブログのポータル的人気サイトBlackfiveに寄せられた戦争体験記である。

・Blackfive
http://www.blackfive.net/

Blackfiveには写真やYouTube動画と一緒に兵士や家族からの投稿が今も寄せられている。今なら「戦場のメリークリスマス」の報告があがっている。(広告もいっぱい掲載されているのはアメリカらしい気がする。)

数年前に映画「ブラックホークダウン」を見たときと同じ衝撃を受けた。1993年10月3日の米軍によるソマリア侵攻の失敗を描いた戦争映画だが、現代の本物の戦争(白兵戦)が描かれていた。いくら近代兵器と豊富な物資で武装していても、決死のゲリラ戦に出てくる敵兵とやりあうのは命がけだった。生々しいブログレポートから、イラク・アフガニスタンでも、前線の兵士たちは死と隣り合わせの日々を送っていることがわかる。

多くの兵士ブロガーたちは愛国心に燃えている。国のため、家族のためという大義のために戦っている。そう思わないと過酷な軍隊生活を生きていけないからであろうが、軍隊生活や戦闘行為をあからさまに美化している兵士も結構多いのである。このレポート集はアメリカの愛国主義のヤバさの見本市でもある。

ところで、兵士たちがこんなに戦争の日常をブログに書いてしまって大丈夫なの?秘密漏えいとかはないの?と思ったら、ちゃんと後書きに、最近の軍の情報統制の実施が書かれていた。現在の米軍ではここまで自由な発言は許されていないそうだ。この本は兵士たちが本音を語ることができた最後の時期の、貴重な記録なのである。

・あの戦争から遠く離れて―私につながる歴史をたどる旅
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「中国残留孤児だった父の半生を追う、奇跡と感動のドキュメント!

日中の国交が断絶していた1970年に、
文化大革命さなかの激動の中国から
奇跡の帰国を果たした28歳の日本人戦争孤児
――それが私の父だった。
二つの国の間で歴史に翻弄された父は、
いったいどんな時代を生き抜いてきたのか?

21歳の秋、旧満州に飛び込んで、10年がかりの長い旅の果てに、
戦争のもたらす残酷な運命と、語り継がれるべき「歴史」の真実を鮮やかに描き出す。
戦争の被害者である父と、加害者だとされる軍人だった祖父、
父を育てた中国の養母と、血のつながらない親戚たち……
いまを生きる私につながる“戦争”の物語とは? 反日と情愛の国のリアルとは?
そして「歴史」は複雑に絡み合い、ひとつの数奇な運命としてその姿を現わす」

今年最も感動したドキュメンタリであった。特に第一部の出来が素晴らしい。自分よりも年下の書き手が、第二次世界大戦をテーマに、こんな傑作を書けるなんてと驚かされた。
著者の城戸久枝は「1976年日本生まれ、日本育ちの」中国残留孤児2世。2世とはいっても「ただの日本人」である彼女は、自分のルーツ探しとして父親の中国での足跡をたどる旅に出た。戦争によって大陸に取り残され、中国人として生き、苦難の末に帰国した父親の物語。

「あの戦争」がぐいぐいっとひきつけられて、間近に生々しく語られる。歴史に対する遠近感が独特の作品である。それは父親の帰国は1970年だったこととが大きい。この家族にとってはそれまで戦争は続いていた。だから遠く離れた「あの戦争」も30数年前の一昔前のこととして語られるのである。だから、30代の著者は自身の人生と地続きの話として、父親の人生も情感たっぷりに語ることができたのだと思う。

映画にもなった漫画「夕凪の街 桜の国」と同様に、「戦争を知らない子供たち」である私たちの世代でも、戦争をテーマの傑作はまだまだ生まれる可能性があるのだなあ。

・夕凪の街 桜の国
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005073.html

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http://www.digitallis.co.uk/pc/ResizeEnable/index.html
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・直感リサイズ
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se385628.html
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デジカメ写真のようにサイズの大きな画像を縮小処理する際に、数値入力でサイズを指定するのはとても面倒な作業である。適用するサイズをあらかじめ調べなければならないわけだが、その方法がわかりにくい。そこでこの直感リサイズというソフトは問題を解決してくれる。

画像を開くとデスクトップ上にその画像の縮小版が表示される。この縮小版はマウスで自在に拡大縮小が可能である。画像をはりつけたいWebの上などに表示させながら、ちょうどよいサイズにリサイズを行って、保存すれば作業は完了である。

満員御礼 忘年会議2007の報告

今年で忘年会議も5回目。

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たくさんのご来場と発想ありがとうございました。ここでは簡単に報告を。

今年の独断と偏見の究極サイトランキングは以下の通りでした。スポンサーのヤフーさんが独自の検索ログを使った2007年の総括も興味深いデータでした。詳細はたくさんのイベントレポートがブログにあがっています。最後にいくつかリンクを紹介。

