トイカメラ使い方レシピ
Holga
Lomo LC-A
Smena 8M
Polaroid
Babylon
くま35
Frogeye
Oktomat
Fisheye
これらはすべて、おもちゃみたいなカメラの名前である。この本ですべて作例とともに紹介されている。私もすでに何台か持っているのだが、どれもデジカメや高級カメラにはない味のある写真が撮れるので楽しい。ちゃんと撮ろうと思っても、安いレンズと部品なので、ピンボケや露出不適正になってしまう。でも、それが味なのである。
トイカメラを始めるにあたって、この本は最高のマニュアルである。フィルムの選び方、装填方法、現像所への出し方、機種別の撮影のコツなどもれなく書いてあって、カタログ 兼 説明書 兼 撮影ガイドといった感じで、トータルにトイカメラ入門の面倒を見てくれる。
で、最近、プラモデルカメラを試してみた。
・プラモデルカメラ
http://www.superheadz.com/plamo/index.html
これはプラモデルのカメラである。ドライバー付属、接着剤不要だから、思い立ったら組み立てられる。所要時間は説明書では30分程度となっているが小さな部品も多くて、結構複雑なので1時間くらいである。おもちゃであるが、もちろん、ちゃんと撮影が可能。
これを一台組み上げると、カメラの仕組みがよくわかる。これはシャッター、レンズ、ファインダー、フィルム室の連動具合が、作ってみて本当にわかった気がした。一個1500円のキットなので、改造のベースとしてもおもしろそうである。レンズを変えるとか、自作フィルターを被せるとか。
早速、撮影。
28mmの広角レンズは気軽なスナップに使いやすい画角だ。プラスチック製レンズだが写りは意外にシャープで周辺光量の低下も目立たない。フレアがでやすいので逆光に注意。普通に撮影すると、全体的に白っぽい。順光で色の濃いものに向いているようだ。
ISO 100のフィルムによる作例。
・4月、曇天、尾根緑道さくらまつり(町田市)、午後4時。