Yahoo!インターネット検定公式テキスト デジカメエキスパート認定試験 合格虎の巻
・Yahoo!インターネット検定公式テキスト デジカメエキスパート認定試験 合格虎の巻
デジカメエキスパート認定試験の公式テキスト。
・デジカメエキスパート
http://cert.yahoo.co.jp/beginner/digicam.html
「デジカメエキスパートとは、「デジタルカメラマガジン」公認の認定試験です。デジタルカメラを使って生活や趣味の写真を撮る方から、仕事でデジタルカメラを使う方、コンテストに作品を応募したいと考えている方のスキルを認定します。」
カメラが好きなのに、私は絞りとシャッター速度の関係や、ホワイトバランスの意味など基本を最近まで知りませんでした。実技はともかく知識だけでも詳しくなっておきたいと思ったのが受験の動機です。
この公式テキストをベースに知識を詰め込んで挑みました。もちろん目指すは1級。
受験料は3級は無料、2級は1000円、1級は3000円です。公式テキストは1600円ですから、1級受験のための費用は4600円かかりました。他にも何冊か写真の本を買いました。勉強に費やした時間だって、もったいないですから、後には引けません。
問題はすべて4択です。1問1分での即答が求められます。
1級では写真サンプルが示されて、この写真の撮影時のセッティングはどれでしょう?や、4パターンのシャッター速度、絞り値、ISO感度が示され一番明るいのはどれでしょう?などの撮影技法が問われます。これは勘では難しく、一眼レフのマニュアル撮影の基本を知る必要があります。フィルターに関する問題など、一部テキストを超える出題があって焦りました。
光学機械、精密機械としてのカメラの機構についての出題もあります。CMOSやCCD素子、リチウムイオンバッテリーの特性など、ハードウェアにも詳しくなります。リチウムイオンバッテリーはメモリー効果がないので、こまめに充電しても寿命が減りません、というのは使える知識ですね。パソコンとの連携部分はパソコンに詳しい人であれば、常識で答えられる部分もあります。
写真の歴史についても出題されます。土門拳、木村伊兵衛って何をした人?「決定的瞬間」という言葉を作った人は誰?など。公式テキストの冒頭部分にはたくさんの歴史的な名作写真が掲載されていて見ごたえがあります。
なお、1級は出題内容の多くがデジタル一眼レフについての問題なので、コンパクトデジカメ専門の人は、2級までで十分だと思います。
Yahoo!インターネット検定 - デジカメエキスパート1級
http://cert.yahoo.co.jp/category1/overview/7.html
「デジカメエキスパート1級では、デジタル一眼レフカメラの露出やシャッタースピード、レンズやメディアの役割を正しく理解し、シーンに応じた撮影方法を身につけているかが問われます。また、デジタル一眼レフカメラの機能をはじめ、写真の出力とデータ管理についての知識の理解度も問われます。
写真の知識があり、デジタル一眼レフカメラを使いこなしたいと考えている方に最適です。」
そして、1級に合格しました。合格者はオンライン認定証、後日郵送の認定カード、そしてYahoo!フォト、オークション他の場所でIDの横に認定マークが表示されます。カメラについての基本知識がありますということを明示できます。ちょっと誇らしい。
・Yahoo!インターネット検定 - オンライン認定証
http://cert.yahoo.co.jp/b/holdings/daiya2003
この公式テキストは、試験の参考書というだけでなく、デジカメの撮影の基本をビジュアルに教えてくれる良書でもあると思いました。