■2007年の忘年会議 究極のWebサイトランキング。

1位:ニコニコ動画/時速ニコメートル
http://www.nicovideo.jp/
http://nicometer.net/

2位:脳内メーカー、○○メーカー
http://maker.usoko.net/nounai/

3位:Ustream
http://www.ustream.tv/

4位:はてな匿名ダイアリー
http://anond.hatelabo.jp/

5位:iKnow
http://www.iknow.co.jp/

6位:twitter
http://twitter.com/

7位:tumblr
http://www.tumblr.com/
8位:Picnik
http://www.picnik.com/

9位:Kiva
http://www.kiva.org/

10位:恋愛575
http://love.go7go.net/


イベントレポート

・忘年会議2007、無事終了しました! Yahoo!検索スタッフブログ
http://searchblog.yahoo.co.jp/2007/12/2007_1.html

・忘年会議2007、イベント後記
http://searchblog.yahoo.co.jp/2007/12/2007_2.html

・akiyan.com 忘年会議2007 イベントレポート
http://www.akiyan.com/blog/archives/2007/12/2007.html

・チミンモラスイ? 忘年会議2007-その1
http://mapz.exblog.jp/7076280/

・いい感じ 忘年会議2007、あとで考えたこと、備忘録。
http://kwmr.blogzine.jp/kanji/2007/12/2007_3288.html

・2007-12-15 今年も忘年会議実況
http://d.hatena.ne.jp/shike/20071215

・影鷹
http://www.kagetaka.org/
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本の多くは縦書きだから、Webも縦書きで読みたいという人のために、HTMLを縦書きレイアウトに変換してくれるWebブラウザー。影鷹は、まず上のスクリーンショットのようにWebを右に90度回転させて、文字を縦書きにする。上のものが右になって日本語は縦書きになり、横スクロールで読むことになる。

「文章は、日本語(全角文字)であれば縦に並んで表示され、英語(半角文字)であれば右に 90 度回転されて表示されます。画像は、縦横比とサイズ、種類により、そのまま表示されるか 90 度右回転されて表示されます。これは、横長のロゴなどは回転させて表示した方がいいのに対し、写真などは回転させずにそのまま表示した方が見やすいからです。」と作者が書いているが、フレキシブルに縦書きに整形してくれるのが面白い。

動作にはJava Runtime Environment(JRE) が必要。Webブラウザー内で縦書きブラウザーを動作させるJavaアプレット版も配布している。

閉鎖病棟

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・閉鎖病棟
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最近、過去の傑作小説の発掘に凝っている。これは10年前発表の作品。「閉鎖病棟」とは重い症状の精神病患者のための病棟のこと。

「とある精神科病棟。重い過去を引きずり、家族や世間から疎まれ遠ざけられながらも、明るく生きようとする患者たち。その日常を破ったのは、ある殺人事件だった…。彼を犯行へと駆り立てたものは何か?その理由を知る者たちは―。現役精神科医の作者が、病院の内部を患者の視点から描く。淡々としつつ優しさに溢れる語り口、感涙を誘う結末が絶賛を浴びた。山本周五郎賞受賞作」

殺人や自殺未遂など、暗い過去を持つ登場人物たちが、閉鎖された空間の中で展開する人間再生ドラマ。心を病むに至った患者たちの苦悩の半生はそれぞれ印象深い物語であり、登場人物たちのキャラクターに感情移入しやすくなる。そして静かな病院生活の中で起きた小さな波紋が、次第に緊張感を高めて、大きなカタストロフへ向かっていく。

精神病院を舞台にしたドラマというと映画「カッコウの巣の上で」を思い出した。

・カッコーの巣の上で
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「刑務所の強制労働から逃れるために精神疾患を装って精神病院に入所させられた男の巻き起こす騒動と悲劇を描いた、ケン・キージーのベストセラーを映画化した作品。 」

この映画も最高だったが、カッコウが動だとすれば、閉鎖病棟は静の物語として素晴らしい。なおテイストが似ているので東野圭吾の「手紙」が好きな人に特にお勧め。

・手紙
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004787.html

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高熱隧道

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・高熱隧道
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昭和42年に出版された吉村昭の傑作。

昭和11年から15年にかけて行われた黒部ダム第三発電所の難工事を、綿密な取材と調査で再現したドキュメンタリ小説。建設予定地は地元民でも近づかない険しい山奥であることに加えて、温泉湧出地帯で岩盤温度は165度にも達する。その超高熱の地下にダイナマイトを持った人間が入っていってトンネルを掘る。過酷な作業環境に加えて、厳しい大自然の脅威が彼らを襲う。

当然、日常的に人が死ぬ。

つぎつぎに300人の犠牲者をだしながらも、国策の名のもとに大工事は強行されていく。そんな状況のなか、悲壮な覚悟で工事完遂を目指した技師たちの視点で物語は語られる。プロジェクトの前に立ちふさがる技術的な難問を創意工夫と協力で、幾度も乗り越えていく様子は男のロマン、プロジェクトXのよう。

その一方で技師たちの判断を信じて、悲惨な死に方をした労働者たち屍の山が積みあがっていく。それでも工事を進めなければならない技師の心の葛藤。記録文学として淡々と語る文体だが、数ページおきに一人死亡するような内容の過激さに、手に汗握る感じであっという間に読める小説だった。

吉村昭の代表作のひとつに数えらるだけあって、歴史的傑作と思った。ついでに感動するのがコストパフォーマンス。これだけのドラマを420円で買えるのだから文庫本ってえらいとおもう。

ちょうど本の雑誌が文庫特集号を発売している。買ってきた。面白そうな本を正月に読もうとリストアップ中。

・おすすめ文庫王国2007年度版
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「年末恒例の本の雑誌増刊「おすすめ文庫王国」。今年はとことんベストテンにこだわり、人気の桜庭一樹のオールタイム文庫ベストテンから、ブーム到来警察小説ベストテン、はたまた藤沢周平の作品からベストテンを決めちゃう大胆な展開。もちろん企画ものも健在で「文庫版元番付をつくる」や「都内2書店売上ベスト100比較」など。これ1冊で読みたい文庫本が10冊は絶対見つかるでしょう。 」

・おバカな合成写真が簡単に作成できる Funphotor
http://www.funphotor.com/
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グリーティングカードやブログ用、SNSプロフィール用のおバカ画像を作成するのに最適なソフトウェア。合成したい顔写真を用意しておけば、かなり遊べる。1 テンプレートを選び、2 写真を選び、3 写真を最適化し、4 テキストを入れて出来上がり。順番にクリックしていくだけで、さまざまな合成写真をつくることができる。

アメリカ大統領になったり、米軍兵士になったり、スーパーマンになったり。

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さすがに有料ソフトなので200以上の充実したテンプレートが付属している。有名映画の
ポスターや季節の絵柄、アニメ風など。

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・携帯、ゲーム機、MP3プレイヤーなど汎用充電器 Panasonic USBモバイル電源 ポケパワー
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そもそもは、

・名作RTS「エンパイア・アース」がソフトバンクのS!アプリに
http://www.4gamer.net/news/history/2007.05/20070501130204detail.html

「メディアソケットは本日(5月1日),ソフトバンクのYahoo!ケータイ対応サイト「海外人気ゲーム」において,S!アプリ「エンパイア・アース」の配信を開始した。」

というニュースを読んで、PC版エイジ・オブ・エンパイアの大ファンであった私は、速攻で携帯にダウンロードした。最大25ユニットまでという制約はあるものの、AOEの面白さが携帯に移植されている。10分程度でひと勝負終わるため、電車待ち時間にも向いている。すでにシナリオは全部制覇し、いまはランダムマップで遊んでいる。

たいへんおもしろかったのだが問題は携帯電話の電池を使ってしまうことである。ゲームで電池切れになって、電話が使えなくなったら本末転倒である。最近は持ち歩き可能な充電器ポケパワーを入手して使うようになった。ケーブルを用意すればiPodにも使える。

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持ち歩き可能な汎用充電器で、クレードル経由でこれ自体は充電を行う。フル充電には4時間程度かかる。基本的には付属ニッケル水素電池と充電器として使える。充電を忘れていた場合でも、オキシライド・アルカリ電池を入れれば充電器として動作する。

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重量は電池込みで93グラム。携帯とMP3プレイヤーの「保険」として常時携帯している。実際の利用に加えて「いつでも充電できる」という安心感があって満足。

・ポケットパワー公式サイト
http://national.jp/product/conveni/battery/pocketpower/

・かなり細いテキストビューア TexTitle
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se309234.html
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アプリケーションのタイトルバーにテキスト本文を表示する細長いテキストビューア。

たとえばこんな風にテキストを表示する。

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人に気がつかれないようにこっそりと、密約や不倫や転職関係の文章を読むことができるということ、らしい。文章を自動お送りすることもできるため、マウスやキーボードに触れず、ただボケーっと画面を眺めているふりをしながら、しっかり中身を読むこともできる。

操作方法:

上方向キー:
前の行の行頭へ戻ります。マウスホイールでも同じ操作が可能です。

下方向キー:
次の行の行頭まで進みます。マウスホイールでも同じ操作が可能です。

左方向キー:
文章を巻き戻します。行頭まで来たら、前の行の行末まで移動します。

右方向キー:
文章を進めます。行末まで来たら、次の行の行頭まで移動します。

スペースキー:
文章自動送りのON/OFFを入れ替えます。右方向キーを押しっぱなしにしたときと
動作は似ています。

BSキー:
文章自動巻き戻しのON/OFFを入れ替えます。左方向キーを押しっぱなしにしたときと
動作は似ています。

F1キー:
現在の行番号を表示します。

Shift+F1キー:
行番号を入力してジャンプします。

Escキー:
画面を隠します。復元するにはタスクトレイの中のアイコンをクリックします。

F2キー:
自動文章送り・自動巻き戻しの更新間隔を調整します。単位はミリ秒です。

・ダーウィン・アワード 死ぬかと思ったインターナショナル
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とんでもなく愚かな死に方で人類の自然淘汰に貢献した人を表彰するのがダーウィンアワード。この世界一不謹慎な投稿企画は90年代にインターネットではじまった。

・Darwin Awards
http://www.darwinawards.com/

「たとえばダーウィン賞を受賞したテロリストは、手紙爆弾を送ったが料金不足で返送されてくると、なんとそれを開けてしまうという信じられないことをしでかした。またある男などは、ダイナマイトに火をつけて氷原に放り投げたところ、忠実な飼い犬がそれをくわえて戻ってきてしまい.....、これまた晴れて受賞の運びとなった。」

ダーウィンアワードの評価基準は次の5つ。

1 遺伝子プールから自分を抹殺すること
2 あり得ない判断力の欠如を示すこと
3 自業自得の死であること
4 まっとうな判断力を備えていること
5 裏の取れる事例であること

現在、このアワードをテーマにした映画も公開中。

・映画ダーウィンアワード
http://www.darwin-award.jp/

日本語書籍の編者は「死ぬかと思った」の林雄司氏。ライト感覚の死ぬかと思ったに対して、こちらは本当に死んでしまったヘビーさが特徴。笑っちゃいけないかもしれないのだが、おもしろい。

さて、ついでに私の最近の「死ぬかと思った」体験。

先日、私は生まれてはじめて胃カメラを飲んだ。医師から検査前に説明があったかもしれないのだが、全身麻酔になることを私は理解していなかった。ベッドに寝かされ準備が進められている間、「胃カメラは痛い」という噂を聞いていた私は結構、緊張していた。「これで喉が鈍感になりますから」という看護婦の説明で薬を飲まされた。部分麻酔なのね、と思い込んだ。

いよいよ検査が始まりそうな雰囲気になって看護婦から「では麻酔注射をしますね」というので、その意味を深く考えずに腕を出した。注射が嫌いな私はその間は上を見て数を数える癖がある。数を数えている自分が記憶の最後であった。

ふと気がつくと別の部屋のベッドに寝かされていた。時計が目に入った。検査開始から2時間近くが過ぎている。検査中の記憶がまったくない。なぜ記憶がないのか?検査は行われたのか?喉が少しおかしいから検査は終わったらしい?そうか全身麻酔だったのか?と一瞬のパニックの後に気がついた。

しばらくして看護婦さんが「気がつかれましたか?先生が診断結果をお伝えします」と伝えにきた。医師いわく「病気はみつかりません。いわゆる食べ過ぎですね。薬をだしておきます」とのこと。診断結果はよかったのだけれども、そんなことはどうでもよいくらい、自分の記憶が簡単に飛んだことに動揺していた。

最後の記憶はスーッとフェイドアウトするのではなく、プツッとテレビの電源が消されたかのように途絶えていた。何の覚悟も前触れもなく世界が終っていた。もし私が検査中に死んでいたら、どうだっただろうと考えてしまうのだ。私は目覚めることができたが、もしも死んでいたら、人生の走馬灯を見るまでもなく、あのまま終わっているわけである。

拳銃で頭を後ろから撃たれるとか、ミサイルの爆心地にいたという状況ではなくて、ふつうの睡眠中に「プツッと電源が落ちるような死」は訪れる可能性はあるわけだ。その場合、朝目覚めることがないわけだから、自分が死んだことを振り返ることもない。人生がそれで終っちゃうのである。死とはそういうことか、とはたと思って愕然とした。

激辛ラーメンの食べ過ぎに端を発した胃カメラ診察は私の死生観を変える大事件となった。死ぬかと思ったでもないし、死んでもいないのだが。みなさんもメメントモリ、気をつけてください。

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X51.ORG THE ODYSSEY

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・X51.ORG THE ODYSSEY
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オカルト情報サイトとして有名なX51.orgの主宰者が、UFOやUMAの謎を解明すべく、世界中の目撃現場を探査した数年がかりのドキュメンタリ。「エリア51」「ロズウェルUFO墜落事件」南米ナチス残党のUFO基地「エスタンジア」ヒマラヤの地価帝国「シャンバラ」雪男「イエティ」の真実を探した記録。

・X51.ORG
http://www.x51.org/

X51.orgは昔から読んでいたが、どういう人が運営しているのだろうとずっと気になっていた。この本を読んでも著者のプロフィールはよくわからないのだが、この道の追究にかけては、半端な趣味ではなくて筋金入りだということがよくわかった。

「しかし結局、いくらネットで情報を集めてみたところで、これら世界の謎の真相に近づきようもなかった。そこにはさらなるカオスが生まれ、本当らしい情報も嘘臭い情報も、肯定意見も、ひてい意見もあふれていた。事がはじまるのもモニターの中ならば、終わるのもモニターの中だ。検索エンジンや海外のニュースサイトを見つめながら、何かを知ったような気持ちになる自分に対する、いらだちだけが募っていったのである。それらを信じることも、否定するのもたやすいが、それは結局、私が子供の頃にしてきたように、テレビや雑誌に身を任せるのと、何も変わらなかったのだ。だから私はマウスを置いて、リュックを背負うことを選んだ。」

写真入の現地レポートは、実際には現場ではどんなノリでUFOやUMAのネタが扱われているのかがよくわかる。だが、この著者の旅行で超常現象の真相が明らかになるというわけではない。著者は超常現象に対して中立的で、断片的な情報を強引に存在の証拠としたりはしないので、むしろ錯綜する収集情報によって謎は深まったりする。結論が出ないというのが、半ばウケを狙った「怪獣記」とは違って、よりリアルな超常現象調査レポートとして読めて、面白かった。

・怪獣記
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005148.html

・超常現象をなぜ信じるのか―思い込みを生む「体験」のあやうさ
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005089.html

・フィールド 響き合う生命・意識・宇宙
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002668.html

・科学を捨て、神秘へと向かう理性
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002634.html

・人類はなぜUFOと遭遇するのか
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002440.html

・脳はいかにして“神”を見るか―宗教体験のブレイン・サイエンス
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000134.html

・霊はあるか―科学の視点から
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002003.html

・科学は臨死体験をどこまで説明できるか
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004528.html

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円朝芝居噺 夫婦幽霊

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・円朝芝居噺 夫婦幽霊
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著者の「辻原登」は作中で、明治の噺家 三遊亭円朝の幻の傑作「夫婦幽霊」口演の速記原稿を発見する。古い速記法の解読を進めるうちに、物語の内容だけでなく、その原稿に隠された秘密が明らかになっていく。その顛末の報告と「夫婦幽霊」現代語訳の公開がこの話の主な内容である。

フィクションであるから、著者が原稿を見つけたというのがまず嘘だし、幻の傑作も作者の偽作なのである。しかし、作中人物の多くは実在した本物であり(作中の著者自身もそうだが)、他の文学作品や史実の中に名を残している人もいる。どこからが真でどこからが偽なのかわからない宙ぶらりんの中での「夫婦幽霊」の語り。

語りの次元がいつのまにか変わっているような、地と思っていたら図であったというような、構成の妙という点では「アサッテの人」、さらに時代モノという点では「吉原手引草」などの最近の文学賞作品に共通する。

・アサッテの人
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005112.html

・吉原手引草
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005110.html

こうした知的からくりの面白さと同時に、幻の作品「夫婦幽霊」の出来が本当に素晴らしいことが、この作品を傑作にしている。作中で芥川龍之介が言う「先生、およしなさい。論(セオリイ)はいけません。物語(ロマンス)をお書きなさい。円朝をやりなさるんならセオリイだけではいけません」。これはこの作品についてのメタ言説なのだろう。
たいへんな知識量と書き手としての技芸がないと、この作品は書き得ない。この小説は「これはすごい」である。

死者の書・身毒丸

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・死者の書・身毒丸
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「古墳の闇から復活した大津皇子の魂と藤原の郎女との交感。古代への憧憬を啓示して近代日本文学に最高の金字塔を樹立した「死者の書」、その創作契機を語る「山越しの阿弥陀像の画因」、さらに、高安長者伝説をもとに“伝説の表現形式として小説の形”で物語ったという「身毒丸」を加えた新編集版。 」

高名な民俗学者 折口信夫が書いた歴史小説のようなもの、である。本文は旧かなづかいで書かれていて、本格の学者が偽書を敢えてつくろうとしたようにも思えるが、研究の間の手すさびというには終わらない作品としての完成度を持っている。

併録された自身による小説の解題「山越しの阿弥陀像の画因」で、著者は執筆動機と意図についてこう書いている。

「渡来文化が、渡来当時の姿をさながら持ち伝へていると思はれながら、いつか内容は、我が国生得のものと入りかはっている。さうした例の一つとして、日本人の考へた山越しの阿弥陀像の由来と、之が書きたくなった、私一個の事情をここに書きつける。」

「まづ第一に私の心の上の重ね写真は、大した問題にするがものはない。もっともっと重大なのは、日本人の持って来た、いろいろな知識の映像の、重なって焼きつけられて来た民俗である。其から其間を縫うて、尤もらしい儀式・信仰にしあげる為に、民俗々々にはたらいた内存・外来の高等な学の智慧である」

「死者の書」というと古代エジプトのそれが連想される。実際、昔の単行本版の表紙絵はエジプトの壁画風なものだったようだ。この物語に出てくる霊のイメージは、最初は死者の魂なのだが。顕現するときには阿弥陀という仏教の姿で出てくる。死んだら仏。日本の死生観は神仏習合なであり、和・漢・洋の死生観の重ね焼きでもあり、多くの外来要素が詰め込まれている。しかし、それが全体として調和して、日本の霊性の世界を作り出している。

講演 「インターネット時代のハイパー読書術  差がつく本の読み方、探し方」

読書について大学図書館の依頼でお話をさせていただくことになりました。一般参加もOKだそうですので、平日ではありますが、ご興味のある方はぜひご参加ください。

以下ご案内です。

お申込みはこちら

http://www.lib.metro-u.ac.jp/literacy/kouenkai2007.html
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講師:橋本大也氏
人気書評ブログ 情報考学 Passion For The Future 運営
「インターネット時代のハイパー読書術
 差がつく本の読み方、探し方」
12月12日(水) 16:30〜18:00

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出版の洪水の中で、何を読むべきか、どう読むべきか。
本を読みたいけれど時間がない、何を読んでいいのかわからない、というあなたへ。


なんでもインターネットでポン!の時代。
本なんてヒマな人が読むもの?
しかし!世の中で、最も多忙と言われる人たちが、最も本を読んでいる。


なぜ彼らは、あえて本というメディアを選ぶのか。


今回の講師・橋本大也氏は、ITコンサルタントとして超多忙な日々を送りながらも
書評ブログ 情報考学 Passion for the Future の更新を欠かさない。
2004年には、影響力の強いブログの書き手「アルファブロガー」に選出された。


橋本氏が自身の経験から語る「インターネット時代のハイパー読書術」。
読書が当たり前ではなくなった今。差がつくヒントが、ここにある。


開催概要
日時:2007年12月12日(水) 16:30〜18:00(16:00開場)
会場:首都大学東京南大沢キャンパス 講堂小ホール
参加費:無料
定員:200名(定員になり次第締切)


お申込みはこちら

http://www.lib.metro-u.ac.jp/literacy/kouenkai2007.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005051.html

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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005077.html

さて、今年も年末恒例(5年目!)の『忘年会議』を開催します。

会議では「究極のウェブ」ランキングを、例によって民主的且つ独断的なプロセスで決定します。まず、みなさんは今年最高だと思ったウェブサイトの情報を厳選して、ひとつだけ投稿してください。

誰もが知る有名サイトよりも、あなたにとって究極に便利な、面白い、ハマっている「知る人ぞ知る」サイトを教えてください。そうやって集まる集合知から、主宰の二人のフィルターによって究極サイトを抽出します。

この会議は3年連続でYahoo!検索チームの協賛を頂きました。だから参加費無料で開催することができます。そのうえ、Yahoo!検索チーム提供の、貴重なデータを分析することで、今年を総括し、来年のトレンドを予想します。それから、主宰の近況報告と、2008年はこうなるんじゃないか、こんなことをやるぞ、をお話しします。

会議ですから全員参加です。後半は2008年のトレンドを参加者全員で発想する会議を行います。発想のユニークさと説得力を持った個人とグループのアイデアを表彰します。

会議の後は、わきあいあいと交流する忘年会も開催します。年忘れ、来年を語り合いましょう。

■ プログラム

【第一部 発表!究極ランキング!】

みなさんの投稿から読み解く「究極のウェブ」ランキングを今年も行います。他のランキングで出てくるようなものではなくて、独断と偏見で「へぇ、そうなんだ」的なマイナーランキングを目指します。

【第二部 検索キーワードで読み解く2007年】

日本の検索サービス最大手のYahoo!検索チームから、検索キーワードのデータを使って2007年を振り返ってもらいます。彼らの持つ検索データと分析を披露していただき、来年に向けてのヒントをもらってしまいましょう。

【第三部 主催者2007〜2008】

主催者の二人は2007年に何を考え、2008年に向けて何にチャレンジするのか。主催者が考えるビジネスチャンス、ウェブのトレンドなどをちょこっとご紹介します。

【第四部 全体会議】

最後はもちろん全員参加の全体会議です。楽しく交流しながら来年のトレンドを議論しましょう!


■ 開催概要

日時 2007年12月15日(土)
17:00〜20:00(忘年会議)
20:00〜(忘年会)
場所 Yahoo! JAPAN社内会議室(六本木ミッドタウン)
詳細は参加確定者にお知らせします。
費用 忘年会議は無料。その後の忘年会は実費(3〜4千円程度)。
定員 抽選で100名
協賛
備考 全員参加の会議を実施します。筆記用具をお持ちください。

■ 事前課題

忘年会議へのご参加には事前課題への投稿が必須となります。お申し込みの際には下記の質問にお答えください。

Q1. 2007年、あなたにとっての「究極のウェブサイト」のURLを教えてください(あまりみんなが知らないようなサイトだとうれしいです)。

Q2. そのサイトが究極である理由を具体的に教えてください。あなたの生活が変わった、ビジネスに役に立った、悲しい日に元気づけてくれた等々、具体的なエピソードを交えて回答してください。

※ 投稿されたアイディアは主催者、参加者、協力・協賛企業によって自由に使用される可能性がありますのでご了承ください。

■ お申し込み

忘年会議のお申し込みは下記フォームにて12月7日(金)の正午まで受け付けます。抽選結果は12月7日中にお知らせします。

≫ 忘年会議お申し込みはこちらからどうぞ
http://www.formassembly.com/forms/50063

なお、忘年会議に参加できない方からも「究極のウェブ」投稿を受け付けています。投稿された方には忘年会議開催後に全投稿リストをプレゼントします。他の人がどんなウェブを究極だと思っているのか知りたい方は是非ご参加ください!

≫ 会議には参加できないけど「究極のウェブ」を投稿したい方はこちら!
http://www.formassembly.com/forms/50064

■ Yahoo!知恵袋を使った企画会議へのお誘い「懇親会での交流方法について考える!」

今回Yahoo! JAPANに協賛していただくこともあり、『Yahoo!知恵袋』を使って「懇親会での交流方法」について広くアイディアを求めたいと思っています。

異業種交流会やオフ会でこういう交流方法をしたら楽しかったよー、良かったよー、というアイディアがあれば是非教えてください。また、実際に経験したことがなくても、「こういうことをしたらいいんじゃない?」というアイディアでもかまいません。

よろしければ以下から回答してくださいね(Yahoo! JAPANのIDが必要です)。どうぞよろしくお願い致します!

≫ 懇親会で楽しく交流するためのアイディアを投稿する!
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=1313728198

・LovelyWall
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/amuse/se377467.html
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壁紙を取り替えるのが好きなのだが、変更のタイミングが難しく、長期間にわたって同じ壁紙になってしまっている。この状況をどうにかしたいなと思っていたら、ぴったりのソリューションがあった。数百枚や数千枚の大量の写真や画像の入れ替えに向いている。

設定画面で画像のあるディレクトリや画像ファイルのリストを指定する。リストは7種類登録できるので1週間、日替わりで異なるリストの画像を背景にすることもできる。背景の切り替え間隔は自由に決めることができる。

特定のWebサイトから画像を取得して、それを壁紙にすることもできる。お気に入りの写真サイトや美術館のサイトなどを対象にすると楽しい。

私は会社のデスクトップに、週末に撮影した写真全部を入れて、5分ごとに背景画像として切り替えるようにして使っている。ときどき作業の合間に写真が見られてリラックスできる。お昼に弁当の日は食べながら眺めていることもできる。

主な機能(説明テキストより)

1.表示できる画像は代表的なJPGやBMPなどSusieプラグインにも対応しサイズは不問
2.画像は指定のフォルダもしくはリストに登録
3.画像表示リストは7グループに分けて登録でき、切替手法として単一/日替り/曜日指定/全指定が可能
4.壁紙には1枚の画像を使用する単一方式と、複数の画像を配置を替え重ね合わせる合成方式
5.切替え時間、表示倍率や表示順も固定/ランダム指定
6.単一方式では表示位置の中央/並べて/拡大/自動選択の指定
7.合成方式では表示位置の中央固定/ランダム/重なりを最小限にした均等配置均等配置で表示
8.画像ファイルを整理するための一括名称置換などのファイル操作機能を搭載
9. 画像登録時に画像ファイルのプレビュー/原寸大/任意サイズ表示で確認
10.各設定パラメータは、マウスを当てるだけで機能をガイド表示
11. 毎回/毎日/毎月更新で最大5箇所のホームページからお好み画像の自動ダウンロードが可能
12.自動ダウンロード機能には何がダウンロードされるか楽しみのネットサーフィン機能あり
13.URL検索を便利にするJWordアドインソフト(無料)同時インストール

人はカネで9割動く

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・人はカネで9割動く
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身もフタもなく、いやらしい、実践的な処世術の本。

「「金の価値」は、それをつかう人間の全人格ーいや演出によって何倍もの価値を生めば、捨て金にもなる」というのが著者の持論である。

たとえば同じ金額を誰かに渡すにしても、その渡し方の演出次第で費用対効果は異なる。この本の例では、同じ一万円でも「これで酒でも飲んでくれ」と言えばケチだが「お茶でも飲んでくれ」と言えば太っ腹だと思われるだろうという。チップならば帰り際に渡しても自分はいなくなるのだから無意味だから最初に渡す。しかも、毎回ではなく渡したり渡さなかったりすれば待遇はさらによくなる。といったような、同じ投資で相手にたっぷり恩に着せ、ありがたがってもらう「生き金」の使い方のノウハウを指南している。

とにかく、わかりやすくて、どぎつい。

目次を抜粋すると、

・ああ見えてもいい人なんだと思わせる金づかい
・相手を優位に立たせない接待の受け方
・祝い金は誰よりも早く、援助金は誰よりも遅く
・報酬は折半せず、相手の取り分は三割以下にすること
・落ち目の人間を選び、居酒屋で酎ハイをおごる
・評判をあげたければ礼金に金をかけること
・顔だけ出して、わざわざ来てくれたんだと思わせる
・頼まれ事には即答せず”値打ち”をつける
・カバンや小物へのこだわりが相手の気を呑む

などなど、これでもかとお金の効用最大化の術がある。。

この本には「成功者だけが知っている「生き金」のつかい方」という副題があるが、取り上げられる「成功者」とは、暴力団幹部、売れっ子ホスト、政治家、やり手経営者など、シビアな現実を生き抜く実践の知恵が紹介されている。人の葬式を印象操作の場として利用する方法まである。

投資に対する効用を最大化する経営者的な視点は、万人が知っていてもよいことだと思った。お金のやり取りは言葉や態度で示さないと意図が伝わらず、無用なトラブルをまねいてしまうことがあるのも事実。

だが「感謝の薄い金は死に金」というルールを、一般生活で使いまくると、下心が見抜かれて逆効果にもなるだろう。本来、本当のやさしさや誠意っていうのはメタレベルで伝わるものだよなあ、とも思った。

ベタで実践的な内容はとても面白かった。いわば「汚い大人読本」である。

『針聞書』 虫の知らせ

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・『針聞書』 虫の知らせ
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へんな本だ。

九州国立博物館所蔵の「針聞書」は、織田信長の時代の1568年10月11日に、現在の大阪在住の二介という人が書いた鍼術の秘伝書である。人間の体内にすむとされる、想像上の63種類の虫の絵とその説明が書かれている。

たとえば一匹目は肺積という白っぽくて辛い味と生臭いにおいを好む虫。最初は右のわき腹に発生して、やがて胸先を多い尽くして肺病を引き起こす。治療に当たっては、鍼はやわらかく浅く立てよという指示がある。

日本語には虫という語のつく表現が多い。蓼食う虫も好き好き、若い娘に悪い虫がついて、虫がいい話、虫の知らせ。悪い虫が起きて、腹の虫がおさまらない、虫が好かない、本の虫、仕事の虫などたくさんある。多くの表現の背景には、人間の体内に虫がいて宿主の心身に影響を及ぼしているという民間信仰がある。昔は排泄物に回虫が多く見られたから、体内の虫は身近でリアルな存在だったのである。

63種類の病魔の虫は、現代のウィルスや細菌に相当する存在である。今でも子供向けの説明には、虫歯菌や風邪のウィルスが擬人化されて登場するが、この古文書に登場する虫たちは馬や蛇のような形をしていたり、独特の性格を持っていたりと、味のあるキャラばかり。

・九州博物館のサイト
http://www.kyuhaku.com/pr/collection/collection_info01_02.html

上記のサイトで実物が公開されているが、ヘタウマ系のキャラクターとして愛嬌があるものが多い。博物館はプロモーションにこの虫たちを活用しているようだ。フィギュアまで制作されて販売されている。戦国時代の精神世界から登場したこのキャラクター、結構、流行るかもしれない?

・フィギュアの販売サイト
http://www.j-cast.com/feature/mushi/fig.html

・Recent Files Cleaner
http://ost.raindrop.jp/software.html
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画面投影でプレゼンテーションをするときに、Web検索の画面を開いたりすると、時としてまずい場合がある。入力の補完機能が働いて、過去に検索したキーワードが見えてしまったりするのだ。アプリの利用履歴だってそうである。プレゼン先の競合企業との契約書.docや請求書.xlsなんて文字列が画面に出たらどうしよう。作り込んだプレゼン内容は自信があっても、履歴が怖くてガクガクブルブルである。

そういう人に、このRecent Files Cleanerは強い味方。下記にあるようなさまざまな履歴データを抹消してくれる。スタートアップ時に自動実行することもできるので、常にクリーンにPCを保つことができる。

・削除できる履歴

1:最近使ったファイル
2:ファイル名を指定して実行の履歴
3:Windows Media Playerの履歴+メディアライブラリの情報
4:RealOne Player/RealPlayerの履歴+マイ ライブラリの情報
5:検索の履歴
6:Internet Explorerの履歴
7:クッキー
8:Temporary Internet Files
9:アドレスバーに打ち込んだURL
10:ごみ箱にあるファイル
11:コモンダイアログで開いたファイルの履歴
12:コモンダイアログで開いたフォルダの履歴
13:ペイントの履歴
14:ワードパッドの履歴
15:Microsoft Wordの履歴
16:Microsoft Excelの履歴
17:Microsoft PowerPointの履歴
18:クリップアートの検索の履歴
19:TEMPフォルダのファイル
20:DivXプレイヤーの履歴
21:通知領域の履歴
22:ユーザ指定のファイル/指定フォルダ中の全ファイル
23:Internet Explorerのオートコンプリートの履歴
24:クリップボードの内容


そうそう、それからプレゼンのときには、インスタントメッセンジャーはオフにすることが大切である。むしろそっちのほうがとんでもない展開をする可能性がある。ID欄に@プレゼン中、@講演中と書いているのをみつけて、いたずらする人がいるからであるが、どうかやめてください。

・アイアンエクスプローラ
http://www.teppi.com/article/2007/03/post_25.html
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これはニッチな用途に強力なソリューションとなるツールだなあと思った。

ファイル名の一括リネームソフト。

デジカメのファイル名やシリーズ的なレポートの文書名は、なんらかの文字列+なんらかの番号という要素で構成されていることが多い。これらのファイル名を別のルールで一括変更しようと思った場合、エクスプローラの標準機能では大変手間がかかることになってしまう。

たとえば、

2007_企画会議001.doc → 001_.doc_企画会議.doc
2007_企画会議002.doc → 002_.doc_企画会議.doc
2007_企画会議003.doc → 003_.doc_企画会議.doc

のように変更して、年号を削り、番号を最初にしたいときに、このソフトは重宝する。以下のような機能があって、Excelにファイル名を書きだして作業を行うこともできる。事務系作業を効率化できる。

1 フォルダ内のファイル一覧を瞬時にエクセルワークシート化
2 サブフォルダ以下のファイルも含めてファイルを一覧
3 ファイル名検索の結果もエクセルワークシートで一覧
4 フォルダや拡張子別に、ファイル一覧を並べ替え・グループ化・フィルタリング可能
5 ファイル名の全角半角大文字小文字を統一できる。一括リネームウィザード
6 エクセルワークシート編集結果をクリップボードから取り込んで、一括リネーム
7 ファイル名をアンダースコアで区切られたフィールドに分解してグリッド表示

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